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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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DB_BLOCK_SIZE

プロパティ 説明
パラメータ・タイプ 整数
デフォルト値 8192
変更の可/不可 変更不可
値の範囲 2048から32768。ただし、オペレーティング・システムによっては、さらに範囲が狭い場合がある。
基本/基本以外 基本
Oracle RAC すべてのインスタンスに、このパラメータを設定する必要がある。また、複数インスタンスには、同じ値を指定する必要がある。


注意:

このパラメータはデータベース作成時に設定します。データベース作成後は変更しないでください。

DB_BLOCK_SIZEには、Oracle Databaseのブロック・サイズ(バイト)を指定します。通常、値は4096または8192です。このパラメータの値は、デバイス・レベルでの物理ブロック・サイズの倍数である必要があります。

データベースを作成した時点で有効なDB_BLOCK_SIZEの値によって、ブロック・サイズが判断されます。値は、初期値に設定しておく必要があります。

Real Application Clustersを使用している場合、このパラメータは、表および索引のFREELISTS記憶域パラメータの最大値に影響します。Oracleでは、空きリスト・グループごとに1つのデータベース・ブロックを使用します。意思決定支援システム(DSS)およびデータ・ウェアハウスのデータベース環境では、ブロック・サイズ値が大きいほど、より高いパフォーマンスを得られます。


注意:

  • 32ビットのオペレーティング・システムがサポートするDB_BLOCK_SIZEの最大値は16384です。

  • 64ビットのオペレーティング・システムがサポートするDB_BLOCK_SIZEの最大値は32768です。



関連項目:

  • このパラメータの設定の詳細は、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』および『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。

  • 空きリスト・グループの詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。

  • DSSおよびデータ・ウェアハウス環境の詳細は、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。

  • ブロック・サイズの概要は、『Oracle Database概要』を参照してください。