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Oracle® Database SQL言語リファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56299-08
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ORA_DST_CONVERT

構文

ora_dst_convert.gifの説明が続きます。
図「ora_dst_convert.gif」の説明

用途

ORA_DST_CONVERTは、データベースのタイムゾーン・データファイルを変更するときに役立ちます。このファンクションでは、指定した日時式のエラー処理方法を指定できます。

エラーが発生しない場合、このファンクションは、datetime_exprと同じデータ型の値(TIMESTAMP WITH TIME ZONE値、またはTIMESTAMP WITH TIME ZONE値を含むVARRAYオブジェクト)を戻します。新しいタイムゾーン・ファイルで解析された場合、戻される日時値は、古いタイムゾーン・ファイルで解析されたdatetime_exprに対応します。

このファンクションを発行できるのは、データベースのタイムゾーン・データファイルを変更してタイムゾーン・データ付きのタイムスタンプをアップグレードする場合のみです。さらに、DBMS_DST.BEGIN_UPGRADEプロシージャを実行してからDBMS_DST.END_UPGRADEプロシージャを実行するまでの間にのみ発行できます。


関連項目:

タイムゾーン・データファイルの詳細およびOracle Databaseでの夏時間の処理方法は、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』を参照してください。DBMS_DSTパッケージの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。