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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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V$DB_CACHE_ADVICE

V$DB_CACHE_ADVICEの各行は、行に対応するキャッシュ・サイズに対する物理読取り数の推定値を示します。また、この行では物理読取り要因も計算されます。物理読取り要因とは、読取りバッファ・キャッシュによって測定間隔内で実際に実行される読取り数に対する見積り読取り数の割合です。


関連項目:

「DB_CACHE_ADVICE」

データ型 説明
ID NUMBER バッファ・プール識別子(1から8)
NAME VARCHAR2(20) バッファ・プール名
BLOCK_SIZE NUMBER このプールのバッファに対するブロック・サイズ(バイト数)。表示される値は、標準ブロック・サイズ、非標準ブロック・サイズ(2の累乗)、2048409681921638432768
ADVICE_STATUS VARCHAR2(3) アドバイザの状態。ONは現在実行中を示し、OFFは使用禁止を示す(この場合の見積りは履歴で、最後に使用可能であった時点で計算される)。
SIZE_FOR_ESTIMATE NUMBER 測定用のキャッシュ・サイズ(MB)
SIZE_FACTOR NUMBER 現行のキャッシュ・サイズに対するサイズ要因
BUFFERS_FOR_ESTIMATE NUMBER 測定用のキャッシュ・サイズ(バッファ)
ESTD_PHYSICAL_READ_FACTOR NUMBER このキャッシュ・サイズの物理読取り要因。すなわち、実際のキャッシュ内の読取り数に対する見積り物理読取り数の割合。実際のキャッシュに物理読取りがない場合、この列の値はNULL。
ESTD_PHYSICAL_READS NUMBER このキャッシュ・サイズを見積もった物理読取り数
ESTD_PHYSICAL_READ_TIME NUMBER 見積もったディスク読取り時間(秒単位)
ESTD_PCT_OF_DB_TIME_FOR_READS NUMBER 合計時間の割合として見積もったディスク時間
ESTD_CLUSTER_READS NUMBER フォアグラウンド・プロセスがグローバル・キャッシュから読み取るブロックの見積り合計数(Real Application Clustersのみ)
ESTD_CLUSTER_READ_TIME NUMBER フォアグラウンド・プロセスがグローバル・キャッシュから読み取る秒単位の見積り合計時間(Real Application Clustersのみ)