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Oracle SOA Suite開発者ガイド
10g(10.1.3.1.0)
B31839-01
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12.8 メッセージ・インスタンスのトラッキング管理

メッセージ・インスタンスのトラッキングは、Oracle ESB Controlの「インスタンス」ビューの「管理」パネルで管理できます。「管理」パネルでは、メッセージ・インスタンスのトラッキングを有効または無効にしたり、インスタンスを消去できます。

12.8.1 メッセージ・インスタンスのトラッキングを有効化または無効化する方法

メッセージのトラッキングは、デフォルトでは有効になっていますが、Oracle ESB Controlの「インスタンス」ビューの「管理」パネルで無効にできます。

メッセージのトラッキングを有効または無効にする手順は、次のとおりです。

  1. 「インスタンス」ビューが表示されていない場合は、Oracle ESB Controlの上部の「インスタンス」ボタンをクリックします。

  2. 「管理」パネルを開きます(まだ開いていない場合)。

  3. 「インスタンスのトラッキングの有効化」を選択するか、選択を解除して、インスタンスのトラッキングをそれぞれ有効または無効にします。

  4. 「管理」パネルのタイトル・バーにある「適用」アイコン(緑色の矢印)をクリックします。

12.8.2 メッセージ・インスタンスの消去方法

デフォルトでは、メッセージ・インスタンスは消去されません。その結果、「インスタンス」パネルにあるメッセージ・インスタンスのリストの処理が困難になる場合があります。この場合は、ESBサーバーに、すべてのメッセージまたは特定の時間範囲外で発生したすべてのメッセージ・インスタンスを消去するように指示できます。

メッセージ・インスタンスを消去する手順は、次のとおりです。

  1. 「インスタンス」ビューが表示されていない場合は、Oracle ESB Controlの上部の「インスタンス」ボタンをクリックします。

  2. 「管理」パネルを開きます(まだ開いていない場合)。

  3. メッセージを消去する頻度を選択します。

    • すべてのメッセージ・インスタンスを消去するには、「インスタンスの消去」の下にある「すべて」を選択します。

    • 特定の時間範囲外で発生したすべてのメッセージ・インスタンスを消去するには、「インスタンスの消去」の下にある「次より古い」を選択して時間範囲を指定します。

  4. 「管理」タイトル・バーにある「適用」アイコン(緑色の矢印)をクリックします。