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Oracle® Database SQL言語リファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56299-08
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DROP PACKAGE

用途

パッケージはPL/SQLを使用して定義されます。パッケージの作成、変更および削除の詳細は、『Oracle Database PL/SQL言語リファレンス』を参照してください。

DROP PACKAGE文を使用すると、データベースからストアド・パッケージを削除できます。この文は、パッケージの本体および仕様部を削除します。


注意:

この文を使用してパッケージから単一のオブジェクトを削除しないでください。かわりに、CREATE PACKAGE文およびCREATE PACKAGE BODY文にOR REPLACE句を指定して、そのオブジェクトを含めずにパッケージを再作成してください。

前提条件

削除するパッケージが自分のスキーマ内にある必要があります。自分のスキーマ内にない場合は、DROP ANY PROCEDUREシステム権限が必要です。

構文

drop_package::=

drop_package.gifの説明が続きます。
図「drop_package.gif」の説明

セマンティクス

BODY

BODYを指定すると、パッケージ本体のみを削除できます。この句を省略した場合、パッケージ本体と仕様部の両方が削除されます。

パッケージ本体のみを削除して仕様部は削除しない場合、依存するオブジェクトは無効になりません。ただし、パッケージ本体を再作成しないかぎり、パッケージ仕様部で宣言したプロシージャやストアド・ファンクションはコールできません。

schema

パッケージが含まれているスキーマを指定します。schemaを指定しない場合、パッケージは自分のスキーマ内にあるとみなされます。

package

削除するパッケージの名前を指定します。

そのパッケージ仕様部に依存するすべてのローカル・オブジェクトが無効になります。後でこれらのオブジェクトのいずれかを参照した場合、データベースは、そのオブジェクトを再コンパイルしようとします。削除したパッケージを再作成しないかぎり、エラーが戻されます。

任意の統計タイプがパッケージに関連付けられている場合、FORCE句によって統計タイプの関連付けが解除され、統計タイプを使用して収集されたユーザー定義のすべての統計情報が削除されます。


関連項目:

「ASSOCIATE STATISTICS」および「DISASSOCIATE STATISTICS」を参照してください。

パッケージの削除例: 次の文は、emp_mgmtパッケージの仕様部および本体を削除し、その仕様部に依存するすべてのオブジェクトを無効にします。このパッケージを作成する例については、『Oracle Database PL/SQL言語リファレンス』を参照してください。

DROP PACKAGE emp_mgmt;