V$STREAMS_APPLY_COORDINATORは、各適用プロセス・コーディネータの情報を示します。適用プロセスのコーディネータは、適用プロセス・リーダーからトランザクションを取得し、それを適用サーバーに渡します。適用プロセス・コーディネータは、適用プロセス、アウトバウンド・サーバーまたはインバウンド・サーバーのサブコンポーネントです。
| 列 | データ型 | 説明 | 
|---|---|---|
| SID | NUMBER | コーディネータ・セッションのセッションID | 
| SERIAL# | NUMBER | コーディネータ・セッションのシリアル番号 | 
| STATE | VARCHAR2(21) | コーディネータの状態: 
 | 
| APPLY# | NUMBER | 適用プロセス番号。適用プロセス・コーディネータは、接頭辞 apを持つOracleバックグラウンド・プロセスである。 | 
| APPLY_NAME | VARCHAR2(30) | 適用プロセスの名前 | 
| TOTAL_APPLIED | NUMBER | 前回の開始後に適用プロセスにより適用されたトランザクションの合計数 | 
| TOTAL_WAIT_DEPS | NUMBER | 適用プロセスが前回開始されてから、トランザクション間の依存性が原因で他の適用サーバーによりトランザクションが適用されるまで、ある適用サーバーがトランザクション内で論理変更レコード(LCR)の適用を待機していた回数 | 
| TOTAL_WAIT_COMMITS | NUMBER | 適用プロセスが前回開始されてから、コミットをシリアライズするために、他の適用サーバーによりトランザクションがコミットされるまで、ある適用サーバーがトランザクションのコミットを待機していた回数 | 
| TOTAL_ADMIN | NUMBER | 適用プロセスが前回開始されてから発行された管理ジョブの数 | 
| TOTAL_ASSIGNED | NUMBER | 適用プロセスが前回開始されてから適用サーバーに割り当てられたトランザクションの数 | 
| TOTAL_RECEIVED | NUMBER | 適用プロセスが前回開始されてからコーディネータ・プロセスにより受信されたトランザクションの合計数 | 
| TOTAL_IGNORED | NUMBER | コーディネータにより受信されたが、適用済であるために無視されたトランザクションの数 | 
| TOTAL_ROLLBACKS | NUMBER | 予期しない競合によりロールバックされたトランザクションの数 | 
| TOTAL_ERRORS | NUMBER | 適用プロセスの前回の開始後に適用プロセスにより適用され、適用エラーとなったトランザクションの数 | 
| UNASSIGNED_COMPLETE_TXNS | NUMBER | コーディネータがいずれの適用サーバーにも割り当てていない完全なトランザクションの合計数 | 
| AUTO_TXN_BUFFER_SIZE | NUMBER | トランザクション・バッファ・サイズの現行の値。トランザクション・バッファ・サイズは、適用サーバーの前に適用リーダーがアセンブルできるトランザクション数を表す。トランザクション・バッファ・サイズは、適用プロセスによって定期的に調整される。 | 
| LWM_TIME | DATE | 最小のメッセージ番号を持つメッセージが記録された時刻。最小のメッセージ番号を持つメッセージの作成時刻も、この時点で記録されている。 | 
| LWM_MESSAGE_NUMBER | NUMBER | 最低水位標に対応するメッセージの番号。つまり、このメッセージ番号以下のコミット・メッセージ番号を持つメッセージは限定的に適用されているが、これより大きいコミット・メッセージ番号を持つ一部のメッセージも適用されている場合がある。 | 
| LWM_MESSAGE_CREATE_TIME | DATE | 取得されたメッセージの場合は、最低水位標に対応するメッセージのソース・データベースでの作成時刻。ユーザーがエンキューしたメッセージの場合は、最低水位標に対応するメッセージがローカル・データベースのキューにエンキューされた時刻。 | 
| HWM_TIME | DATE | 最大のメッセージ番号を持つメッセージが記録された時刻。最大のメッセージ番号を持つメッセージの作成時刻も、この時点で記録されている。 | 
| HWM_MESSAGE_NUMBER | NUMBER | 最高水位標に対応するメッセージの番号。つまり、このメッセージ番号より大きいコミット・メッセージ番号を持つメッセージは適用されていない。 | 
| HWM_MESSAGE_CREATE_TIME | DATE | 取得されたメッセージの場合は、最高水位標に対応するメッセージのソース・データベースでの作成時刻。ユーザーがエンキューしたメッセージの場合は、最高水位標に対応するメッセージがローカル・データベースのキューにエンキューされた時刻。 | 
| STARTUP_TIME | DATE | 適用プロセスの前回の開始時刻 | 
| ELAPSED_SCHEDULE_TIME | NUMBER | 適用プロセスが前回開始されてからのメッセージのスケジューリング経過時間(1/100秒) | 
| ELAPSED_IDLE_TIME | NUMBER | アイドルの経過時間 | 
| LWM_POSITION | RAW(64) | 最低水位標LCRの位置 | 
| HWM_POSITION | RAW(64) | 最高水位標LCRの位置 | 
| PROCESSED_MESSAGE_NUMBER | NUMBER | 適用コーディネータによって現在処理されているメッセージ番号 | 
| ACTIVE_SERVER_COUNT | NUMBER | 使用される適用サーバーの数 | 
| 注意: ELAPSED_SCHEDULE_TIME列が移入されるのは、TIMED_STATISTICS初期化パラメータがtrueに設定されている場合か、STATISTICS_LEVEL初期化パラメータがTYPICALまたはALLに設定されている場合のみです。 |