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Oracle® Database SQL言語リファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56299-08
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SYS_DBURIGEN

構文

sys_dburigen.gifの説明が続きます。
図「sys_dburigen.gif」の説明

用途

SYS_DBURIGenは、引数として1つ以上の列または属性、およびオプションでROWIDを取り、特定の列または行オブジェクトへのDBUriTypeデータ型のURLを生成します。これによって、データベースからXML文書を検索するためのURLを使用できるようになります。

参照されるすべての列または属性は、同じ表に存在する必要があります。これらは、主キーの役割を果たす必要があります。実際に表の主キーに一致する必要はありませんが、一意の値を参照する必要があります。複数の列を指定すると、最後の列以外のすべての列はデータベースの行を識別し、指定された最後の列は行にある列を識別します。

デフォルトでは、URLはフォーマットされたXML文書を指します。ドキュメントのテキストのみを指す場合は、オプションの'text()'を指定します


注意:

このXMLコンテキストでは、小文字のtextはキーワードであり、構文のプレースホルダではありません。

列または属性を含む表またはビューが、問合せのコンテキストで指定されるスキーマを持たない場合、Oracle Databaseは、表名またはビュー名をパブリック・シノニムとして解析します。


関連項目:

データベースのURITypeデータ型およびXML文書の詳細は、『Oracle XML DB Developer's Guide』を参照してください。

次の例では、SYS_DBURIGenファンクションを使用して、サンプル表hr.employeesemployee_id = 206である行のemail列へのDBUriTypeデータ型のURLを生成します。

SELECT SYS_DBURIGEN(employee_id, email)
   FROM employees
   WHERE employee_id = 206;

SYS_DBURIGEN(EMPLOYEE_ID,EMAIL)(URL, SPARE)
--------------------------------------------------------------------
DBURITYPE('/PUBLIC/EMPLOYEES/ROW[EMPLOYEE_ID=''206'']/EMAIL', NULL)