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Oracle® Database SQL言語リファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56299-08
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DROP VIEW

用途

DROP VIEW文を使用すると、データベースからビューまたはオブジェクト・ビューを削除できます。ビューを削除して再作成すると、ビューの定義を変更できます。


関連項目:

ビューの作成および変更の詳細は、「CREATE VIEW」および「ALTER VIEW」を参照してください。

前提条件

削除するビューが自分のスキーマ内にある必要があります。自分のスキーマ内にない場合は、DROP ANY VIEWシステム権限が必要です。

構文

drop_view::=

drop_view.gifの説明が続きます。
図「drop_view.gif」の説明

セマンティクス

schema

ビューが含まれているスキーマを指定します。schemaを指定しない場合、ビューは自分のスキーマ内にあるとみなされます。

view

削除するビューの名前を指定します。

Oracle Databaseでは、ビューに依存するビュー、マテリアライズド・ビューおよびシノニムは削除されませんが、INVALIDのマークが付けられます。このようなビューおよびシノニムは削除または再定義するか、無効なビューやシノニムをもう一度有効にするビューを別に定義します。

指定するビューにサブビューが定義されている場合、サブビューも同様に無効になります。ビューがサブビューを持つかどうかを確認するには、USER_VIEWSALL_VIEWSまたはDBA_VIEWSデータ・ディクショナリ・ビューのSUPERVIEW_NAME列を問い合せます。


関連項目:


CASCADE CONSTRAINTS

CASCADE CONSTRAINTSを指定すると、削除するビューの主キーまたは一意キーを参照するすべての参照整合性制約を削除できます。このような制約が存在する状態でこの句を省略すると、DROP文は正常に実行されません。

ビューの削除例: 次の文は、emp_viewビュー(「ビューの作成例:」で作成)を削除します。

DROP VIEW emp_view;