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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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V$BACKUP_ASYNC_IO

V$BACKUP_ASYNC_IOは、実行中および最近完了したRMANのバックアップおよびリストアに関するパフォーマンス情報を示します。それぞれのバックアップについて、入力データ・ファイルごとに1行、すべてのデータ・ファイルの集計合計パフォーマンスに1行、および出力バックアップ・ピースに1行含まれています。このデータは永続的には格納されず、インスタンスが再起動された場合には保持されません。


関連項目:

バックアップ・パフォーマンスのチューニングにこの表を使用する方法については、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。

データ型 説明
SID NUMBER バックアップまたはリストアを行うセッションのOracle SID
SERIAL NUMBER バックアップまたはリストアを行うSIDの使用回数
USE_COUNT NUMBER 異なるバックアップ・セットから行を識別するために使用されるカウンタ
RMAN_STATUS_RECID NUMBER 所有V$RMAN_STATUSレコードID
RMAN_STATUS_STAMP NUMBER 所有V$RMAN_STATUSレコード・スタンプ
DEVICE_TYPE VARCHAR2(17) ファイルが位置するデバイスのタイプ
TYPE VARCHAR2(9) INPUTOUTPUTまたはAGGREGATE
STATUS VARCHAR2(11) NOT STARTEDIN PROGRESSまたはFINISHED
FILENAME VARCHAR2(513) 読取りまたは書込みが行われているバックアップ・ファイル名
SET_COUNT NUMBER 読取りまたは書込みが行われているバックアップ・セット数
SET_STAMP NUMBER 読取りまたは書込みが行われているバックアップ・セット・スタンプ
BUFFER_SIZE NUMBER ファイルの読取りまたは書込みに使用されているバッファのサイズ(バイト)
BUFFER_COUNT NUMBER ファイルの読取りまたは書込みに使用されているバッファ数
TOTAL_BYTES NUMBER ファイルに読取りまたは書込みが行われる合計のバイト数(わかっている場合)。不明な場合は、NULL。
OPEN_TIME DATE ファイルがオープンされた時刻。TYPE='AGGREGATE'の場合、一括して最初のファイルがオープンされた時刻。
CLOSE_TIME DATE ファイルがクローズされた時刻。TYPE='AGGREGATE'の場合、一括して前回のファイルがクローズされた時刻。
ELAPSED_TIME NUMBER ファイルがオープンされた1/100秒単位の時刻
MAXOPENFILES NUMBER 同時に使用中のDISKファイル数。この値は、TYPE='AGGREGATE'の行にのみ存在する。
BYTES NUMBER これまでに読取りまたは書込みが行われたバイト数
EFFECTIVE_BYTES_PER_SECOND NUMBER バックアップ時にこのデバイスを使用してアーカイブされたI/Oの割合
IO_COUNT NUMBER このファイルに実行されたI/Oの数
READY NUMBER バッファがすぐに使用する準備をした非同期要求の数
SHORT_WAITS NUMBER バッファがすぐに使用可能にならず、I/O完了の非ブロック化ポール後に使用可能になった回数
SHORT_WAIT_TIME_TOTAL NUMBER I/O完了の非ブロック化ポールによって経過した1/100秒単位の合計時間
SHORT_WAIT_TIME_MAX NUMBER I/O完了の非ブロック化ポールによって経過した1/100秒単位の最大時間
LONG_WAITS NUMBER バッファがすぐに使用可能にならず、ブロッキング待機が発行された後で使用可能になった回数
LONG_WAIT_TIME_TOTAL NUMBER I/O完了のブロッキング待機によって経過した1/100秒単位の合計時間
LONG_WAIT_TIME_MAX NUMBER I/O完了のブロッキング待機によって経過した1/100秒単位の最大時間