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Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス・ガイド
リリース11.2.1
B56051-01
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ALTER USER

ALTER USER文を使用すると、ユーザーはユーザー自身のパスワードを変更できます。 ADMIN権限を持つユーザーは別のユーザーのパスワードを変更できます。

また、ユーザーはこの文を使用して、別のユーザーを内部ユーザーから外部ユーザーに、または外部ユーザーから内部ユーザーに変更できます。

必要な権限

ユーザー自身のパスワードの変更に必要な権限はありません。

別のユーザーのパスワードの変更にはADMIN権限が必要です。

ユーザーを内部ユーザーから外部ユーザーに、および外部ユーザーから内部ユーザーに変更するにはADMIN権限が必要です。

SQL構文

ALTER USER user IDENTIFIED BY {password | "password"}
ALTER USER user IDENTIFIED EXTERNALLY

パラメータ

ALTER USER文には、次のパラメータがあります。

パラメータ 説明
user パスワードが変更されるユーザーの名前。
IDENTIFIED BY 識別句。
password |"password" TimesTenデータベースに対する内部ユーザーを識別するパスワードを指定します。
EXTERNALLY TimesTenデータベースに対するオペレーティング・システムのuserを識別します。データベースを外部ユーザーとして操作するには、オペレーティング・システムまたはネットワークで認証されているユーザー名と一致するTimesTen外部ユーザー名がプロセスに必要です。ユーザーはログイン時にオペレーティング・システムによって認証されているため、TimesTenではパスワードは必要ありません。

説明

内部ユーザーterryのパスワードを現在の設定から"12345"に変更するには、次の文を使用します。

ALTER USER terry IDENTIFIED BY "12345";
User altered.

ユーザーterryを外部ユーザーに変更するには、次の文を使用します。

ALTER USER terry IDENTIFIED EXTERNALLY;
User altered.

ユーザーterryを内部ユーザーに戻してパスワードを指定するには、次の文を使用します。

ALTER USER terry IDENTIFIED BY "secret";
User altered.

関連項目


「CREATE USER」
「DROP USER」
「GRANT」
「REVOKE」