V$LOGMNR_SESSION
は、アクティブなLogMiner永続セッションに関する情報を示します。LogMiner永続セッションを作成するには、初回にロジカル・スタンバイ・データベースでData Guard SQL Applyを起動するか、Streams取得を作成します。一時的なLogMinerセッション(V$LOGMNR_CONTENTS
ビューを問い合せた結果として作成されるLogMinerセッション)は、V$LOGMNR_SESSION
ビューには表示されません。このビューに表示される統計情報はシステムのスナップショットに対応し、どこにも累積されません。
列 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
SESSION_ID |
NUMBER |
LogMiner永続セッションの一意の識別子 |
SESSION_NAME |
VARCHAR2(32) |
一意のセッション名 |
SESSION_STATE |
VARCHAR2(9) |
LogMiner永続セッションの現在の状態
|
DB_NAME |
VARCHAR2(128) |
ソース・データベースのグローバル・データベース名 |
DB_ID |
NUMBER |
ソース・データベースのデータベース識別子 |
RESET_SCN |
NUMBER |
セッションの開始時のシステム変更番号(SCN) |
RESET_TIMESTAMP |
NUMBER |
LogMiner永続セッションの開始時のRESETLOG の時刻 |
NUM_PROCESS |
NUMBER |
このセッションに割り当てられたプロセスの数 |
CHUNK_SIZE |
NUMBER |
このチャンクに割り当てられたメモリー容量 |
START_SCN |
NUMBER |
セッションの開始時のシステム変更番号(SCN) |
END_SCN |
NUMBER |
セッションの終了時のシステム変更番号(SCN) |
SPILL_SCN |
NUMBER |
再起動イベントでは、この値より小さいSCNを持つREDOレコードはアーカイブREDOログ・ファイルから読み取られない |
PROCESSED_SCN |
NUMBER |
BUILDER プロセスは、このSCNまでREDOレコードのマイニングを正常に行った |
PREPARED_SCN |
NUMBER |
PREPARER プロセスは、このSCNより小さいすべてのREDOレコードを論理変更レコード(LCR)に正常に変換。ただし、LCRが連鎖行またはLOB更新に関係している場合、LCRはトランザクションにグループ化されていないか、マージされていない場合がある。 |
READ_SCN |
NUMBER |
READER プロセスは、このSCNより小さいすべてのREDOレコードを読取った |
LOW_MARK_SCN |
NUMBER |
LogMinerは、これより小さいSCNをコミットしたすべてのトランザクションをクライアントに送信 |
CONSUMED_SCN |
NUMBER |
クライアントは、これより小さいSCNをコミットしたすべてのトランザクションを使用し、解放した |
MAX_MEMORY_SIZE |
NUMBER |
LogMinerが使用できる共有メモリーの最大量(バイト) |
USED_MEMORY_SIZE |
NUMBER |
LogMinerが実際に使用した共有メモリーの量(バイト) |
BUILDER_WORK_SIZE |
NUMBER |
BUILDERプロセスによって処理中の現在の作業単位におけるREDOの量(バイト) |
PREPARED_WORK_SIZE |
NUMBER |
LogMinerによって準備されたREDOの量(バイト) |
AVAILABLE_WORK_SIZE |
NUMBER |
準備されているが、まだクライアントによって使用されていないREDOレコードの量(バイト) |
AVAILABLE_TXN |
NUMBER |
使用の準備ができているトランザクション・チャンクの数 |
AVAILABLE_COMMITTED_TXN |
NUMBER |
使用の準備ができているコミット済トランザクションの数。この数は、AVAILABLE_TXN よりも小さいか、等しくなる。 |
DELIVERED_TXN |
NUMBER |
クライアントが現在所有しているトランザクション・チャンクの数 |
DELIVERED_COMMITTED_TXN |
NUMBER |
クライアントが現在処理しているコミット済トランザクション・チャンクの数。この数は、DELIVERED_TXN 列の値よりも小さいか、等しくなる。 |
PINNED_TXN |
NUMBER |
確保されている(クライアントがアクティブに処理している)トランザクションの数 |
PINNED_COMMITTED_TXN |
NUMBER |
確保されている(クライアントがアクティブに処理している)コミット済トランザクションの数 |
CHECKPOINT_INTERVAL |
NUMBER |
チェックポイント間隔 |