プロパティ | 説明 |
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パラメータ・タイプ | 整数 |
デフォルト値 | 0 |
変更の可/不可 | ALTER SESSION 、ALTER SYSTEM |
値の範囲 | 0から100 |
OPTIMIZER_INDEX_CACHING
を設定すると、ネステッド・ループ結合およびINリスト・イテレータを支援するように、コストベースの最適化動作を調整できます。
索引が内部表にアクセスするために使用される、INリスト・イテレータを使用する索引の実行、またはネステッド・ループ結合の実行のコストは、バッファ・キャッシュ内の索引のキャッシュに大きく依存しています。キャッシュの量は、オプティマイザが予想できないシステムでの負荷および異なるユーザーのブロック・アクセス・パターンなどの要因に依存します。
ユーザーは、このパラメータに、キャッシュ内にあると仮定される索引ブロックの割合を示す0から100の値を設定して、ネステッド・ループ結合およびINリスト・イテレータをキャッシュする索引に関するオプティマイザの想定値を変更できます。このパラメータを高い値に設定するほど、オプティマイザに対するネステッド・ループ結合およびINリスト・イテレータのコストが低くなります。結果として、ハッシュまたはソート・マージ結合ではなくネステッド・ループ結合が選択され、他の索引または全表スキャンではなくINリスト・イテレータを使用する索引が選択されることがよくあります。このパラメータのデフォルトは0で、デフォルトのオプティマイザ動作を提供します。
関連項目: このパラメータの設定の詳細は、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。 |