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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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DBA_SQLTUNE_PLANS

DBA_SQLTUNE_PLANSは、SQLチューニング・セッション中に、データベース内のすべてのSQL文について生成された実行計画に関する情報を示します。

関連ビュー

USER_SQLTUNE_PLANSは、SQLチューニング・セッション中に、現行のユーザーが所有するSQL文について生成された実行計画に関する情報を示します。

データ型 NULL 説明
TASK_ID NUMBER(38) NOT NULL アドバイザ・タスクID
EXECUTION_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL アドバイザ・タスク実行
OBJECT_ID NUMBER(38) NOT NULL アドバイザ・オブジェクトID
ATTRIBUTE VARCHAR2(27) 実行計画のタイプを識別するテキスト文字列:
  • Original - 問合せの元の計画

  • Original with adjusted cost - Originalと同じ。ただしコスト調整が行われる。

  • Using SQL profile - SQLプロファイルが適用される計画

  • Using new indices - 索引が適用される計画

STATEMENT_ID VARCHAR2(30) EXPLAIN PLAN文に指定されたオプションの文識別子
PLAN_HASH_VALUE NUMBER NOT NULL 実行計画の数値表現
PLAN_ID NUMBER 計画の識別子
TIMESTAMP DATE EXPLAIN PLAN文が発行された日時
REMARKS VARCHAR2(4000) 実行計画の手順に追加できるコメントの位置
OPERATION VARCHAR2(30) この手順で実行された操作の名前
OPTIONS VARCHAR2(255) この手順で実行された操作に使用されたオプション
OBJECT_NODE VARCHAR2(128) オブジェクトを参照するために使用されたデータベース・リンクの名前
OBJECT_OWNER VARCHAR2(30) オブジェクトの所有者
OBJECT_NAME VARCHAR2(30) オブジェクト名
OBJECT_ALIAS VARCHAR2(65) オブジェクトの別名
OBJECT_INSTANCE NUMBER(38) 元のSQL文内のオブジェクト名の番号付きの位置
OBJECT_TYPE VARCHAR2(30) オブジェクト型を詳細に記述する記述修飾子
OPTIMIZER VARCHAR2(255) オプティマイザのカレント・モード
SEARCH_COLUMNS NUMBER 開始キーと停止キーを持つ索引列の数(つまり、一致する述語を持つ列数)
ID NUMBER(38) NOT NULL 実行計画内でのこの手順の識別番号
PARENT_ID NUMBER(38) この手順の結果に基づいて動作する次の手順のID
DEPTH NUMBER(38) 深さ
POSITION NUMBER(38) 親IDが同じである手順の処理順序
COST NUMBER(38) コストベースのオプティマイザ(CBO)が見積もった現在の操作のコスト
CARDINALITY NUMBER(38) CBOが見積もった現在の操作によって戻される行数
BYTES NUMBER(38) 現在の操作によって戻されるバイト数
OTHER_TAG VARCHAR2(255) OTHER列内のSQLテキストの処理を示す。OTHER_TAGの値は次のとおり。
  • SERIAL: SQLは、ローカルで実行される、順次問合せ設計のテキスト。この場合、SQLはOTHERに現在ロードされていない。

  • SERIAL_FROM_REMOTE: OTHER列に指定されているSQLテキストは、リモート・サイトで実行される。

  • PARALLEL_COMBINED_WITH_PARENT: この操作の親は、パラレル実行計画で両方の操作を実行するDFO。

  • PARALLEL_COMBINED_WITH_CHILD: この操作の子は、パラレル実行計画で両方の操作を実行するDFO。

  • PARALLEL_TO_SERIAL: OTHER列に指定されるSQLテキストは、パラレル計画のトップ・レベル。

  • PARALLEL_TO_PARALLEL: OTHER列に指定されているSQLテキストは、パラレルで実行および出力される。

  • PARALLEL_FROM_SERIAL: この操作は、順次操作からデータをコンシュームして、それをパラレルで出力する。

PARTITION_START VARCHAR2(255) アクセスされたパーティション範囲の開始パーティション
PARTITION_STOP VARCHAR2(255) アクセスされたパーティション範囲の終了パーティション
PARTITION_ID NUMBER(38) PARTITION_START列とPARTITION_STOP列の値の組を計算した手順
OTHER LONG パラレル実行サーバーおよびパラレル問合せの情報
DISTRIBUTION VARCHAR2(30) 配布方法
CPU_COST NUMBER(38) ユーザー定義のCPUコスト
IO_COST NUMBER(38) ユーザー定義のI/Oコスト
TEMP_SPACE NUMBER(38) コストベース・オプティマイザ(CBO)で見積もった操作(ソートまたはハッシュ結合)の一時領域の使用状況
ACCESS_PREDICATES VARCHAR2(4000) アクセス構造内の行の検索に使用する述語。たとえば、開始述語または停止述語は索引レンジ・スキャンに使用。
FILTER_PREDICATES VARCHAR2(4000) 行の生成前のフィルタ処理に使用される述語
PROJECTION VARCHAR2(4000) 操作により生成される式
TIME NUMBER(38) CBOで見積もった操作の経過時間(秒)。
QBLOCK_NAME VARCHAR2(30) 問合せブロックの名前
OTHER_XML CLOB 実行計画の実行手順に固有の追加情報を示す。次の項目を含む複数の情報を格納できるため、この列の内容はXMLを使用して構成される。
  • 問合せが解析された対象スキーマの名前

  • EXPLAIN PLANを作成したOracle Databaseのリリース番号

  • 実行計画に関連付けられたハッシュ値

  • 実行計画の作成に使用されたアウトラインまたはSQLプロファイルがある場合は、その名前

  • 計画の作成に動的サンプリングが使用されたかどうか

  • アウトライン・データ(同じ計画の再作成に使用できる一連のオプティマイザ・ヒント)



関連項目:

「USER_SQLTUNE_PLANS」