V$GOLDENGATE_CAPTUREは、Oracle GoldenGateアウトバウンド・サーバーにLCRを送信する各取得プロセスに関する情報を示します。
| 列 | データ型 | 説明 | 
|---|---|---|
| SID | NUMBER | 取得プロセスのセッションID | 
| SERIAL# | NUMBER | 取得プロセス・セッションのセッション・シリアル番号 | 
| CAPTURE# | NUMBER | 取得プロセス番号。取得プロセスは、接頭辞 cpを持つOracleバックグラウンド・プロセスである。 | 
| CAPTURE_NAME | VARCHAR2(30) | 取得プロセスの名前 | 
| LOGMINER_ID | NUMBER | 取得プロセスに関連付けられたOracle LogMinerセッションのセッションID | 
| STARTUP_TIME | DATE | 取得プロセスの前回の開始時刻 | 
| STATE | VARCHAR2(589) | 取得プロセスの状態およびネットワークの状態。2つの状態はセミコロンで区切られます。可能な値は次のとおりです。 
 | 
| TOTAL_PREFILTER_DISCARDED | NUMBER | 破棄されたフィルタ済メッセージの合計数 | 
| TOTAL_PREFILTER_KEPT | NUMBER | 保持されたフィルタ済メッセージの合計数 | 
| TOTAL_PREFILTER_EVALUATIONS | NUMBER | フィルタ評価の合計数 | 
| TOTAL_MESSAGES_CAPTURED | NUMBER | 最後に取得プロセスが起動してから、詳細なルール評価のために、LogMinerから取得プロセスに渡されたREDOエントリの合計数。取得プロセスの事前フィルタ処理で変更を廃棄できない場合、取得プロセスはREDOエントリをメッセージに変換し、そのメッセージに対して詳細なルール評価を実行します。 | 
| CAPTURE_TIME | DATE | 最新のメッセージが取得された時刻 | 
| CAPTURE_MESSAGE_NUMBER | NUMBER | 最後に取得されたメッセージの番号 | 
| CAPTURE_MESSAGE_CREATE_TIME | DATE | 最後に取得されたメッセージの作成時刻 | 
| TOTAL_MESSAGES_CREATED | NUMBER | 割合を計算するためにELAPSED_LCR_TIMEに対応付けられた回数 | 
| TOTAL_FULL_EVALUATIONS | NUMBER | 割合を計算するためにELAPSED_RULE_TIMEに対応付けられた回数 | 
| TOTAL_MESSAGES_ENQUEUED | NUMBER | 取得プロセスの前回の開始後にエンキューされたメッセージの合計数 | 
| ENQUEUE_TIME | DATE | 最後のメッセージがエンキューされた時刻 | 
| ENQUEUE_MESSAGE_NUMBER | NUMBER | 最後にエンキューされたメッセージの番号 | 
| ENQUEUE_MESSAGE_CREATE_TIME | DATE | 最後にエンキューされたメッセージの作成時刻 | 
| AVAILABLE_MESSAGE_NUMBER | NUMBER | ローカルでの取得の場合は、最後にログ・ファイルにフラッシュされたREDOログのSCN。ダウンストリームでの取得の場合は、アーカイブREDOログ・ファイルを介して最後にLogMinerに追加されたSCN。 | 
| AVAILABLE_MESSAGE_CREATE_TIME | DATE | ローカルでの取得の場合は、そのSCNがログ・ファイルに書き込まれた時刻。ダウンストリームでの取得の場合は、最新のアーカイブREDOログ・ファイル(最新のSCNを含む)がLogMinerに追加された時刻。 | 
| ELAPSED_CAPTURE_TIME | NUMBER | 取得プロセスが前回開始された後の、REDOログ内で変更をスキャン中の経過時間(1/100秒) | 
| ELAPSED_RULE_TIME | NUMBER | 取得プロセスが前回開始された後のルール評価中の経過時間(1/100秒) | 
| ELAPSED_ENQUEUE_TIME | NUMBER | 取得プロセスが前回開始された後のメッセージのエンキュー中の経過時間(1/100秒) | 
| ELAPSED_LCR_TIME | NUMBER | 取得プロセスが前回開始された後のLCRの作成中の経過時間(1/100秒) | 
| ELAPSED_REDO_WAIT_TIME | NUMBER | WAITING FOR REDO状態にある取得プロセスが要した経過時間(1/100秒) | 
| ELAPSED_PAUSE_TIME | NUMBER | フロー制御停止の経過時間(1/100秒) | 
| STATE_CHANGED_TIME | DATE | 取得プロセスの状態が変更された時刻 | 
| SGA_USED | NUMBER | 取得プロセスによって使用される共有メモリーの合計容量(バイト) | 
| SGA_ALLOCATED | NUMBER | 取得プロセスのStreamsプールから割り当てられた共有メモリーの合計容量(バイト) | 
| BYTES_OF_REDO_MINED | VARCHAR2(64) | 取得プロセスが前回開始された後にマイニングされたREDOデータの合計容量(バイト) | 
| SESSION_RESTART_SCN | VARCHAR2(64) | 取得プロセスが前回開始されたときにREDOデータのマイニングを開始したSCN | 
| SPID脚注 1 | VARCHAR2(12) | 取得プロセスのオペレーティング・システムのプロセス識別子 | 
| EXTRACT_NAME脚注 1 | VARCHAR2(30) | 抽出プロセスの名前 | 
| SERVER_SID脚注 1 | NUMBER | 取得サーバーのセッションID | 
| SERVER_SERIAL#脚注 1 | NUMBER | 取得サーバーのセッション・シリアル番号 | 
| SERVER_SPID脚注 1 | VARCHAR2(12) | 取得サーバーのオペレーティング・システムのプロセス識別子 | 
| TOTAL_MESSAGES_SENT脚注 1 | NUMBER | 前回GoldenGate抽出プロセスが取得プロセスに接続されてから、取得プロセスによって抽出プロセスに送信されたLCRの合計数 | 
| SEND_TIME脚注 1 | DATE | 取得プロセスによってLCRが抽出プロセスに最後に送信された時刻 | 
| LAST_SENT_MESSAGE_NUMBER脚注 1 | NUMBER | 取得プロセスによって抽出プロセスに最後に送信されたLCRのメッセージ番号 | 
| LAST_SENT_MESSAGE_CREATE_TIME脚注 1 | DATE | 取得プロセスによって抽出プロセスに最後に送信されたLCRのメッセージ番号 | 
| ELAPSED_SEND_TIME脚注 1 | NUMBER | 前回抽出プロセスが取得プロセスに接続されてから、抽出プロセスにLCRを送信中の経過時間(1/100秒) | 
| BYTES_SENT脚注 1 | NUMBER | 抽出プロセスが前回取得プロセスに接続された後に、取得プロセスから抽出プロセスに送信された合計バイト数 | 
脚注 1 この列は、Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.4)から使用可能です。