Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)インスタンスの場合、V$ASM_FILE
は、Oracle ASMインスタンスによってマウントされる各ディスク・グループのファイルごとに1行を表示します。たとえば、3つのディスク・グループがあり、それぞれに5つのファイルがある場合、15行が表示されます(問合せがWHERE
句で修飾されていない場合)。
列 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
GROUP_NUMBER |
NUMBER |
ファイルを含むディスク・グループの番号(複合主キー) |
FILE_NUMBER |
NUMBER |
ディスク・グループ内のファイルの番号(複合主キー) |
COMPOUND_INDEX |
NUMBER |
上位8ビットがディスク・グループ番号、下位24ビットがファイル番号で構成される32ビットの番号(ビューへのアクセスを容易にする) |
INCARNATION |
NUMBER |
ファイルのインカネーション番号(複合主キー) |
BLOCK_SIZE |
NUMBER |
ファイルのブロック・サイズ(バイト) |
BLOCKS |
NUMBER |
ファイル内のブロック数 |
BYTES |
NUMBER |
ファイル内のバイト数 |
SPACE |
NUMBER |
ファイルに割り当てられたバイト数 |
TYPE |
VARCHAR2(64) |
ファイルのタイプ。指定可能な値は次のとおりです。
|
REDUNDANCY |
VARCHAR2(6) |
ファイルの冗長性:
|
STRIPED |
VARCHAR2(6) |
ファイルのストライプ化方法:
|
CREATION_DATE |
DATE |
ファイルの作成日 |
MODIFICATION_DATE |
DATE |
書込みのために最後にオープン/クローズされた日付(近似の時間に切り下げ) |
REDUNDANCY_LOWERED |
VARCHAR2(1) |
ファイルの冗長性が予想より低いかどうか(Y | N )。ファイルの1つ以上のデータ・エクステントが、管理者によって指定されたレベルでミラー化されない場合、そのファイルの冗長性が低下したと考えられる。保護対象外ファイルの場合、データ・エクステント全体が欠落する可能性がある。この列のもう1つの可能な値は(U )で、不明を意味する。
この列は非推奨で、常に |
PERMISSIONS |
VARCHAR2(16) |
ファイルのアクセス権(ユーザー、グループ、その他の順) |
USER_NUMBER |
NUMBER |
ユーザー番号 |
USER_INCARNATION |
NUMBER |
ユーザーのインカネーション番号 |
USERGROUP_NUMBER |
NUMBER |
ユーザー・グループ番号 |
USERGROUP_INCARNATION |
NUMBER |
ユーザー・グループのインカネーション番号 |
PRIMARY_REGION |
VARCHAR2(4) |
プライマリ・エクステントの割当てに使用されているリージョン:
|
MIRROR_REGION |
VARCHAR2(4) |
ミラー・エクステントの割当てに使用されているリージョン:
|
HOT_READS |
NUMBER |
ファイルのホット・リージョンからの読取り数 |
HOT_WRITES |
NUMBER |
ファイルのホット・リージョンへの書込み数 |
HOT_BYTES_READ |
NUMBER |
ファイルのホット・リージョンからの読取りバイト数 |
HOT_BYTES_WRITTEN |
NUMBER |
ファイルのホット・リージョンへの書込みバイト数 |
COLD_READS |
NUMBER |
ファイルのコールド・リージョンからの読取り数 |
COLD_WRITES |
NUMBER |
ファイルのコールド・リージョンへの書込み数 |
COLD_BYTES_READ |
NUMBER |
ファイルのコールド・リージョンからの読取りバイト数 |
COLD_BYTES_WRITTEN |
NUMBER |
ファイルのコールド・リージョンへの書込みバイト数 |