この章では、Oracle Databaseの4つのエディションと、各エディションで使用できる機能について説明します。この章は、次の項目で構成されています。
Oracle Databaseには、様々な開発とデプロイメントのシナリオに適した4つのエディションがあります。また、Oracleには、特定の用途にあわせてOracle Databaseの機能を拡張する、複数のデータベース・オプション、パックおよびその他の製品が用意されています。この項では、Oracle Databaseの各エディションについて説明します。データベース・オプションおよび関連製品については、第2章「オプションおよびパック」で説明します。
Oracle Database Standard Edition One は、ワークグループ、部門レベルおよびWebアプリケーションに対して、比類なき操作性、能力およびパフォーマンスを提供します。Oracle Standard Edition Oneは、中小規模事業所のシングル・サーバー環境から、分散された支社サーバー環境まで、ビジネスクリティカルなアプリケーションの構築に必要なすべての機能を備えています。
Oracle Database Standard Edition は、Standard Edition Oneと同様の比類なき操作性、能力およびパフォーマンスを提供し、より容量の大きいマシンのサポートとOracle Real Application Clusters(Oracle RAC)によるサービスのクラスタ化をサポートします。Oracle RACは、Oracle Database 10gよりStandard Editionに含まれ、Oracle9i以前の旧リリースのStandard Editionでは使用できません。
Oracle Database Enterprise Edition は、大規模なオンライン・トランザクション処理(OLTP)アプリケーション、問合せ集中処理型データ・ウェアハウスおよび要求の厳しいインターネット・アプリケーションなどのミッションクリティカルなアプリケーションに必要な、パフォーマンス、可用性、スケーラビリティおよびセキュリティを提供します。Oracle Database Enterprise EditionにはOracle Databaseのすべてのコンポーネントが含まれており、第2章「オプションおよびパック」で説明する有償オプション製品およびOEM Management Pack製品を購入することでさらに拡張できます。
Oracle Database Personal Edition は、Oracle Database Standard Edition One、Oracle Database Standard EditionおよびOracle Database Enterprise Editionとの完全な互換性が必要な、シングル・ユーザーによる開発とデプロイ環境をサポートします。
Personal Editionには、Enterprise Editionに含まれるすべてのコンポーネントの他に、Enterprise Editionで使用できるすべてのオプションが含まれます。ただし、Oracle Real Application Clustersのオプションは含まれておらず、Personal Editionでは使用できません。Personal Editionは、Windowsプラットフォームでのみ使用できます。また、Oracle Enterprise Manager Management Pack製品は、Oracle Database Personal Editionには含まれません。
表1-1では、Oracle Database Standard Edition One(SE1)、Standard Edition(SE)およびEnterprise Edition(EE)で使用できる機能を示しています。列内のYの値は、指定リリースでその機能が使用できることを意味し、Nは機能が使用できないことを意味します。この表を参照すれば、エディション間の相違を理解し、Enterprise Edition(シングル・ユーザー環境ではPersonal Edition)が必要かどうかを判断できます。
表1-1 Oracle Databaseの各エディションで使用可能な機能
| 機能/オプション | SE1 | SE | EE | 注意事項 |
|---|---|---|---|---|
|
高可用性 |
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|
Y |
Y |
Y |
Windowsのみ |
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N |
N |
Y |
追加費用オプション |
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N |
N |
Y |
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|
N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
追加費用オプション |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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|
N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
Active Data Guardオプションが必要 |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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|
N |
N |
Y |
追加費用オプション |
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|
スケーラビリティ |
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N |
Y |
Y |
EEでは追加費用あり、SEに付属 |
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N |
Y |
Y |
Oracle Real Application Clustersが必要 |
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|
サービスのクオリティ管理(測定のみモード) |
N |
N |
Y |
Oracle Real Application Clustersが必要 Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.3)から使用可能 |
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パフォーマンス |
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N |
N |
Y |
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|
N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
追加費用オプション |
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N |
N |
Y |
SolarisおよびOracle Linuxのみ |
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N |
N |
Y |
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セキュリティ |
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N |
N |
Y |
追加費用オプション |
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N |
N |
Y |
追加費用オプション |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
追加費用オプション |
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N |
N |
Y |
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開発プラットフォーム |
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Y |
Y |
Y |
Oracle Programmerが必要 |
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Y |
Y |
Y |
Windowsのみ |
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Y |
Y |
Y |
Windowsのみ |
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|
Y |
Y |
Y |
Windowsのみ |
|
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Y |
Y |
Y |
Windowsのみ |
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|
Y |
Y |
Y |
Windowsのみ |
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管理性 |
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N |
N |
Y |
追加費用オプション |
|
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N |
N |
Y |
追加費用オプション |
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N |
N |
Y |
追加費用オプション |
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N |
N |
Y |
追加費用オプション。Diagnostics Packも必要。 |
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N |
N |
Y |
追加費用オプション |
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|
N |
N |
Y |
追加費用オプション |
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N |
N |
Y |
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|
N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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VLDB、データ・ウェアハウス、ビジネス・インテリジェンス |
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N |
N |
Y |
追加費用オプション |
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|
N |
N |
Y |
追加費用オプション |
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|
N |
N |
Y |
追加費用オプション |
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N |
N |
Y |
追加費用オプション |
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|
N |
N |
Y |
Exadata、ZFSまたはPillar Axiom 600ストレージが必要 |
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|
N |
N |
Y |
||
|
N |
N |
Y |
||
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N |
N |
Y |
||
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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|
N |
N |
Y |
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|
N |
N |
Y |
サポートされるトランスポータブル表領域をSE、SE1およびEEにインポート |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
||
|
統合 |
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Y |
Y |
Y |
SE1/SE: 読取り専用、更新可能なマテリアライズド・ビュー |
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N |
N |
Y |
マルチマスター・レプリケーション |
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Y |
Y |
Y |
SE1/SE: REDOログからのキャプチャなし |
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Y |
Y |
Y |
別個の製品ライセンス |
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N |
N |
Y |
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ネットワーク |
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N |
N |
Y |
Oracle Databaseクライアント(通常、別のマシンにインストールされる)のカスタム・インストールを介して使用可能 詳細は、「Oracle Connection Manager」を参照 |
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N |
N |
Y |
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コンテンツ管理 |
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N |
N |
Y |
追加費用オプション |
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N |
N |
Y |
Oracle SpatialおよびOracle Partitioningオプションが必要 |
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空間および位置データ |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
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N |
N |
Y |
Oracle Partitioningオプションが必要 |
ハイブリッド列圧縮は、Oracle Database 11g Enterprise Editionの機能で、基礎となるストレージ・システムによって異なります。ハイブリッド列圧縮は、Exadataストレージ、ZFSストレージおよびPillar Axiom 600ストレージでのみサポートされています。これ以外のストレージ・プラットフォームでハイブリッド列圧縮を使用することはできず、Oracle Databaseのライセンスでも、ハイブリッド列圧縮を使用する権限は与えられていません。
Oracle Database Standard EditionおよびOracle Real Application Clusters(Oracle RAC)
Oracle Database Standard Editionをクラスタ・サーバー環境でOracle Real Application Clustersとともに使用する場合、Oracle Clusterwareを使用する必要があります。サード・パーティのクラスタウェア管理ソリューションはサポートされません。
Standard Editionについては次のライセンス制約に厳密に従う必要があります。定義されているCPUの最大数はクラスタ全体に対する数です。ノード単位の最大数ではありません。
Oracleデータベースのすべてのファイル・タイプの作成および管理に、Oracle Automatic Storage Managementを使用する必要があります。ロー・ボリュームやロー・パーティション、サード・パーティのクラスタ・ファイルシステムを使用して管理した場合にはReal Application Clustersはサポートされません。データベース関連ファイル・タイプの一覧は、『Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド』を参照してください。
すべての非データベース・ファイルの格納には、ASM Cluster File System(ACFS)またはローカルのOSファイルシステムを使用する必要があります。Oracleによって複製された非データベース関連ファイルは、次の例外を除いて、それ以外の領域に格納することはできません。
スタンバイ・データベースのメンテナンス・スクリプトを手動で記述する場合は、アーカイブ・ログの2つ目のコピーをOracle ASM以外のLOG_ARCHIVE_DEST_nパラメータによって指定されたローカル・ファイルシステム上にのみ作成できます。
ファイルのRMANバックアップは、ローカルまたはネットワークにマウントされたファイル・システム上に置くことができます。
OCFS、OCFS2、サード・パーティのクラスタウェア、サード・パーティのクラスタ・ボリューム・マネージャ、サード・パーティのクラスタ・ファイルシステムなど、その他のクラスタ・ソフトウェアはシステムにインストールできません。
Oracle Connection Managerは、Oracle Databaseがインストールおよび使用されているマシンと異なるマシン上にインストールし、使用できます。Oracle Connection Managerを実行しているマシン用に別途ライセンスを取得する必要はありません。
Oracle Database Gateway for ODBC
Oracle Database Gateway for ODBCは、Oracle Databaseがインストールおよび使用されているマシンと異なるマシン上にインストールし、使用できます。Oracle Gateway for ODBCを実行しているマシン用に別途ライセンスを取得する必要はありません。
以前のリリースにおけるReal Application Testingのサポート
Oracle Real Application Testingのフル機能は、Oracle Database 11gリリース1以上でのみ利用可能です。ただし、Oracle9i Databaseリリース2またはOracle Database 10gからのアップグレードを希望しているお客様は、Oracle Real Application Testingの一部の機能を利用できます。
Oracle9i Databaseリリース2で利用可能な機能は次のとおりです。
データベース・リプレイ: ワークロードの取得機能のみがサポートされます。取得されたワークロードの再実行は、Oracle Database 11gでのみ可能です。この機能は、Oracle9i Databaseリリース2からOracle Database 11gへのアップグレードに役立てるためだけに使用できます。
Oracle Database 10gリリース2で利用可能な機能は次のとおりです。
データベース・リプレイ: ワークロードの取得機能のみがサポートされます。取得されたワークロードの再実行は、Oracle Database 11gでのみ可能です。この機能は、Oracle Database 10gリリース2からOracle Database 11gへのアップグレードに役立てるためだけに使用できます。
SQLパフォーマンス・アナライザ: リモートSQLのテスト実行、およびSQLチューニング・セットへのSQLの取得機能のみがサポートされます。これらの機能は、Oracle9i Databaseリリース2およびOracle Database 10gリリース1からOracle Database 10gリリース2以上へのアップグレードに役立てるためだけに使用できます。以前のリリース(Oracle 9i DatabaseまたはOracle Database 10gリリース1)からOracle Database 10gリリース2へアップグレードする際には、ターゲット・データベース(Oracle Database 10gリリース2)上でSQLをリモート実行するためにOracle Database 11gが必要です。Real Application Testingのライセンス取得は、Oracle Database 10gリリース2とOracle Database 11gの両方のシステムについて必要です。
Oracle Schedulerはジョブ・スケジューリング機能を提供するデータベースの機能です。Oracleデータベースがインストールされているマシンでのジョブの実行は、Oracle Databaseライセンスに含まれています。エンタープライズ・スケジューリングのために、Oracleデータベースがインストールされていないリモート・マシンでのジョブの実行はホスト用のSystem Monitoring Plug-inの一部としてライセンスされます。
Oracle Secure Backup ExpressはOracle Databaseにバンドルされています。Oracleサポート・サービスでは、Oracle Secure Backup Expressが有効な顧客サポートID(CSI)を持つ別のOracle製品のバックアップに使用される場合、Oracle Secure Backup Expressに関する技術サポート、電話サポートまたは更新を提供します。たとえば、Oracle Secure Backup Expressを有効な顧客サポートIDを持つOracleデータベースのバックアップに使用する場合、Oracleサポートはこのデータベースのバックアップに関する技術サポートを提供します。
更新および技術サポートは、オラクル社の技術サポート・ポリシーに準拠して、Oracleライセンスの技術サポート・サービスを保持しているお客様にのみ提供されます。Oracle Secure Backupは独立したライセンスを持つ製品であり、オラクル社の技術サポート・ポリシーに準拠してサポートされます。
Legato Storage ManagerおよびLegato Single Server Version。Oracle Secure Backup Expressは、Legato Storage Manager(LSM)およびLegato Single Server Version(LSSV)の代替製品です。現在LSMまたはLSSVを使用している場合、『Oracle Secure Backup移行ガイド』で、これらの製品をOracle Secure Backup Expressに移行する方法を参照できます。
Oracle Secure Backup Expressでは、Oracleデータベースおよびテープ保護を必要とするOracleホーム・ファイルおよびその他のファイル・システム・データをバックアップできます。
詳細は、『Oracle Secure Backupライセンス情報』を参照してください。
Oracle WalletはPKCS#12コンテナで、認証および暗号化鍵を格納するのに使用されます。データベースのセキュアな外部パスワード・ストア機能により、Oracle Databaseに対する認証用にOracle Walletにパスワードが格納されます。Oracle Advanced Securityは、Oracle Walletを使用して、Oracle Databaseに対するPKI認証用の資格証明、ネットワーク暗号化および透過的データ暗号化を格納します。Oracle Wallet Managerは、ウォレット所有者がOracle Walletを管理および編集するためのアプリケーションです。Oracle Walletは、無料でクライアント、中間層およびデータベース・サーバーにデプロイできます。ただし、Oracle Walletを使用するOracle Databaseに対する認証用のPKI資格証明、中間層またはデータベース・クライアントからOracleデータベースへのネットワーク暗号化(SSL/TLS)および透過的データ暗号化マスター鍵機能には、Oracle Advanced Securityオプションのライセンスが必要です。Oracle Databaseのエンタープライズ・ユーザー・セキュリティ機能の一部としてOracle DatabaseとOracle Internet Directory間の通信を保護するためにウォレットを構成する場合には、Oracle Advanced Securityオプションは必要ありません。
ライセンスを追加購入しなくても、独立したOracle Databaseをインストールし、Recovery Manager(RMAN)リポジトリとして使用できます。ただし、このリポジトリ内で管理されるすべてのOracleデータベースについて適切なライセンスを購入している場合にかぎられます。このリポジトリ・データベースは、Oracle Enterprise Grid Controlリポジトリにも使用できます。このデータベースは、他の用途で使用することもデプロイすることもできません。
ライセンスを追加購入しなくても、独立したOracle Databaseをインストールし、Oracle Enterprise Manager Grid Control(OEM Grid Control)リポジトリとして使用できます。ただし、このリポジトリ内で管理されるすべてのターゲット(データベース、アプリケーションなど)について適切なライセンスを購入している場合にかぎられます。このデータベースは、Recovery Managerリポジトリにも使用できます。このデータベースは、他の用途で使用することもデプロイすることもできません。
Oracle Advanced SecurityおよびEnterprise User Security
Oracle Database Enterprise EditionでEnterprise User Securityを使用する場合、パスワードベース認証のOracle Advanced Securityオプションに対するライセンスは必要なくなりました。ただし、Oracle Internet Directory(OID)のライセンスが必要です。Enterprise User Securityでより厳密な認証方法(KerberosまたはPKIなど)を使用する場合、Oracle Advanced SecurityおよびOracle Internet Directory(OID)のライセンスが必要です。2004年4月5日以前に購入したOracle Advanced Securityライセンスでは、Enterprise User SecurityをサポートするOracle Internet Directory(OID)の制限付ライセンスが含まれています。
XStreamは、Oracle Streamsのインフラストラクチャ上に作成され、クライアント・アプリケーションによるOracleデータベースからのリアルタイムのデータ変更の受信(XStream Out APIを使用)およびOracleデータベースへのリアルタイムのデータ変更の送信(XStream In APIを使用)を可能にするApplication Program Interface(API)を提供します。これらのデータ変更は、Oracleデータベースと他のシステム(ファイルシステムやOracle以外のデータベースなど)で共有可能です。XStreamは、Oracle GoldenGate製品を介してライセンス供与されます。この製品のライセンスの購入が、XStream APIを使用するには必要です。詳細は、Oracleサポート・サービスにお問い合せください。
Oracle Cloud File Systemの使用制限付きライセンス(特にOracleデータベース・ソフトウェア・バイナリおよびホーム、Oracleデータベース・ソフトウェア管理ファイル、およびOracleデータベース・ソフトウェア診断ファイルを含むOracle Database関連構成ファイルの格納用)が、データベースのすべてのエディションに含まれています。独自のデータ・ファイル、またはOracle Database以外のソフトウェア・ファイル(データ・ファイル、バイナリ・ファイル、管理ファイル、および診断ファイルを含む)をOracle Cloud File Systemに格納する場合は、Oracle Cloud File Systemの独立したライセンスが必要です。
Oracle Clusterwareでは、クラスタ・メンバーシップと高可用性のサービスを提供します。また、Oracle Real Application ClustersやOracle ASMなどの機能のためのクラスタ・メンバーシップも提供します。次の機能が含まれます。
アプリケーションの監視、再起動およびフェイルオーバー
クラスタ・メンバーシップ・サービス
サーバーの監視およびフェンシング
単一クライアント・アクセス名(SCAN)
サーバー・プール
グリッド・ネーミング・サービス
Oracle Clusterwareは、次の1つ以上の条件を満たす場合、アプリケーションを保護する(障害発生時のアプリケーションの再起動またはフェイルオーバー)用途において無償で使用することができます。
サーバーOSが、有効なOracle Unbreakable Linuxサポート契約でサポートされていること。
保護対象の製品が次のいずれかであること。
オラクル社によって提供された製品(例: Oracle Applications、Siebel、Hyperion、Oracle Database EE)
直接または間接的にOracle Databaseにデータを格納するサード・パーティ製品
クラスタを構成する少なくとも1台のマシンに対して、Oracle Database Enterprise EditionまたはOracle Database Standard Editonのライセンスが購入されていること。
クラスタは、同じOracle Cluster Registry(OCR)および投票ディスクを共有するすべてのマシンが含まれるものと定義されています。
使用制限付きライセンスは、Oracle Databaseのエディションに、次のように含まれています。
Oracle Internet Directory(OID)の使用制限付きライセンスが、すべてのエディションに含まれています。これは、ユーザーがOracle Net Servicesの構成にディレクトリ・ネーミング機能を使用する場合に制限されています。OIDは、他の用途で使用することもデプロイすることもできません。Oracle Internet Directory(OID)の詳細は、Oracleサポート・サービスにお問い合せください。
Oracle Application Server Containers for J2EE(OC4J)の使用制限付きライセンスが、すべてのエディションに含まれています。この組込みバージョンは、Oracle Enterprise Manager(DatabaseおよびGrid Control)、Advanced Queuing Servlet、Ultra Search、Application ExpressおよびWarehouse Builderをサポートする目的でのみ提供されており、他の目的で使用することもデプロイすることもできません。
Oracle HTTP Serverの使用制限付きライセンスは、HTTP Serverがデータベースと同じサーバー上で実行されている場合、すべてのエディションに含まれています。異なるサーバー上でOracle HTTP Serverを実行する場合は、Oracle DatabaseまたはOracle Application Serverのライセンスを通じて、そのサーバーにHTTP Serverの使用ライセンスが供与される必要があります。
Oracle Berkeley DBの使用制限付きライセンスが含まれています。これは、Oracle Grid Infrastructureでの使用のみに制限されています。
Load Testing Accelerator for Oracle Databaseの使用制限付きライセンスが含まれています。これは、Oracle Real Application Testingでの使用のみに制限されています。
Oracle Warehouse Builder Enterprise ETLオプション
次の機能は、以前Oracle Warehouse Builder ETLオプションとともにライセンス供与されていた機能で、Oracle Databaseではライセンス供与されなくなりました。かわりに、Oracle Data Integrator Enterprise Editionでライセンス供与されています。
緩やかに変化するディメンション(SCD)タイプ2および3
ターゲットとしてのXMLファイル
トランスポータブルETLモジュール、複数構成およびプラッガブル・マッピング
プラッガブル・マッピング、プラッガブル・マッピング入力シグネチャ、プラッガブル・マッピング出力シグネチャの演算子
RACの設計環境サポート
ターゲット・ロード順序付け
シードされた空間およびストリーム変換
プロセス・フロー・アクティビティ・テンプレート
プロセス・フロー変数サポート
プロセス・フローのループ・アクティビティ(Forループ、Whileループなど)
プロセス・フローのルートおよび通知アクティビティ
メタデータの系統と影響の分析
メタデータの変更の伝播
スケジュール可能なマッピングおよびプロセス・フロー
メタデータの拡張性
Discoverer EULへのデプロイメント
Oracle BI Beansカタログへのデプロイメント