プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
  目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

UNDO_TABLESPACE

プロパティ 説明
パラメータ・タイプ 文字列
構文 UNDO_TABLESPACE = undoname
デフォルト値 データベース内の最初に使用可能なUNDO表領域
変更の可/不可 ALTER SYSTEM
値の範囲 既存の有効なUNDO表領域名
基本/基本以外 基本
Oracle RAC 設定する場合は、各インスタンスに一意の値を指定する必要がある。

UNDO_TABLESPACEには、インスタンスの起動時に使用するUNDO表領域を指定します。インスタンスが手動UNDO管理モードのときにこのパラメータを指定すると、エラーが発生して起動できません。

UNDO_TABLESPACEパラメータを省略した場合、データベースで最初に使用可能なUNDO表領域が選択されます。使用可能なUNDO表領域がない場合、インスタンスはUNDO表領域を使用せずに起動します。この場合、ユーザー・トランザクションは、SYSTEMロールバック・セグメントを使用して実行されます。通常、このモードでは実行しないでください。

インスタンスの実行中に、1つのUNDO表領域を別のUNDO表領域と置き換えることができます。


注意:

Oracle Data Guard構成のプライマリ・データベースでこのパラメータを更新する場合、構成内のすべてのフィジカル・スタンバイ・データベースのパラメータも更新する必要があります。これにより、スタンバイ・データベースがプライマリ・データベースになったときに、UNDO表領域を確実に見つけられるようになります。


関連項目:

『Oracle Database SQL言語リファレンス』