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Oracle® Database SQL言語リファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56299-08
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TO_BINARY_FLOAT

構文

to_binary_float.gifの説明が続きます。
図「to_binary_float.gif」の説明

用途

TO_BINARY_FLOATは、単精度の浮動小数点数を戻します。

expr文字列には、浮動小数点数の書式要素(FfDまたはd)は使用できません。

文字列またはNUMBERからBINARY_FLOATへの変換は、正確に行われない場合があります。これは、NUMBERおよび文字列型では10進精度、BINARY_FLOATでは2進精度を使用して数値を表現するためです。

BINARY_DOUBLE値に、BINARY_FLOATがサポートする数を超える精度ビットが使用されている場合、BINARY_DOUBLEからBINARY_FLOATへの変換は正確に行われません。


関連項目:

「TO_CHAR(数値)」および「浮動小数点数」を参照してください。

次の例では、「TO_BINARY_DOUBLE」で作成したfloat_point_demo表を使用して、NUMBERデータ型の値をBINARY_FLOATデータ型の値に変換します。

SELECT dec_num, TO_BINARY_FLOAT(dec_num)
  FROM float_point_demo;

   DEC_NUM TO_BINARY_FLOAT(DEC_NUM)
---------- ------------------------
   1234.56               1.235E+003