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Oracle SOA Suite開発者ガイド
10g(10.1.3.1.0)
B31839-01
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13.5 「インスタンス」タブを使用したプロセス・インスタンスの監視

「インスタンス」タブにはBPELプロセスのインスタンスが表示されます。図13-6「インスタンス」タブを示します。

図13-6 Oracle BPEL Control: 「インスタンス」タブ

図13-6の説明は次にあります。
「図13-6 Oracle BPEL Control: 「インスタンス」タブ」の説明

13.5.1 プロセス・インスタンスの監視方法

「インスタンス」タブを使用して、BPELプロセスを監視します。

プロセス・インスタンスを監視する手順は、次のとおりです。

  1. 「インスタンス」をクリックします。

  2. 「インスタンス」列のインスタンスをクリックします。

    表示されたウィンドウから、次のタスクを実行できます。

    • インスタンスの状態(完了、アクティブ、失敗など)を表示します。

    • インスタンスを削除します。

    • 「フロー」をクリックして、このインスタンスのアクティビティの履歴について視覚的な表現を参照します。

    • 「監査」をクリックして、このインスタンスの監査証跡を表示します。

    • 「デバッグ」をクリックしてBPELデバッガを表示し、このプロセスを実装するBPELソース・コードを取得し、この特定のインスタンスの状態に対してコードを照合します。実行が現在一時停止されているコード(たとえば、プロセスが、ローン・サービスによるローン提案のコールバックを現在待機しているコード位置)は、黄色でハイライト表示されます。

    • 「相互作用」をクリックして、このインスタンスのアクティビティについて詳細を表示します。

    • 「センサー値」をクリックして、このインスタンスで作成したアクティビティ、フォルトまたは変数のセンサーの結果を表示します。

    • 「テスト」をクリックして、インスタンスをテスト・ケースとして保存します。保存したテストケースは、Oracle JDeveloperプロジェクトにインポートできます。


注意:

「フロー」および「監査」リンクには、設計時に定義したヘッダー変数のアクションまたは状態に関する詳細は提供されません。対応策として、「デバッグ」リンクを使用して、ヘッダー変数の詳細を表示してください。

詳細は、『Oracle BPEL Process Manager開発者ガイド』の次の項目に関する説明を参照してください。

  • センサーの使用

  • BPELプロセスのテスト