Oracle Access Managerをインストールする際に、この章で重要な注意事項を参照するように指示されることがあります。次の項目について説明します。
Oracle Access Managerコンポーネントでは、JavaおよびJavaScriptがよく使用されます。Oracle Access Managerが適切に作動するためには、ブラウザでJavaとJavaScriptの両方を有効にする必要があります。
クライアントでJavaおよびJavaScriptを有効化する手順
ブラウザ・ベンダー独自の方法に従ってブラウザでJavaを有効にします。
ブラウザ・ベンダー独自の方法に従ってブラウザでJavaScriptを有効にします。
Oracle Access Managerコンポーネントを使用すると、ユーザーは、あらゆるタイプのASCIIファイルまたはバイナリ・ファイル(.doc、.txt、.gifなど)を公開および共有できます。ユーザーがこれらのファイルを適切な製品を使用して表示するには、サーバーが各ファイルを対応するMIMEタイプにマップする必要があります。一般的なファイル形式に対するMIMEタイプ・マッピングのセットを次のファイルで提供しています。
.xmlバージョンのファイルはアイデンティティ・サーバーで使用されます。.lstバージョンのファイルはWebPass Javaアプレットで使用されます。ファイルの両方のバージョンが一致する必要があります。また、ファイルの両方のバージョンが、IdentityServer_install_dirとWebPass_install_dirに存在する必要があります。
ほとんどの一般的なファイル・タイプはすでにmime_types.lstファイルに含まれているため、ファイルを変更する必要はありません。ただし、mime_types.lstを変更する必要がある場合は、次の指示に従ってください。
次のファイルを探してテキスト・エディタで開きます。
新しいマッピングを追加してファイルを保存します(各行に1つのマッピングのみが含まれるようにし、MIMEタイプと拡張子を:(コロン)で区切ります)。次に例を示します。
image/gif:gif
次のファイルを探してテキスト・エディタで開きます。
新しいマッピングを追加してファイルを保存します(各行に1つのマッピングのみが含まれるようにし、MIMEタイプを次のように指定します)。次に例を示します。
<NameValPair ParamName="image/gif" Value="gif" />
これら2つのファイルをWebPassインストール・ディレクトリにコピーします。次に例を示します。
コピー元:
コピー先:
各Oracle Access Managerユーザーは、一意のID(ログイン名すなわちアカウント名とは別)を持つ必要があります。通常、一意IDは、従業員番号や社会保障番号またはその他のタイプのIDになります。
一意IDには特に制限はありません。たとえば、数値にする必要はありません。ただし、一意IDを選択するときは注意してください。システムでは、このIDをデータファイルに埋め込む必要があるだけではなく、すべてのユーザーが自分のIDを認識することが求められます。
オラクル社に問い合せるには次のような方法があります。
情報:
http://www.oracle.com/corporate/contact/index.html
サポート・サービス:
http://www.oracle.com/support/contact.html
「動作保証要件の確認」で説明されているように、次のURLのOracle Technology Networkから最新の動作保証のマトリクスを入手できます。
http://www.oracle.com/technology/products/id_mgmt/coreid_acc/pdf/oracle_access_manager_certification_10.1.4_r3_matrix.xls