プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
  目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

V$SESSION_WAIT

V$SESSION_WAITは、各セッションについて現行または前回の待機を示します。

データ型 説明
SID NUMBER セッション識別子。V$SESSION.SIDにマップされる。
SEQ# NUMBER 現行または前回の待機を一意に識別する番号(待機ごとに増分される)
EVENT VARCHAR2(64) セッションが待機しているリソースまたはイベント

関連項目: 付録C「Oracle待機イベント」を参照。

P1TEXT VARCHAR2(64) 第1待機イベント・パラメータの説明
P1 NUMBER 第1待機イベント・パラメータ(10進数)
P1RAW RAW(8) 第1待機イベント・パラメータ(16進数)脚注 1 
P2TEXT VARCHAR2(64) 第2待機イベント・パラメータの説明
P2 NUMBER 第2待機イベント・パラメータ(10進数)
P2RAW RAW(8) 第2待機イベント・パラメータ(16進数)脚注 1
P3TEXT VARCHAR2(64) 第3待機イベント・パラメータの説明
P3 NUMBER 第3待機イベント・パラメータ(10進数)
P3RAW RAW(8) 第3待機イベント・パラメータ(16進数)脚注 1
WAIT_CLASS_ID NUMBER 待機イベントのクラスの識別子
WAIT_CLASS# NUMBER 待機イベントのクラスの番号
WAIT_CLASS VARCHAR2(64) 待機イベントのクラスの名前
WAIT_TIME NUMBER セッションが現在待機中の場合、値は0。セッションが待機中でない場合、値は次のとおり。
  • > 0 - 値は、前回の待機時間(1/100秒)

  • -1 - 前回の待機時間は1/100秒未満だった

  • -2 - パラメータTIMED_STATISTICSは、falseに設定された

WAIT_TIME_MICROおよびSTATE列が設定されている場合、この列は非推奨になる。

SECONDS_IN_WAIT NUMBER セッションが現在待機中の場合、値は現在の待機が開始されるまで待機した時間。セッションが待機中でない場合、値は前回の待機開始以降の時間。

WAIT_TIME_MICROおよびTIME_SINCE_LAST_WAIT_MICRO列が設定されている場合、この列は非推奨になる。

STATE VARCHAR2(19) 待機状態:
  • WAITING - セッションは現在待機中。

  • WAITED UNKNOWN TIME - 前回の待機時間が不明。パラメータTIMED_STATISTICSfalseに設定されている場合はこの値。

  • WAITED SHORT TIME - 前回の待機は1/100秒未満だった

  • WAITED KNOWN TIME - 前回の待機時間は、WAIT_TIME列で指定される

WAIT_TIME_MICRO NUMBER 待機時間(マイクロ秒)。セッションが現在待機中の場合、値は現在の待機に費やされた時間。セッションが現在待機中でない場合、値は前回の待機の待機時間。
TIME_REMAINING_MICRO NUMBER 値は、次のように解釈される
  • > 0 - 現在の待機の残り時間(マイクロ秒)

  • 0 - 現在の待機はタイムアウトした

  • -1 - セッションは現在の待機内で無期限に待機できる

  • NULL - セッションは現在待機中でない

TIME_SINCE_LAST_WAIT_MICRO NUMBER 前回の待機終了後の経過時間(マイクロ秒)。セッションが現在待機中の場合、値は0

脚注 1 P1RAWP2RAWおよびP3RAW列には、数値が16進数で表示されることを除けば、P1P2およびP3列と同じ値が表示されます。