プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
  目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

ALL_CAPTURE

ALL_CAPTUREは、取得した変更を現行のユーザーがアクセスできるキューにエンキューする取得プロセスの情報を示します。

関連ビュー

DBA_CAPTUREは、データベース内のすべての取得プロセスに関する情報を示します。

データ型 NULL 説明
CAPTURE_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL 取得プロセスの名前
QUEUE_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL 取得された変更のステージングに使用されるキューの名前
QUEUE_OWNER VARCHAR2(30) NOT NULL 取得された変更のステージングに使用されるキューの所有者
RULE_SET_NAME VARCHAR2(30) 取得プロセスでフィルタ処理に使用される正のルール・セットの名前
RULE_SET_OWNER VARCHAR2(30) 正のルール・セットの所有者
CAPTURE_USER VARCHAR2(30) 取得したメッセージをエンキューする現行のユーザー
START_SCN NUMBER 取得プロセスにより変更の取得が開始されるシステム変更番号(SCN)
STATUS VARCHAR2(8) 取得プロセスのステータス:
  • DISABLED

  • ENABLED

  • ABORTED

CAPTURED_SCN NUMBER 前回スキャンされたREDOログ・レコードのシステム変更番号(SCN)
APPLIED_SCN NUMBER 関連適用プロセスによりデキューされた最新メッセージのシステム変更番号(SCN)。このSCNより小さい番号を持つすべての変更は、この取得プロセスにより取得された変更を適用するすべての適用プロセスによりデキューされる。
USE_DATABASE_LINK VARCHAR2(3) ソース・データベース名が、ダウンストリーム・データベースからソース・データベースに接続するためのデータベース・リンクとして使用されるかどうか(YES | NO)。取得プロセスがソース・データベースで作成された場合、この列はNULL。
FIRST_SCN NUMBER 取得プロセスが再開されるシステム変更番号(SCN)
SOURCE_DATABASE VARCHAR2(128) ソース・データベースのグローバル名
SOURCE_DBID NUMBER ソース・データベースのデータベースID
SOURCE_RESETLOGS_SCN NUMBER ソース・データベースのリセットログのシステム変更番号(SCN)
SOURCE_RESETLOGS_TIME NUMBER ソース・データベースのリセットログ時刻
LOGMINER_ID NUMBER 取得プロセスに関連付けられたLogMinerセッションのセッションID
NEGATIVE_RULE_SET_NAME VARCHAR2(30) 取得プロセスでフィルタ処理に使用されるルール・セットの名前
NEGATIVE_RULE_SET_OWNER VARCHAR2(30) 取得プロセスでフィルタ処理に使用される負のルール・セットの所有者
MAX_CHECKPOINT_SCN NUMBER 取得プロセスにより前回のチェックポイントが取得されたシステム変更番号(SCN)
REQUIRED_CHECKPOINT_SCN NUMBER 取得プロセスがREDO情報を必要とする最も低いチェックポイントSCN
LOGFILE_ASSIGNMENT VARCHAR2(8) 取得プロセスのログ・ファイルの割当てタイプ:
  • IMPLICIT

  • EXPLICIT

STATUS_CHANGE_TIME DATE 取得プロセスのSTATUSが変更された時刻
ERROR_NUMBER NUMBER 取得プロセスが異常終了した場合のエラー番号
ERROR_MESSAGE VARCHAR2(4000) 取得プロセスが異常終了した場合のエラー・メッセージ
VERSION VARCHAR2(64) 取得プロセスのバージョン番号
CAPTURE_TYPE VARCHAR2(10) 取得プロセスのタイプ
  • DOWNSTREAM

  • LOCAL

LAST_ENQUEUED_SCN NUMBER 最後にエンキューされたシステム変更番号(SCN)
CHECKPOINT_RETENTION_TIME NUMBER チェックポイント保存時間

注意: 取得プロセスのチェックポイント保存時間がINFINITEに設定されている場合、この列に表示される値は4294967295。

START_TIME脚注 1 TIMESTAMP(6)
取得プロセスにより変更の取得が開始される時刻
PURPOSE脚注 1 VARCHAR2(19)
取得プロセスの目的:
  • Streams: Oracle Streams構成の取得プロセス

  • XStream Streams: DBMS_XSTREAM_ADM.ENABLE_GG_XSTREAM_FOR_STREAMSプロシージャによってXStream機能が有効にされたOracle Streams構成の取得プロセス

  • XStream Out: XStream Out構成の取得プロセス

  • AUDIT VAULT: 監査ボールト構成の取得プロセス

  • CHANGE DATA CAPTURE: チェンジ・データ・キャプチャ構成の取得プロセス

CLIENT_NAME脚注 2 VARCHAR2(4000)
取得プロセスのクライアント名。XStream Outのアウトバウンド名であり、GoldenGateの抽出名である。
CLIENT_STATUS脚注 2 VARCHAR2(8)
クライアント・プロセスの状態:
  • DISABLED - XStream Outについてはアウトバウンド・サーバーが実行中でない場合、GoldenGateについては取得プロセスが実行中でない場合

  • DETACHED - XStream Outについてはアウトバウンド・サーバーが実行中であるもののXStreamクライアント・アプリケーションが接続されていない場合、GoldenGateについては取得プロセスが実行中であるものの抽出プロセスが接続されていない場合

  • ATTACHED - XStream Outについてはアウトバウンド・サーバーが実行中でありXStreamクライアント・アプリケーションが接続されている場合、GoldenGateについては取得プロセスが実行中であり抽出プロセスが接続されている場合

  • ABORTED - XStream Outについてはアウトバウンド・サーバーがエラーの発生により使用禁止になった場合、GoldenGateについては取得プロセスがエラーの発生により使用禁止になった場合

OLDEST_SCN脚注 2 NUMBER
現在処理中のトランザクションの最も古いSCN
FILTERED_SCN脚注 2 NUMBER
トランザクションで処理された最低水位標のSCN

脚注 1 この列は、Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.2)から使用可能です。

脚注 2 この列は、Oracle Database 11gリリース2 (11.2.0.4)から使用可能です。


関連項目:

「DBA_CAPTURE」