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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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V$BACKUP_FILES

V$BACKUP_FILESは、すべてのRMANバックアップ(イメージ・コピーとバックアップ・セットの両方)およびアーカイブ・ログに関する情報を示します

このビューは、LIST BACKUPおよびLIST COPY RMANコマンドをシミュレートします。このビューを表示するには、DBMS_RCVMAN.SETDATABASEプロシージャを使用してデータベースを設定する必要があります。

データ型 説明
PKEY NUMBER バックアップ用の主キー
BACKUP_TYPE VARCHAR2(32) バックアップのタイプ:
  • BACKUP SET

  • COPY

  • PROXY COPY

FILE_TYPE VARCHAR2(32) ファイルのタイプ:
  • DATAFILE

  • CONTROLFILE

  • SPFILE

  • REDO LOG

  • ARCHIVED LOG

  • COPY(イメージ・コピー・バックアップ用)

  • PIECE(バックアップ・ピース用)

KEEP VARCHAR2(3) バックアップがCONFIGURE RETENTION POLICYの値とは異なる保存方針を持っているかどうか(YES | NO)
KEEP_UNTIL DATE BACKUPコマンドのKEEP UNTIL TIME句が指定されている場合、この列はバックアップの保存期限を示す。この列がNULLで、KEEP_OPTIONSがNULLでない場合、バックアップは不要にならない。
KEEP_OPTIONS VARCHAR2(13) バックアップ用のKEEPオプション:
  • LOGS - RMANによってバックアップのリカバリに必要なログが保持される。

  • NOLOGS - RMANによってバックアップのリカバリに必要なログが保持されない。

この列がNULLの場合、バックアップはKEEPオプションを持たず、保存方針に基づいて廃止される。

STATUS VARCHAR2(16) バックアップの状態:
  • AVAILABLE

  • UNAVAILABLE

  • EXPIRED

  • OTHER

FNAME VARCHAR2(1024) ファイル名
TAG VARCHAR2(32) ピース、コピーまたはプロキシ・コピーのタグ
MEDIA VARCHAR2(80) ピースまたはプロキシ・コピーのメディアID
RECID NUMBER 制御ファイル内のレコードのレコードID
STAMP NUMBER 制御ファイル内のレコードのスタンプ
DEVICE_TYPE VARCHAR2(255) バックアップを格納するメディア・デバイスのタイプ
BLOCK_SIZE NUMBER バックアップのブロック・サイズ(バイト)
COMPLETION_TIME DATE バックアップの完了時刻
COMPRESSED VARCHAR2(3) バックアップ・ピースが圧縮されるかどうか(YES | NO)。FILE_TYPEPIECEの場合のみ有効。イメージ・コピーは圧縮不可能。
OBSOLETE VARCHAR2(3) バックアップ・ピースまたはコピーが廃止されたかどうか(YES | NO)。FILE_TYPEPIECEまたはCOPYの場合のみ有効。
BYTES NUMBER ファイル・サイズ(バイト)
BS_KEY NUMBER バックアップ・セットの主キー(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)
BS_COUNT NUMBER 制御ファイル・レコードのバックアップ・セット数(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)
BS_STAMP NUMBER 制御ファイル・レコードのバックアップ・セットのスタンプ(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)
BS_TYPE VARCHAR2(32) バックアップ・セットのタイプ(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効):
  • DATAFILE

  • ARCHIVED LOG

BS_INCR_TYPE VARCHAR2(32) バックアップ・セットの増分タイプ(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)
BS_PIECES NUMBER バックアップ・セット内のバックアップ・ピース数(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)
BS_COPIES NUMBER バックアップ・セットのコピー数。(FILE_TYPEPIECEで、BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)。
BS_COMPLETION_TIME DATE バックアップ・セットの完了時刻(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)
BS_STATUS VARCHAR2(16) バックアップ・セットの状態(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効):
  • AVAILABLE

  • UNAVAILABLE

  • EXPIRED

  • OTHER - バックアップ・セットに含まれるピースの状態が均一でない(使用できるピースと使用できないピースがある)。

BS_BYTES NUMBER バックアップ・セット内のすべてのバックアップ・ピース・サイズの合計(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)
BS_COMPRESSED VARCHAR2(3) バックアップ・セットのバックアップ・ピースが圧縮されるかどうか(YES | NO)。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効。
BS_TAG VARCHAR2(1024) バックアップ・セットのタグ。ピースに異なるタグが含まれている場合は、すべてのピース・タグが連結され、カンマで区切られる。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効
BS_DEVICE_TYPE VARCHAR2(255) バックアップ・セットのデバイス・タイプ。複数のデバイス・タイプがある場合、各タイプがカンマで区切られる。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効。
BP_PIECE# NUMBER バックアップ・セット内のピース数。(FILE_TYPEPIECEで、BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)。
BP_COPY# NUMBER バックアップ・セットのコピー数。(FILE_TYPEPIECEで、BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)。
DF_FILE# NUMBER データ・ファイルの絶対ファイル番号。(FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ有効)。
DF_TABLESPACE VARCHAR2(30) データ・ファイルの表領域名。(FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ有効)。
DF_RESETLOGS_CHANGE# NUMBER 制御ファイルまたはデータ・ファイルが作成されたときの最新のRESETLOGSのシステム変更番号(SCN)。(FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ有効)。
DF_CREATION_CHANGE# NUMBER 制御ファイルまたはデータ・ファイルの作成SCN。(FILE_TYPECONTROLFILEまたはDATAFILEの場合のみ有効)。
DF_CHECKPOINT_CHANGE# NUMBER 最新の制御ファイルまたはデータ・ファイルのチェックポイントのシステム変更番号(SCN)。(FILE_TYPECONTROLFILEまたはDATAFILEの場合のみ有効)。
DF_CKP_MOD_TIME DATE SPFILEの場合は変更時刻。それ以外の場合は制御ファイルまたはデータ・ファイルのチェックポイント実行時刻。(FILE_TYPESPFILECONTROLFILEまたはDATAFILEの場合のみ有効)。
RL_THREAD# NUMBER アーカイブ・ログのREDOログ・スレッド番号。(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)。
RL_SEQUENCE# NUMBER アーカイブ・ログのREDOログ順序番号。(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)。
RL_RESETLOGS_CHANGE# NUMBER レコードが作成されたときの最新のRESETLOGSのシステム変更番号(SCN)。(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)。
RL_FIRST_CHANGE# NUMBER REDOログの最初のSCN。(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)。
RL_FIRST_TIME DATE Oracle DatabaseがREDOログに切り替えられた時刻。(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)。
RL_NEXT_CHANGE# NUMBER スレッド内の次のREDOログの最初のSCN。(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)。
RL_NEXT_TIME DATE スレッド内の次のREDOログの最初のタイムスタンプ。(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)。