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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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DBA_AUDIT_TRAIL

DBA_AUDIT_TRAILは、標準の監査証跡エントリをすべて示します。

関連ビュー

USER_AUDIT_TRAILは、現行のユーザーに関連する標準の監査証跡エントリを示します。

データ型 NULL 説明
OS_USERNAME VARCHAR2(255) 操作が監査対象となったユーザーのオペレーティング・システムでのログイン・ユーザー名
USERNAME VARCHAR2(30) 操作が監査対象となったユーザーの名前(ID番号ではない)
USERHOST VARCHAR2(128) クライアントのホスト・マシンの名前
TERMINAL VARCHAR2(255) ユーザーの端末の識別子
TIMESTAMP DATE ローカル・データベースのセッション・タイム・ゾーンでの監査証跡エントリの作成日時(AUDIT SESSIONで作成されたエントリに対するユーザー・ログインの日時)
OWNER VARCHAR2(30) 操作の影響を受けたオブジェクトの作成者
OBJ_NAME VARCHAR2(128) 操作の影響を受けたオブジェクトの名前
ACTION NUMBER NOT NULL 操作の数値による型コード。対応する操作タイプ名はACTION_NAME列に含まれる。
ACTION_NAME VARCHAR2(28) ACTION列の数値コードに対応する操作タイプの名前
NEW_OWNER VARCHAR2(30) NEW_NAME列に指定されたオブジェクトの所有者
NEW_NAME VARCHAR2(128) RENAME後のオブジェクトの新規名、または基礎となっているオブジェクトの名前
OBJ_PRIVILEGE VARCHAR2(16) GRANT文またはREVOKE文によって付与または取り消されたオブジェクト権限
SYS_PRIVILEGE VARCHAR2(40) GRANT文またはREVOKE文によって付与または取り消されたシステム権限
ADMIN_OPTION VARCHAR2(1) ロールまたはシステム権限がADMIN OPTION付きで付与されたかどうか
GRANTEE VARCHAR2(30) GRANT文またはREVOKE文で指定された権限受領者の名前
AUDIT_OPTION VARCHAR2(40) AUDIT文で設定された監査オプション
SES_ACTIONS VARCHAR2(19) セッションのサマリー(16文字で構成される文字列で、ALTERAUDITCOMMENTDELETEGRANTINDEXINSERTLOCKRENAMESELECTUPDATEREFERENCESEXECUTEの順に各操作の状態を1文字で表す)。14、15および16の位置は、将来の使用のために確保されている。各文字の意味は次のとおり。
  • - - 情報がない場合

  • S - 成功の場合

  • F - 失敗の場合

  • B - 両方の場合

LOGOFF_TIME DATE ユーザー・ログオフの日時
LOGOFF_LREAD NUMBER セッションの論理読取り
LOGOFF_PREAD NUMBER セッションの物理読取り
LOGOFF_LWRITE NUMBER セッションの論理書込み
LOGOFF_DLOCK VARCHAR2(40) セッション中に検出されたデッドロック
COMMENT_TEXT VARCHAR2(4000) 監査された文についての詳細情報を提供する、監査証跡エントリについてのテキスト・コメント

ユーザーが認証された方式も示す。認証方式は、次のいずれか。

  • DATABASE - パスワードで認証された。

  • NETWORK - Oracle Net ServicesまたはAdvanced Security Optionで認証された。

  • PROXY - クライアントは、別のユーザーによって認証されている。プロキシ・ユーザー名は、認証方式に従う。

SESSIONID NUMBER NOT NULL 各Oracleセッションの数値ID。各ユーザー・セッションは一意のセッションIDを取得する。
ENTRYID NUMBER NOT NULL セッションの各監査証跡エントリの数値ID。エントリIDは、1から始まり、書き込まれるエントリの数まで増加する、セッションの監査エントリの索引。
STATEMENTID NUMBER NOT NULL ユーザー・セッションのn番目の文。最初のSQL文は1の値を取得し、値は、それ以降のSQL文ごとに増加する。1つのSQL文によって複数の監査証跡エントリを作成できる場合(同じSQL文から複数のオブジェクトが監査される場合など)、文IDはその文に関して同じままであり、エントリIDは、文によって作成された監査証跡エントリごとに増加する。
RETURNCODE NUMBER NOT NULL 操作によって生成されたOracleエラー・コード。有効な値の例は次のとおり。
  • 0 - 操作は成功

  • 2004 - セキュリティ違反

PRIV_USED VARCHAR2(40) 操作の実行に使用されたシステム権限
CLIENT_ID VARCHAR2(64) 各Oracleセッションでのクライアント識別子
ECONTEXT_ID VARCHAR2(64)
アプリケーション実行コンテキスト識別子
SESSION_CPU NUMBER 各Oracleセッションで使用されたCPUタイム
EXTENDED_TIMESTAMP TIMESTAMP(6)WITH TIME ZONE UTC(協定世界時)タイム・ゾーンでの監査証跡エントリで作成されたタイムスタンプ(AUDIT SESSIONで作成されたエントリに対するユーザー・ログインのタイムスタンプ)
PROXY_SESSIONID NUMBER プロキシ・セッション・シリアル番号(エンタープライズ・ユーザーがプロキシの機能を使用してログインした場合)
GLOBAL_UID VARCHAR2(32) ユーザーのグローバル・ユーザー識別子(ユーザーがエンタープライズ・ユーザーとしてログインした場合)
INSTANCE_NUMBER NUMBER INSTANCE_NUMBER初期化パラメータで指定されたインスタンス番号
OS_PROCESS VARCHAR2(16) Oracleプロセスのオペレーティング・システムのプロセス識別子
TRANSACTIONID RAW(8) オブジェクトがアクセスまたは変更されたトランザクションのトランザクション識別子
SCN NUMBER 問合せのシステム変更番号(SCN)
SQL_BIND NVARCHAR2(2000) 問合せのバインド変数データ
SQL_TEXT NVARCHAR2(2000) 問合せのSQLテキスト
OBJ_EDITION_NAME VARCHAR2(30)
監査対象オブジェクトを含んでいるエディションの名前
DBID NUMBER 監査対象データベースのデータベース識別子


注意:

SQL_BINDおよびSQL_TEXT列は、AUDIT_TRAIL初期化パラメータがdb, extendedに設定されている場合にのみ移入されます。


関連項目:

「AUDIT_TRAIL」