この付録では、エージェント・デプロイ・ウィザードおよびagentDownload
スクリプトを使用してOracle Management Agent(管理エージェント)をインストールする際に渡すことができる追加のパラメータについて説明します。特に、次の内容について説明します。
agentDownload
スクリプトを使用して管理エージェントをインストールする場合、スクリプトの起動時に次の追加パラメータを渡すことができます。
また、エージェント・デプロイ・ウィザードでデフォルトのソースの場所を使用して管理エージェントをインストールする場合、エージェント・デプロイ・ウィザードの「追加パラメータ」セクションでこれらの追加パラメータを渡すこともできます。
注意: Microsoft Windowsでは、引数にハイフンを付けないでください。たとえば、Microsoft Windowsで実行する場合、-b 引数はb となります。 |
表F-1 agentDownloadスクリプトの実行時に渡すことができる追加パラメータ
オプション | オプション/必須 | 説明 |
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必須 |
管理エージェントをインストールするインストール・ベース・ディレクトリへのフル・パスを指定します。 たとえば、 |
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オプション |
カンマで区切られたクラスタのノードの短縮名を指定します。完全修飾名は指定しないでください。ノード名の間には空白を含めないでください。 |
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オプション |
インストール終了後にターゲットの自動検出を開始しないようにする場合のみこのオプションを使用します。 |
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オプション |
コマンドで渡すことができるオプションのリスト全体を表示する場合、このオプションを使用します。基本的に、この表全体が表示されます。 |
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オプション |
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オプション |
インストールをローカル・ホストで実行する必要があることを示す場合に使用します。 |
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必須 (OMSホストがレスポンス・ファイルで指定されていない場合のみ) |
OMSが実行されているホスト名を指定します。これは、管理エージェント・ソフトウェアをダウンロードするためです。 たとえば、 |
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オプション |
クラスタの名前を指定します。 |
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オプション |
管理エージェントの登録パスワードを要求されないようにする場合のみ、このオプションを使用します。 |
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オプション |
アップグレードする低いバージョンの管理エージェントのOracleホームへのフル・パスを指定します。 たとえば、 |
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オプション |
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必須 |
管理エージェント・ソフトウェアのダウンロード元であるOMSのポート番号を指定します。 |
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オプション |
インストールに仮想ホスト名(ORACLE_HOSTNAME)を使用する場合に、このオプションを指定します。このオプションが、-cオプションにより複数のクラスタ・ノードとともに使用されている場合、-lオプションも渡す必要があります。 |
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オプション |
インストールの終了後管理エージェントを起動しないようにする場合のみ、このオプションを使用します。 |
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オプション |
管理エージェントをアップグレードする場合、このオプションを使用します。 |
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オプション |
インベントリ・ディレクトリの場所を指定します。たとえば、 |
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オプション |
出力をデバッグする場合にこのオプションを指定します。 |
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オプション |
セキュリティ更新を拒否することを示します。 |
エージェント・デプロイ・ウィザードでカスタムのソースの場所を使用して管理エージェントをインストールする場合、エージェント・デプロイ・ウィザードの「追加パラメータ」セクションで追加パラメータを渡すことができます。
注意: Microsoft Windowsでは、引数にハイフンを付けないでください。たとえば、Microsoft Windowsで実行する場合、-b 引数はb となります。 |
表F-2 エージェント・デプロイ・ウィザードで渡すことができる追加パラメータ
パラメータ | 説明 |
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インストールされているOracle Clusterwareのバージョンを指定します。 |
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クラスタ・インストールの場合、クラスタウェアのOracleホームへのパスを指定します。指定すると、中央インベントリから取得されたクラスタウェア情報が上書きされます。 |
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インベントリの場所を指定します。インベントリの場所の詳細が含まれるファイルを示す-invPtrLocパラメータを使用するかわりに、INVENTORY_LOCATIONパラメータを使用して、インベントリの場所を直接渡すことができます。したがって、このオプションは、-invPtrLocの代替となるものです。このオプションは、今回がフレッシュ・インストールで、ホストに中央インベントリがない場合のみ指定することをお薦めします。 |
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Java Runtime Environment(JRE)がインストールされているパスを指定します。 |
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<level>よりも優先度レベルが低いログ・メッセージのフィルタ処理を指定します。有効なオプションは、severe、warning、info、config、fine、finer、finest、basic、general、detailed、traceです。basic、general、detailed、traceの使用は推奨されません。 |
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使用する |
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レスポンス・ファイルのフル・パスを指定します。パスには、レスポンス・ファイル名までを含めてください。 |
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ソフトウェアが入手可能なソースの場所のフル・パスを指定します。 |
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指定したOracleホームがクラスタ・ファイル・システム(共有)にあることを示します。 |
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デバッグ情報を取得することを示します。 |
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システムの前提条件チェックを実行することを示します。 |
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空ではないディレクトリへのサイレント・モード・インストールを許可することを示します。 |
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サポートされているオプションをすべて表示することを示します。 |
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システムの前提条件チェックの結果を無視することを示します。 |
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指定したクラスタ・ノードの数に関係なく、ローカル・ノードで操作を実行することを示します。 |
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メモリー使用量に関するデバッグ情報をログに記録することを示します。 |
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時間の使用状況に関するデバッグ情報をログに記録することを示します。 |
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インベントリにあるこのOracleホームのノード・リストを更新することを示します。 |