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SQL*Plus®リリース・ノート
リリース11.2.0.4
B61354-02
 

 

SQL*Plus®

リリース・ノート

リリース11.2.0.4

B61354-02(原本部品番号:E16608-03)

2013年6月

このリリース・ノートについて

このドキュメントでは、要件、SQL*Plusとそのドキュメントに記述されている機能との違い、今回のリリースの新機能およびサポート情報について説明します。

内容は次のとおりです。

ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社のアクセシビリティへの取組みの詳細は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docaccを参照してください。

Oracleサポートへのアクセス

Oracleカスタマは、My Oracle Supportから電子サポートにアクセスできます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=infoまたはhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs (聴覚障害者向け)を参照してください。

動作保証

SQL*Plusは、オペレーティング・システム固有のOracle Databaseドキュメントに記載されているオペレーティング・システムで動作保証されています。

SQL*Plusは、Oracle Database 11gリリース2(11.2)およびサポート対象のすべてのOracle Serverで動作保証されています。

SQL*Plusの新機能

SQL*Plusリリース11.2.0.4は、SQL*Plusリリース11.2のスーパーセットです。

この項では、今回のリリースのSQL*Plusで導入された新機能について説明します。一部の機能は、SQLPLUSCOMPATIBILITY設定によって影響を受ける場合があります。『SQL*Plusユーザーズ・ガイドおよびリファレンス』の第12章「SQL*Plusコマンド・リファレンス」のSET SQLPLUSCOMPATIBILITYのマトリックスを参照してください。

SET XMLOPTIMIZATIONCHECK

SET XMLOPTIMIZATIONCHECKでは、完全に最適化されたXML問合せおよびDML操作のみが実行されることを指定します。これは、コードの開発中およびデバッグの作業中にのみ使用します。

旧リリースの新機能

この項では、以前のリリースのSQL*Plusで導入された機能を示します。

SQL*Plus 11.2製品版の新機能

  • エディションのオプション

  • SET EXITCOMMIT

  • FAILOVERオプションは削除されました。RACデータベースのFANイベントがUNIX/Linux上で永続的に有効化されるようになりました。

SQL*Plus 11.1製品版の新機能

  • SET ERRORLOGGINGコマンドにより、SQL、PL/SQLおよびSQL*Plusのエラーのエラー・ロギングが可能になります。

  • SQL*Plusで、BLOBおよびBFILEデータ型を含む表やオブジェクトの標準の問合せがサポートされるようになりました。

  • SET ESCCHARコマンドにより、ファイル名の特定の文字をエスケープできるようになります。

  • SQLPLUSコマンドの-F引数を使用すると、SQL*PlusでRACデータベースからFANイベントを受信できます。

修正されたバグ

次の項では、SQL*Plusで修正されたバグについて説明します。問題の説明の後にあるカッコ内の番号は、Oracleバグ・データベース内のバグ番号です。

SQL*Plusリリース11.2.0.4で修正されたバグ

  • SQL*PLUSで、CONNECT中にADG STANDBY SLAが違反された場合、SP2-0575が発生しなくなりました(10143882)エラーの発生時に、WHENEVER SQLERRORでSQLPLUSが終了されなくなりました(13068233)

  • SPERRORLOGは、4,000文字を超えるSQL文のログを記録するようになりました(13078263)

  • AIXでのPSで、SQLPLUSの引数が表示されるようになりました(13452339)

  • HELP SHO[W]オプションの出力が修正されました(14115987)

  • SP2-1503では、SQLPLUSが「ORAACCESS.XML」で起動されます(14257546)

  • SQL*PLUSで、28000: ACCOUNT LOCKED ERRORが発生するようになりました(15921394)

  • OS XでのSQL*PLUS SELECTが正常に動作するようになりました(16371259)

  • SET ERRORLOGGINGで、非標準型のエラー・ログ表名がサポートされるようになりました(16735202)

  • SPERRORLOG ENTRIESで、一重引用符または二重引用符が正常に処理されるようになりました(16734585)

  • ERRORLOGGINGは、長い文字列を処理するようになりました(16823442)

  • 内部変更: (10177235、12728137、4431998、16734434、16734526)

サポート

SQL*Plusのサポートについては、地域のOracleサポート・サービス・センターにご連絡ください。

サポート終了日のご案内

この項では、SQL*Plusコマンドおよびインタフェースのサポート終了についてお知らせします。これは、サポート終了時期を示す正式な通知でも、オラクル社の廃止プロセスにかわるものでもありません。ここでの情報は、オラクル社が将来のリリースで機能またはインタフェースのサポートを終了する予定であることを事前に警告するために提供されます。

Windowsのグラフィカル・ユーザー・インタフェース

SQL*Plus for Windowsのグラフィカル・ユーザー・インタフェース(GUI)は、SQL*Plusリリース11.1でサポートされなくなりました。Oracle Database 11gリリース1 (11.1)以降では、次のいずれかを使用することをお薦めします。

  • SQL*Plusのコマンドライン

  • Oracle Application Express

  • Oracle SQL Developer

iSQL*Plusのユーザー・インタフェース

iSQL*Plusのユーザー・インタフェースは、SQL*Plusリリース11.1でサポートされなくなりました。Oracle Database 11gリリース1 (11.1)以降では、次のいずれかを使用することをお薦めします。

  • SQL*Plusのコマンドライン

  • Oracle Application Express

  • Oracle SQL Developer


SQL*Plusリリース・ノート, リリース11.2.0.4

B61354-02

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