DBA_AUDIT_OBJECT
は、データベース内のすべてのオブジェクトに対する監査証跡レコードを示します。
関連ビュー
USER_AUDIT_OBJECT
は、現行のユーザーがアクセスできるオブジェクトに対する監査証跡レコードを示します。
列 | データ型 | NULL | 説明 |
---|---|---|---|
OS_USERNAME |
VARCHAR2(255) |
操作が監査対象となったユーザーのオペレーティング・システムでのログイン・ユーザー名 | |
USERNAME |
VARCHAR2(30) |
操作が監査対象となったユーザーの名前(ID番号ではない) | |
USERHOST |
VARCHAR2(128) |
クライアントのホスト・マシンの名前 | |
TERMINAL |
VARCHAR2(255) |
ユーザーの端末の識別子 | |
TIMESTAMP |
DATE |
ローカル・データベースのセッション・タイム・ゾーンでの監査証跡エントリの作成日時(AUDIT SESSION で作成されたエントリに対するユーザー・ログインの日時) |
|
OWNER |
VARCHAR2(30) |
操作の影響を受けたオブジェクトの作成者 | |
OBJ_NAME |
VARCHAR2(128) |
操作の影響を受けたオブジェクトの名前 | |
ACTION_NAME |
VARCHAR2(28) |
DBA_AUDIT_TRAIL のACTION 列の数値コードに対応する操作タイプの名前 |
|
NEW_OWNER |
VARCHAR2(30) |
NEW_NAME 列に指定されたオブジェクトの所有者 |
|
NEW_NAME |
VARCHAR2(128) |
RENAME 後のオブジェクトの新規名、または基礎となっているオブジェクトの名前 |
|
SES_ACTIONS |
VARCHAR2(19) |
セッションのサマリー(16文字で構成される文字列で、ALTER 、AUDIT 、COMMENT 、DELETE 、GRANT 、INDEX 、INSERT 、LOCK 、RENAME 、SELECT 、UPDATE 、REFERENCES 、EXECUTE の順に各操作の状態を1文字で表す)。14、15および16の位置は、将来の使用のために確保されている。各文字の意味は次のとおり。
|
|
COMMENT_TEXT |
VARCHAR2(4000) |
監査証跡についてのテキスト・コメント | |
SESSIONID |
NUMBER |
NOT NULL |
各Oracleセッションの数値ID |
ENTRYID |
NUMBER |
NOT NULL |
セッションの各監査証跡エントリの数値ID |
STATEMENTID |
NUMBER |
NOT NULL |
文の実行ごとの数値ID |
RETURNCODE |
NUMBER |
NOT NULL |
操作によって生成されたOracleエラー・コード。有効な値の例は次のとおり。
|
PRIV_USED |
VARCHAR2(40) |
操作の実行に使用されたシステム権限 | |
CLIENT_ID |
VARCHAR2(64) |
各Oracleセッションでのクライアント識別子 | |
ECONTEXT_ID |
VARCHAR2(64) |
アプリケーション実行コンテキスト識別子 | |
SESSION_CPU |
NUMBER |
各Oracleセッションで使用されたCPUタイム | |
EXTENDED_TIMESTAMP |
TIMESTAMP(6)WITH TIME ZONE |
UTC(協定世界時)タイム・ゾーンでの監査証跡エントリで作成されたタイムスタンプ(AUDIT SESSION で作成されたエントリに対するユーザー・ログインのタイムスタンプ) |
|
PROXY_SESSIONID |
NUMBER |
プロキシ・セッション・シリアル番号(エンタープライズ・ユーザーがプロキシの機能を使用してログインした場合) | |
GLOBAL_UID |
VARCHAR2(32) |
ユーザーのグローバル・ユーザー識別子(ユーザーがエンタープライズ・ユーザーとしてログインした場合) | |
INSTANCE_NUMBER |
NUMBER |
INSTANCE_NUMBER 初期化パラメータで指定されたインスタンス番号 |
|
OS_PROCESS |
VARCHAR2(16) |
Oracleプロセスのオペレーティング・システムのプロセス識別子 | |
TRANSACTIONID |
RAW(8) |
オブジェクトがアクセスまたは変更されたトランザクションのトランザクション識別子 | |
SCN |
NUMBER |
問合せのシステム変更番号(SCN) | |
SQL_BIND |
NVARCHAR2(2000) |
問合せのバインド変数データ | |
SQL_TEXT |
NVARCHAR2(2000) |
問合せのSQLテキスト | |
OBJ_EDITION_NAME |
VARCHAR2(30) |
監査対象オブジェクトを含んでいるエディションの名前 |
注意: SQL_BIND およびSQL_TEXT 列は、AUDIT_TRAIL 初期化パラメータがdb , extended に設定されている場合にのみ移入されます。 |