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Oracle SOA Suite IBM WebSphere Application Serverのためのインストレーション・ガイド
10g リリース3(10.1.3.4)for UNIX Systems and Microsoft Windows
B52888-01
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C IBM WebSphere Serverの追加の構成手順

この項の構成手順はオプションです。必要な場合のみ実行してください。

C.1 追加の構成手順

IBM WebSphere Serverについて、次に示す追加の構成手順を実行します。

C.1.1 ESBシステムの構成

デプロイされているESBサービスのシステム情報が次のとおりであることを確認します。

  • Virtual Host: ESBデザインタイム・インスタンスのホスト名

  • Port: ESBデザインタイム・インスタンスのポート番号

  • Topic Location: ESB_JAVA_DEFERRED

「Connection Factory Location」パラメータの値は、WebSphere 6.1.0.15上のESBでは問題ではありません。これは、デフォルトではESBはAQメッセージングを使用し、AQ JMS APIを使用してAQメッセージング・トピックに接続するためです。

C.1.2 ファイル・ベースのスライド・リポジトリへの変更

デフォルトでは、WebSphere 6.1.0.15上のESBは、メタデータ・リポジトリとしてデータベース・ベースのスライドを使用するように構成されています。 次の手順を実行して、ファイル・ベースのスライド・リポジトリを使用するようにWebSphere 6.1.0.15上のESBを構成します。

  1. <SOA_HOME>/integration/esb/configディレクトリで、Domain_file.xmlの名前をDomain.xmlに変更します。

  2. <SOASuite 10.1.3.1 Installation pack>Disk1\install\soa_schema\irca\irca oraesbディレクトリからORAESBスキーマのIRCAを再実行します。

  3. ORAESBスキーマに対して<SOASuite 10.1.3.4 Patchset Installation pack>\Disk1\install\soa_schema_upgrade\esb\sql\oracle\upgrade_10131_10134_oracle.sqlスクリプトを実行して、10.1.3.4にアップグレードします。

  4. WAS_SOA10134_Installables/bin/ESB_data.aq.sqlファイルを編集し、次の値を更新します。

    • ESB_PARAMETERプロパティ

    • DT_OC4J_HOST

    • DT_OC4J_PORT

  5. ORAESBスキーマに対して次のスクリプトを実行して、WebSphere Server用に変更します。

    WAS_SOA10134_Installables/bin/ESB_data.aq.sql

C.1.3 識別サービスの構成

デフォルト・インストールの識別サービスは、OC4J上のSOA Suiteデプロイと同じモデルを利用して、Jazn.comレルムからユーザーを取得します。 これは、SOA_HOME/bpel/system/services/config/is_config.xmlファイルを構成することで変更できます。 詳細は、

http://download.oracle.com/docs/cd/B31017_01/integrate.1013/b28982/service_config.htm

を参照してください。 また、外部LDAPプロバイダに接続するには、SOA_HOME/bpel/system/services/config/ldapで提供されているis_config.xmlファイルのサンプルを参照してください。