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Oracle® Data Provider for .NET開発者ガイド
11g リリース2 (11.2.0.4)
B66456-02
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FailoverEventの列挙

FailoverEventの列挙値は、フェイルオーバーの状態を指定するのに使用されます。

表11-7では、すべてのFailoverEventの列挙値と、それぞれの列挙値の説明をリストしています。

表11-7 FailoverEvent列挙値

メンバー名 説明

FailoverEvent.Begin

失われた接続がフェイルオーバーで検出されたかどうか、およびフェイルオーバーが開始しているかどうかを示します。

FailoverEvent.End

フェイルオーバーの正常な完了を示します。

FailoverEvent.Abort

フェイルオーバーが失敗し、再試行する選択肢がないことを示します。

FailoverEvent.Error

フェイルオーバーが失敗し、エラーを処理してフェイルオーバーを再試行するチャンスがアプリケーションに与えられたことを示します。アプリケーションにより、イベント通知用にFailoverReturnCode.Retryを戻すことでフェイルオーバーを再試行できます。

FailoverEvent.Reauth

ユーザー処理が再認証されたことを示します。これは、シングル・サーバー接続でクライアントに複数のユーザー・セッションがある状況に適用されます。初期フェイルオーバー時に、有効なユーザー・セッションのみがフェイルオーバーされます。アプリケーションでその他のセッションを使用するときにそれらのセッションはフェイルオーバーされます。これが、連続フェイルオーバー時にコールバックに渡される値です。


要件

ネームスペース: Oracle.DataAccess.Client

アセンブリ: Oracle.DataAccess.dll

ODP.NETのバージョン: ODP.NET for .NET Framework 2.0またはODP.NET for .NET Framework 4


関連項目: