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Oracle® OLAPユーザーズ・ガイド
11g リリース2(11.2)
B61345-01
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用語集

加算的(additive)

SUMファンクションなど、加算で集計可能なメジャーまたはファクトを指す。加算的なメジャーが最も一般的。例としては、売上、費用、利益などがある。

非加算的」と対比。

集計(aggregation)

複数のデータ値を1つの値に集約するプロセス。たとえば、売上データを毎日収集して、これを週レベルに集計したり、週データを月レベルに集計したりできる。この結果のデータは、集計データとして参照できる。

「集計」は「サマリー」と同じ意味で使用されることが多く、「集計データ」は「サマリー・データ」と同じ意味で使用される。ただし、SUMの他にも多様な集計メソッドが使用可能。

アナリティック・ワークスペース(analytic workspace)

ディメンションやキューブなど、関連する次元オブジェクトを格納するコンテナ。アナリティック・ワークスペースは、リレーショナル表に格納される。

キューブ」、「キューブ・ディメンション」も参照。

祖先(ancestor)

集計で、特定のメンバーより上位のレベルにあるディメンション・メンバー。たとえば、Timeディメンションでは、年の値2007は日の値06-July-07の祖先である。すぐ上のレベルにあるメンバーが親。ディメンション階層においては、祖先のデータ値はその子孫のデータ値を集計した値である。

子孫」と対比。「階層」、「レベル」、「」も参照。

属性(attribute)

OLAPキューブ・ディメンションに関連するデータベース・オブジェクト。属性は、すべてのディメンション・メンバー、特定の階層のメンバー、または階層の特定レベルのメンバーのみについて、説明的な特性を格納する。

属性の値が一意である場合、表示や分析に使用できる補足的な情報(説明的な名前、期間における日数など)を提供する。属性の値をディメンション・メンバーのグループに割り当てると、同じような特性に基づいてデータを選択できるようになる。たとえば、履物のデータベースでは、色の属性を使用することにより、同じ色のブーツ、スニーカーおよびスリッパをすべて選択できる。

キューブ・ディメンション」も参照。

ベース・レベル・データ(base level data)

ディテール・データ」を参照。

ベース・メジャー(base measure)

メジャー」を参照。

計算済メジャー(calculated measure)

問合せに対して実行する保存済の式。たとえば、計算済メジャーは、COSTSメジャーに対してLAG_VARIANCEファンクションを実行して前の期間からの費用の変化を算出できる。また、SALESメジャーからCOSTSメジャーを減算して利益を計算することもできる。式は、問合せで要求された値のみを解決する。

」、「メジャー」も参照。

セル(cell)

式の単一のデータ値。ディメンション化された式の場合、セルは、式の各ディメンションの値によって識別される。たとえば、MONTHディメンションとCUSTOMERディメンションを持つメジャーの場合、ある月とある顧客の各組合せによって、そのメジャーの個々のセルが識別される。

キューブ・ディメンション」も参照。

子(child)

階層内で、上位のレベルにある集計メンバーの一部であるディメンション・メンバー。たとえば、Timeディメンションでは、月の値Jan-06は四半期の値Q1-2006の子である。ディメンション・メンバーは、各階層で異なる親の子になることができる。

」と対比。「子孫」、「階層」も参照。

コンポジット(composite)

スパースな多次元データを格納するための圧縮形式。Oracle OLAPでは、圧縮コンポジット(極端にスパースなデータ用)と通常のコンポジット(ややスパースなデータ用)という2つのタイプのコンポジットを使用できる。

ディメンション」、「スパース性」も参照。

圧縮キューブ(compressed cube)

圧縮コンポジットに格納される、非常にスパースなデータを持つキューブ。

コンポジット」も参照。

圧縮(compression)

圧縮キューブ」を参照。

一貫した解決の仕様(consistent solve specification)

解決の仕様」を参照。

キューブ(cube)

同一のディメンションなど共通の特性を持つメジャーの編成。キューブのエッジにはディメンション・メンバーが格納され、キューブの本体にはデータ値が格納される。たとえば、売上データをキューブに編成する場合、エッジにはTime、ProductおよびCustomerの各ディメンションの値が格納され、本体には売上数量および売上高のデータが格納される。

キューブ・ディメンション(cube dimension)

値のリストを格納する次元オブジェクト。メジャーの値を識別する索引である。たとえば、売上データが月ごとの売上高を個別に持っている場合、そのデータは月の値を含むTimeディメンションを持ち、データは月別に編成される。

多次元分析において、キューブ・ディメンションはディメンションと呼ばれる。

ディメンション」も参照。

キューブ・マテリアライズド・ビュー(cube materialized view)

マテリアライズド・ビュー機能で強化されたキューブ。Oracle Databaseのマテリアライズド・ビュー・サブシステムで段階的にリフレッシュでき、ソース表に対する問合せの透過的なリライトのターゲットとして働くことができる。

キューブ編成のマテリアライズド・ビューとも呼ばれる。

キューブ・スクリプト(cube script)

データのロードや集計など、問合せ用のデータを準備するための一連の手順。

キューブ・ビュー(cube view)

キューブに格納されたデータのリレーショナル・ビュー。SQLによる問合せが可能。キューブのディメンション、メジャーおよび計算済メジャーの列が含まれる。

カスタム・メジャー(custom measure)

計算済メジャー」を参照。

カスタム・メンバー(custom member)

モデルで定義された規則を使用して、同じディメンションの他メンバーの値からデータが計算されるディメンション・メンバー。

モデル」を参照。

データ・セキュリティ・ロール(data security role)

OLAPセキュリティ・ポリシーの管理で使用するために定義する、ユーザーおよびデータベースのロールのグループ。

データソース(data source)

キューブやキューブ・ディメンションのディテール・データを提供する、リレーショナル表、ビュー、シノニムなどのデータベース・オブジェクト。

データ・ウェアハウス(data warehouse)

トランザクション処理用ではなく、問合せおよび分析用に設計されたデータベース。通常、データ・ウェアハウスには、トランザクション・データから導出された履歴データが格納されるが、別のソースのデータが格納される場合もある。データ・ウェアハウスにより、分析ワークロードとトランザクション・ワークロードを分離できる。また企業は、複数のソースのデータを統合できるようになる。

非正規化(denormalized)

表の中に冗長性を許容すること。「正規化」と対比。

導出メジャー(derived measure)

計算済メジャー」を参照。

子孫(descendant)

集計で、特定のメンバーより下位のレベルにあるディメンション・メンバー。たとえば、Timeディメンションでは、日の値06-July-07は年の値2007の子孫である。すぐ下のレベルにあるメンバーが子。ディメンション階層においては、子孫のデータ値は祖先のデータ値にロールアップされる。

祖先」と対比。「集計」、「」、「階層」、「レベル」も参照。

ディテール・データ(detail data)

別のソースから取得される、最低レベルのデータ。

集計」と対比。

ディメンション(dimension)

データを分類する構造。売上に関するデータで最も一般的なディメンションは、Time、GeographyおよびProductである。ほとんどのディメンションは階層とレベルを持つ。

キューブでは、ディメンションは全レベルの集計の値のリストである。

リレーショナル表では、ディメンションは列セットの組の階層関係(親子関係)を定義する一種のオブジェクトである。

キューブ・ディメンション」、「階層」も参照。

ディメンション・キー(dimension key)

ディメンション・メンバー」を参照。

ディメンション・メンバー(dimension member)

キューブ・ディメンションを構成するリストの一要素。たとえば、Timeディメンションには、日、月、四半期および年のディメンション・メンバーが含まれる。

ディメンション表(dimension table)

スター・スキーマまたはスノーフレーク・スキーマのディメンションのすべての値またはその一部を格納するリレーショナル表。通常、ディメンション・キー、レベルおよび属性の列が含まれる。

ディメンション値(dimension value)

ディメンション・メンバー」を参照。

ディメンション・ビュー(dimension view)

すべての階層の全メンバーに関する情報を提供するキューブ・ディメンションのリレーショナル・ビュー。ディメンション・キー、レベルおよび属性の列が含まれる。

キューブ・ディメンション」、「階層ビュー」も参照。

ドリル(drill)

1つの項目から一連の関連項目にナビゲートすること。通常、ドリル操作では、階層内のレベルを上方向または下方向にナビゲートする。

ドリルダウンは、ビューを開いて、階層内の親値に関連付けられている子値を表示する。

ドリルアップは、階層内の親値に関連付けられている子孫の値のリストを閉じる。

EIFファイル(EIF file)

アナリティック・ワークスペース間でデータを転送すること、またはデータベース外でアナリティック・ワークスペース(すべてまたは選択したオブジェクト)のバージョンを保存することを目的とした、特別な形式のファイル。

埋込み合計(embedded total)

階層の全レベルのディメンション・メンバーのリスト。集計メンバー(合計および小計)にはディテール・メンバーが散在している。たとえば、Timeディメンションには、日、月、四半期および年のディメンション・メンバーが含まれる。

式(expression)

1つ以上の値(通常、メジャーまたは計算済メジャーで提供される)、演算子および関数の組合せ。値に評価される。式は通常、そのコンポーネントのデータ・タイプを前提とする。

たとえば、SALESがメジャーである場合、式はSALESSALES*1.05TRUNC(SALES)となる。

ファクト(fact)

メジャー」を参照。

ファクト表(fact table)

実際のデータを格納する、スター・スキーマ内の表。多くの場合、ファクト表には、ファクトを格納する列と、ディメンション表への外部キーとなる列の2種類の列がある。通常、ファクト表の主キーは、その表のすべての外部キーで構成されるコンポジット・キーである。

ファクト表は、ディテール・ファクトと集計済ファクトのどちらでも格納できる。集計済のファクトを格納するファクト表は通常、集計表またはマテリアライズド・ビューと呼ばれる。通常、ファクト表には同じ集計レベルのファクトが格納される。

マテリアライズド・ビュー」も参照。

階層(hierarchy)

集計の様々なレベルでデータを構成するための方法。データ集計の定義に使用する。たとえば、Timeディメンションでは、階層を使用して日から月、四半期、年へとデータを集計できる。ナビゲーション・ドリル・パスの定義にも使用される。

リレーショナル表では、階層はディメンション・オブジェクトの一部として定義できる。

レベルベース階層」、「不規則階層」、「スキップレベル階層」、「値ベース階層」も参照。

階層ビュー(hierarchy view)

特定の階層に属するメンバーに関する情報を提供するキューブ・ディメンションのリレーショナル・ビュー。ディメンション・キー、親、階層レベルおよび属性の列が含まれる。

キューブ・ディメンション」、「ディメンション・ビュー」も参照。

キー(key)

特定のタイプの整合性制約の定義に含まれる、列または列のセット。リレーショナル・データベースの様々な表および列の関係を表す。

ディメンション・メンバー」も参照。

リーフ・データ(leaf data)

ディテール・データ」を参照。

レベル(level)

階層内における名前付きの位置。たとえば、Timeディメンションは、月レベル、四半期レベルおよび年レベルのデータを表す階層を持つ。各レベルの名前は、Month、QuarterおよびYearとなる。こうした名前により、ベース・レベルから同一距離にあるディメンション・メンバーのグループを簡単に参照できる。

レベルベース階層(level-based hierarchy)

レベルで構成される階層。たとえば、Timeは常に、Month、QuarterおよびYearなどのレベルを持つレベルベース。ほとんどの階層はレベルベースである。

値ベース階層」も参照。

マッピング(mapping)

ソース・オブジェクトとターゲット・オブジェクト間の関係およびデータ・フローの定義。たとえば、キューブのメタデータには、ファクト表またはビューの列と各メジャー間のマッピングが含まれる。

マテリアライズド・ビュー(materialized view)

集計データにアクセスできるようにするデータベース・オブジェクト。自動リフレッシュおよびクエリー・リライト・サブシステムで認識可能。

キューブ・マテリアライズド・ビュー」も参照。

メジャー(measure)

売上データや費用データなど、ビジネス・メジャーを表すデータ。メジャー内のデータは、選択、表示および分析が可能。メジャーファクトは同義語である。一般的に、メジャーは多次元環境で使用され、ファクトはリレーショナル環境で使用される。

メジャーは、売上数量や売上高などのデータを格納する次元オブジェクト。キューブに属している。

計算済メジャー」、「ファクト」、「キューブ」も参照。

メジャー・フォルダ(measure folder)

メジャーのグループを編成してラベル付けする、データベース・オブジェクト。SalesやCostsといった名前のメジャーを含む複数のスキーマにアクセスする際に、メジャー・フォルダによってメジャーを区別できる。

モデル(model)

特定のディメンションのメンバーを使用して指定した、相互に関連する一連の方程式。明細項目ディメンションでは多くの場合、モデルを使用してディメンション・メンバーの値を計算する。

カスタム・メンバー」も参照。「計算済メジャー」と対比。

NA値(NA value)

データが「使用不可(NA)」またはNULLであることを示す特殊なデータ値。特定のデータ値が割り当てられていないセル、またはデータを計算できないセルの値はNA値となる。

セル」、「スパース性」も参照。

非加算的(nonadditive)

単位価格など、加算で集計できないメジャーまたはファクトを指す。最大は、非加算的な集計メソッドの一例。

加算的」と対比。

正規化(normalize)

リレーショナル・データベースにおいて、データを複数の表に分離することによりデータの冗長性を取り除くプロセス。「非正規化」と対比。

OLAP

オンライン分析処理。履歴データを動的に次元分析する機能。次のような処理がサポートされる。

OLTP」と対比。

OLAP DML

Oracle Database内のアナリティック・ワークスペースに格納された次元データの管理に使用する一連のコマンド、ファンクションおよびオプション。

Analytic Workspace Manager、OLAP式の構文、OLAP Java API、各種アプリケーションおよびPL/SQLパッケージでは、ユーザーはOLAP DMLを直接使用することなく次元データにアクセスできますが、これらのツールは目的のタスクを完了するためにOLAP DMLを使用しています。

OLAPデータ操作言語(DML)は、次元、変数、計算式、リレーションおよび値セットで主にデータが構成されるアナリティック・ワークスペース内で排他的に機能します。アナリティック・ワークスペース内の次元オブジェクトは、データベースの高レベルな次元オブジェクト(キューブ、キューブ・ディメンション、メジャー、属性、階層など)をサポートします。

「OLAP式の構文」と対比。

OLAP式の構文

SQLの拡張構文。データベースの次元オブジェクト(キューブ、キューブ・ディメンション、属性、メジャーなど)に格納されたデータの操作に使用します。

「OLAP DML」と対比。

OLTP

オンライン・トランザクション処理。高速かつ信頼性の高いトランザクション処理を行うために最適化されたシステム。ほとんどのOLTP操作では、データ分析システムと比較して、扱う行の数は少なく、表のグループは大規模になる。

OLAP」と対比。

即時計算(on the fly)

特定の問合せに対する応答において、必要に応じて実行時に計算を行うこと。キューブでは通常、計算済メジャーおよびカスタム・メンバーは必要に応じて計算されます。集計データは、事前に計算するか、必要に応じて計算するか、またはその両方を組み合せて計算できます。

事前計算」と対比。

解決の仕様の上書き(override solve specification)

解決の仕様」を参照。

ページ(page)

メモリー・データのスワッピング単位。

ブロックとも呼ばれる。

ページ領域(page space)

関連するデータ・ページのグループ。

親(parent)

階層内で、特定のメンバーの直上のレベルにあるディメンション・メンバー。ディメンション階層においては、親のデータ値は、その子のデータ値の集計された合計である。

」と対比。「階層」、「レベル」も参照。

親子リレーション(parent-child relation)

階層ディメンションにおける、1つの親と1つ以上の子の間の1対多関係。たとえば、New York(州レベル)は、Albany、Buffalo、PoughkeepsieおよびRochester(都市レベル)の親である。

」、「」も参照。

事前計算(precalculate)

事前計算」を参照。

事前計算(precompute)

データ・メンテナンス手順としてデータを計算および格納すること。キューブでは、集計データは、事前に計算するか、必要に応じて計算するか、またはその両方を組み合せて計算できます。

即時計算」と対比。

不規則階層(ragged hierarchy)

異なるベース・レベルを持ち、階層の「不規則な」ベース・レベルを形成するメンバーが1つ以上含まれる階層。多くの場合、Organizationディメンションは不規則である。

リフレッシュ(refresh)

ソース表から新しい値や変更済の値をロードし、集計値を再計算すること。

セキュリティ・ロール(security role)

データ・セキュリティ・ロール」を参照。

スキップレベル階層(skip-level hierarchy)

複数の高いレベルに親を持ち、階層に欠落部分を作成するメンバーが1つ以上含まれる階層。たとえば、City、StateおよびCountryのレベルを持つGeographyディメンションでは、Washington D.C.はState値を持たない都市であり、その親はCountryレベルのUnited Statesである。

スノーフレーク・スキーマ(snowflake schema)

ディメンション表が部分的または完全に正規化された、スター・スキーマの一種。

正規化」、「スター・スキーマ」も参照。

解決の仕様(solve specification)

キューブの各ディメンションの集計メソッド。

解決済データ(solved data)

導出データがすべて計算済である結果セット。結果セットのすべてのデータはSQLベースのアプリケーションに戻される前に計算されているので、キューブからフェッチしたデータは常に完全に解決済である。キューブから取得した結果セットは、そのデータが事前計算されたものであるか、必要に応じて計算されたものであるかに関係なく同一です。

即時計算」、「事前計算」も参照。

ソース(source)

データソース」を参照。

スパース性(sparsity)

実際のデータを持たないディメンション値の組合せが比較的高い割合で存在するような多次元データを指す概念。

スパース性には、次の2つの種類がある。

一部のディメンションがスパースであるのに対し、他のディメンションが稠密である場合がある。たとえば、あらゆる期間において、他のディメンションにまたがる1つ以上のデータ値があり、Timeディメンションが稠密になっているが、その一方で、一部の製品について、販売されていない地域があったり、一定期間まったく販売されていなかったりするため、ProductディメンションとGeographyディメンションがスパースになっている、という場合がこれに該当する。

コンポジット」も参照。

スター・クエリー(star query)

1つのファクト表と複数のディメンション表との結合。各ディメンション表は、主キーから外部キーへの結合を使用してファクト表に結合される。ただし、ディメンション表同士は結合されない。

スター・スキーマ(star schema)

次元データ・モデルを表すように設計されたリレーショナル・スキーマ。スター・スキーマは、1つ以上のファクト表と、外部キーを通じて関連付けられた1つ以上のディメンション表で構成される。

スノーフレーク・スキーマ」も参照。

ステータス(status)

特定のディメンションに関する、現在アクセス可能な値のリスト。ディメンションのステータスは特定のセッションを通じて維持され、明示的に変更しないかぎりは変更されない。アナリティック・ワークスペースが最初にセッションにアタッチされたときは、すべてのメンバーにステータスが設定される。

キューブ・ディメンション」、「ディメンション・メンバー」も参照。

サマリー(summary)

集計」を参照。

更新ウィンドウ(update window)

データベースにデータをロードするために費やすことのできる時間の長さ。

値ベース階層(value-based hierarchy)

ディメンション・メンバー間の親子関係によってのみ定義される階層。ベース・レベルから特定の距離にあるディメンション・メンバーは、分析にとって意味のあるグループを形成しないため、レベルに名前が付かない。たとえば、従業員ディメンションが、各従業員の上司を識別する親子関係を含む場合があります。ただし、第1レベルの上司、第2レベルの上司、第3レベルの上司などをグループ化するレベルは、分析の役に立つとはかぎりません。

階層」、「レベルベース階層」も参照。