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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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DIAGNOSTIC_DEST

プロパティ 説明
パラメータ・タイプ 文字列
構文 DIAGNOSTIC_DEST = {pathname | directory}
デフォルト値 $ORACLE_BASE環境変数の値から導出される。$ORACLE_BASEが設定されていない場合は、Oracle Universal Installerの設定に従って、ORACLE_BASEから導出される。ORACLE_BASEが設定されていない場合は、$ORACLE_HOME/rdbms/logが使用される。
変更の可/不可 ALTER SYSTEM
基本/基本以外 基本以外
Oracle RAC このパラメータは各インスタンスに対して設定できます。クラスタ内の各インスタンスで、共有ディスク上に配置されるDIAGNOSTIC_DESTディレクトリの場所を指定すること、および各インスタンスのDIAGNOSTIC_DESTに同じ値を指定することをお薦めします。

Oracle Database 11gリリース1 (11.1)の時点で、各データベース・インスタンスの診断は専用のディレクトリに配置され、専用ディレクトリはDIAGNOSTIC_DESTの初期化パラメータによって指定できます。DIAGNOSTIC_DESTによって指定されるディレクトリの構造は、次のとおりです。

<diagnostic_dest>/diag/rdbms/<dbname>/<instname>

この場所は自動診断リポジトリ(ADR)ホームと呼ばれます。たとえば、データベース名がproddbであり、インスタンス名がproddb1の場合、ADRホーム・ディレクトリは<diagnostic_dest>/diag/rdbms/proddb/proddb1になります。

ADRホーム・ディレクトリの下に配置されるファイルは、次のとおりです。