Oracle Enterprise Manager 10gのApplication Server Control Consoleを使用すると、アプリケーション・サーバーで稼働しているOC4Jのすべてのコンポーネントに関するログを表示できます。Oracle Application Serverコンポーネントではログ・ファイルが生成されます。このログ・ファイルには、起動および停止情報、エラー、警告メッセージ、HTTPリクエストに関するアクセス情報およびその他の情報など、すべてのタイプのイベントを記録したメッセージが含まれています。
ESBのログ・ファイルは、Oracle Enterprise Manager 10gのApplication Server Control Consoleのログ・ファイル・ページから表示できます。
Oracle Enterprise Managerを使用してログ・ファイルを表示する手順は、次のとおりです。
使用しているシステムのOracle Enterprise Manager Application Server Controlを開きます。
アプリケーション・サーバーをクリックして、そのサーバーのホームページを表示します。
右上部にある「ログ」をクリックして、ログ・ファイル・ページを表示します。
「コンポーネント」→「OC4J」→アプリケーション・サーバーの名前の順に開きます。
図12-8のスクリーンショットのような出力がコンソールに表示されます。
図12-8 Oracle Application Server Control – OC4Jログ・ファイル
特定のログ・ファイルが見つかるまで「選択」リストの項目を開いて、「表示」をクリックします。
たとえば、Application esb-dt、Application esb-rtおよびDiagnostic Logsの各項目を開きます。「表示」列のアイコンをクリックして、ログ・ファイル・テキストを表示します。
Oracle Application Serverコンポーネントのログ・ファイルの詳細は、『Oracle Application Server管理者ガイド』のログ・ファイルの管理に関する項を参照してください。