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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server インストール ガイド
11g リリース 1 (10.3.1)
B55508-01
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6 インストール後の情報

ここでは、以下のトピックについて説明します。

6.1 QuickStart の使用

グラフィカル モード インストールを使用した製品のインストールが完了すると、デフォルトで、QuickStart アプリケーションが自動的に起動します。インストール処理が完了したときに QuickStart を実行しない場合は、[インストール完了] ウィンドウの [QuickStart を実行] チェック ボックスのチェックをはずします。QuickStart は、コンソール モード インストールやサイレント モード インストールでは起動されません。

Quickstart は、初めてのユーザが Products ソフトウェアを評価、学習、使用するときに役立つように設計されています。

たとえば、Oracle WebLogic Server 用 QuickStart アプリケーションでは、以下の操作を迅速に行うことができます。

インストール後に、次の手順で QuickStart を起動できます。

6.2 使用している JDK バージョンの確認

次に示すように、コマンドを発行することで、使用している JDK バージョンを確認することができます。

  1. コマンド プロンプト ウィンドウを開き、該当するディレクトリに移動します。

    Windows: MW_HOME\WL_HOME\server\bin

    UNIX: MW_HOME/WL_HOME/server/bin

  2. プロンプトに次のコマンドを入力し、環境が正しく設定されていることを確認します。

    Windows: setWLSenv.cmd

    UNIX: setWLSenv.sh

  3. プロンプトに次のコマンドを入力します。java -version

    JRockit を使用している場合は、出力に JRockit(R) と表示されます。

6.3 Oracle WebLogic Server Starter ドメインの作成

WebLogic Server をインストールすると、MW_HOME\WL_HOME\common\templates\domains フォルダ内にある starter ドメイン テンプレート、wls_starter.jar を使用して WebLogic Server ドメインを作成できます。

wls_starter.jar テンプレートには、デフォルトのドメインコンフィグレーション設定と入門に役立つウェルカム ページを提供するアプリケーションが含まれています。

既存のドメイン テンプレートを使用してドメインの作成の詳細については、『Oracle Fusion Middleware コンフィグレーション ウィザードを使用したドメインの作成』の「WebLogic ドメインの作成」を参照してください。

6.4 Windows ショートカットについて

Windows システムにソフトウェアをインストールすると、[スタート メニュー] にショートカット エントリが自動的に作成されます。


注意 :

インストールを実行しているユーザに管理者特権がある場合、[All Users スタート メニュー] フォルダまたはユーザのローカル [スタート メニュー] フォルダにショートカット エントリを作成することができます。詳細については、「1.4.3 管理者特権」を参照してください。

[スタートプログラムOracle WebLogic] のオプションは、どのコンポーネントをインストールするかによって異なります。

6.5 サポート対象のコンフィグレーション

Oracle WebLogic Server および Oracle Workshop for WebLogic がサポートするハードウェアおよびソフトウェア コンフィグレーションの詳細については、http://www.oracle.com/technology/software/products/ias/files/fusion_certification.html で [Oracle Fusion Middleware サポート対象のシステム コンフィグレーション] ページを参照してください。このドキュメントでは、サポート対象のオペレーティング システム、Web サーバ、ブラウザ、ファイアウォール、データベース コンフィグレーション、および他のツールとコンフィグレーションについて説明します。

6.6 Oracle WebLogic Server のアップグレード

旧バージョンから Oracle WebLogic Server インストールをアップグレードする場合、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アップグレード ガイド』を参照してください。このドキュメントでは、Oracle WebLogic Server 環境全体をアップグレードする手順について説明します。環境には、アプリケーション、デプロイされた WebLogic ドメイン、およびそのドメインに関連するすべてのアプリケーション データが含まれ、場合によってはデータベース サーバ、ファイアウォール、ロード バランサ、LDAP サーバなどの外部リソースも含まれます。

6.7 パッチおよびメンテナンス更新のインストール

Smart Update は、Middleware ホーム ディレクトリに自動的にインストールされる、スタンドアロンの Java アプリケーションです。Smart Update を使用すると、Oracle WebLogic Server インストールにパッチおよびメンテナンス更新を簡単に適用できます。サポートによりパッチおよびメンテナンス更新がインストール済みの Oracle WebLogic Server のバージョンで利用可能にした場合、Oracle Smart Update を使用して更新を取得し、インストールに適用します。Smart Update は、すべてのメンテナンスを利用可能にします。Smart Update には、環境にさまざまなパッチおよび他のメンテナンス更新が適用および管理される方法でカスタマイズを可能にする機能がいくつか用意されています。Smart Update の使用の詳細については、『Oracle Smart Update パッチおよびメンテナンスパックのインストール』を参照してください。