用途
deviceSpecifier副次句を使用すると、バックアップに使用するストレージのタイプを指定できます。
deviceSpecifier
構文
deviceSpecifier::=
セマンティクス
DISK
media_device
media_device変数では、メディア・マネージャの名前(大/小文字は区別されません)を指定します。順次I/Oデバイス・タイプの構文とセマンティクスはプラットフォームによって異なります。最も一般的な値はsbtまたはsbt_tapeです(これらの値はシノニムです)。
sbt
sbt_tape
注意: RMANは、値sbtをsbt_tapeとしてリカバリ・カタログに格納して、下位互換性を保持します。
例
例4-15 テープ・チャネルの割当て
この例では、メディア管理デバイスにメンテナンス・チャネルを割り当てます。
ALLOCATE CHANNEL FOR MAINTENANCE DEVICE TYPE sbt; CROSSCHECK BACKUP; RELEASE CHANNEL;
例4-16 データベースのディスクへのバックアップ
この例では、データベースをディスクにバックアップします。
BACKUP DEVICE TYPE DISK DATABASE;