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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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V$DATABASE_INCARNATION

V$DATABASE_INCARNATIONは、すべてのデータベース・インカネーションに関する情報を示します。RESETLOGSオプションを指定してデータベースをオープンすると、新規のインカネーションが作成されます。現行および直前のインカネーションのレコードは、V$DATABASEビューにも示されます。

データ型 説明
INCARNATION# NUMBER 制御ファイル内のブランチ・レコードのレコードID
RESETLOGS_CHANGE# NUMBER 現行の行のインカネーションのリセットログ・システム変更番号(SCN)
RESETLOGS_TIME DATE 現行の行のインカネーションのリセットログ・タイムスタンプ
PRIOR_RESETLOGS_CHANGE# NUMBER 直前のインカネーションのリセットログSCN
PRIOR_RESETLOGS_TIME DATE 直前のインカネーションのリセットログ・タイムスタンプ
STATUS VARCHAR2(7) インカネーションの状態:
  • ORPHAN - 孤立したインカネーション

  • CURRENT - データベースの現行インカネーション

  • PARENT - 現行インカネーションの親

RESETLOGS_ID NUMBER 現行の行のインカネーションのブランチID(アーカイブ・ログの一意名を、インカネーション間で取得するためのユーザー管理リカバリ/RMANリストアで使用)
PRIOR_INCARNATION# NUMBER 0(ゼロ)以外の場合は、親インカネーションのレコードID
FLASHBACK_DATABASE_ALLOWED VARCHAR2(26) フラッシュバック・データベースがインカネーションのSCNまたはタイムスタンプに実行できるかどうかを示す。YESの値は、そのインカネーションのいずれかの時点にフラッシュバックできることを示す。NOの値は、インカネーションにフラッシュバックできないことを示す。