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Oracle Fusion Middlewareライセンス情報
10g リリース3(10.1.3.4)
B53896-03
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6 Oracle WebCenter

この章では、Oracle WebCenter製品のライセンスについて説明します。内容は次のとおりです。

6.1 Oracle WebCenter製品ファミリ

表6-1に、Oracle WebCenterファミリの各製品により提供される機能を説明します。

表6.1 Oracle WebCenter製品ファミリ

製品 説明 含まれる機能

WebLogic Portal

トランザクションWebサイトおよびエンタープライズ・ポータル用の完全なJ2EEポータル・ソリューション。

  • WebLogic Portal

Oracle WebCenter Services

J2EEポータル・フレームワークを含む、各種Web 2.0サービスおよび機能の集合。

  • WebCenter Framework

  • 次を含むWebCenterのWeb 2.0サービス:

    - ブログ

    - wiki

    - ディスカッション・フォーラム

  • WebCenter Ensemble

  • WebCenter Analytics

  • BPEL Worklist

  • Oracle Portlet Bridge

  • JSR 168コンテナ

  • Universal Content Managementアダプタ

Oracle WebCenter Suite

トランザクションWebサイト、エンタープライズ・ポータル、チーム・コラボレーション・ワークスペースおよびコンポジット・アプリケーションに対するOracleのソリューションをバンドルしたもので、全社的にこれらの機能を実装しようとするお客様に対して完全なソリューションを提供します。

すべてのWebCenter Servicesおよび次に示す機能:

  • WebCenter Interaction

  • WebCenter Collaboration

  • WebLogic Portal

  • WebCenter Application Accelerator for .NET

  • WebCenter Console for Microsoft SharePoint

  • WebCenter Web Control Consumer for .NET

  • WebCenter Interaction Container for WSRP

  • WebCenter Content Services for Lotus Notes, Microsoft Exchange, EMC Documentum, and Microsoft Files

  • WebCenter Interaction Identity Service

  • 使用制限付きContent Server

  • 使用制限付きSecure Enterprise Search

  • 使用制限付きPresence

  • 使用制限付きBPEL Process Manager

WebCenter Adapter

エンタープライズ・システムに対する標準化アクセスを提供します。

次に対応した、単独でライセンスされるアダプタ:

  • Microsoft SharePoint

  • IBM Lotus Domino

  • EMC Documentum


6.1.1 使用制限付きライセンス

WebCenter Suiteのライセンスを購入すると、次の使用制限付きライセンスを使用できます。

  • Secure Enterprise Searchは、コンテンツ・リポジトリに格納された任意のコンテンツの他、WebCenter Suiteアプリケーションまたはポータルの一部として提供される任意のページの検索および索引付けを可能にします。ページにポートレットが含まれる場合、ポートレット内に提供される情報は検索結果の一部としても索引付けできます。ただし、ポートレット・コンテンツを供給するバックエンド・システム内の情報のすべてを検索および索引付けする場合、Secure Enterprise Searchのフルユース・ライセンスが必要になります。

  • Universal Content Management Content Repositoryは、WebCenter Suiteアプリケーションまたはポータルの一部として提供されるすべてのコンテンツを格納します。これには、異なるレンディションのコンテンツのバージョニングとレンダリングや、ポータルまたはアプリケーション内の検索結果との統合を目的としたリポジトリ内コンテンツの索引付けなどの基本コンテンツ管理機能が含まれます。すべての相互作用は、Universal Content Management(UCM)管理者の場合を例外として、WebCenterポータル・インタフェースまたはデスクトップ統合を介して実行する必要があります。これに含まれる特定のUCMコンポーネントおよび機能は、次のとおりです。

    • Content Server

    • JSR 170 interface for Content Server

    • URM Adapter for Content Server

    • Content Integration Suite

    • Content Portlet Suite

    • Desktop Integration Suite

    • Dynamic Converter

  • BPEL Process Managerは、既存のデプロイ済プロセスの実行と、WebCenter Suiteアプリケーションまたはポータル内で提供されたユーザー入力を必要とするリクエストへの応答に使用が制限されます。コンテンツ・リポジトリに含まれているドキュメントBPELプロセスの変更も、既存のBPELプロセスに統合できます。任意の組合せのバックエンドBPELサーバーからユーザーのワークリスト・アイテムを表示できる事前作成ポートレットも含まれています。コンテンツ・リポジトリからのコンテンツを含まない新規BPELプロセスの作成には、個別のBPEL Process Managerライセンスが必要です。

  • Presenceは、WebCenter Suiteアプリケーションまたはポータル内でユーザーの在席状況を示すために使用されます。また、これらのユーザーがSIPサーブレットを使用して、任意のタイプのアプリケーションで在席状況を配信することを可能にします。このようなアプリケーションには、SIPベースのコールを設定および破棄するコンポーネントが含まれます。テキスト、音声およびビデオを使用したインスタント・メッセージングを可能にするOracle Communicatorも含まれます。Presenceは、1つのプレゼンス・サーバーにつき50,000ユーザーのエントリに制限されています。PSTNゲートウェイ・コンポーネントは含まれていないため、単独でライセンスを購入する必要があります。