次の手順を使用して、Siebel ゲートウェイを物理ホストのローカルディスクにインストールします。Siebel ゲートウェイを広域ファイルシステムにインストールする場合は、Siebel ゲートウェイの広域ファイルシステムへのインストールを参照してください。
Siebel ゲートウェイを物理ホストのローカルディスクにインストールするには、ディレクトリ gateway_root/sys が高可用性でなければなりません (つまり、広域ファイルシステムにインストールされている必要があります)。
Siebel のインストールマニュアルおよび最新のリリースノートの説明に従って、Siebel ゲートウェイをクラスタ内の 1 つのノードにインストールします。
Autostart 機能は使用しないでください。このパラメータに関するプロンプトが表示されたなら、Autostart=NO で構成してください。
siebenv.sh ファイルが gateway_root 下にあり、Siebel ゲートウェイを起動するユーザーが所有者であることを確認します。
SIEBEL_GATEWAY を論理ホスト名に変更します。この論理ホスト名は、gateway_root 下にある siebenv.sh および siebenv.csh ファイル内でゲートウェイ用に指定されている名前です。
Siebel ゲートウェイを停止し、再起動して、ゲートウェイがその論理ホスト名を使用していることを確認します。
gateway_root/sys を /global/siebel/sys に移動して、広域ファイルシステムへのリンクをローカルファイルシステムから作成します。
# mv gateway_root/sys /global/siebel/sys # ln -s /global/siebel/sys gateway_root/sys |
クラスタ内の残りすべてのノードにインストールを複製します。
# rdist -c gateway_root hostname:gateway_root |
Siebel ゲートウェイインストールで、ファイルとディレクトリの所有権およびアクセス許可が、クラスタのすべてのノードで同じであることを確認します。
クラスタ内の各ノードに対して、リンクの所有権を適切な Siebel ユーザーに変更します。
# chown -h siebel:siebel gateway_root/sys |
Siebel ユーザーになって、ゲートウェイが正常にインストールされ、構成されていることを確認します。以下のコマンドがバージョン文字列を返すことを確認します。
# srvredit -q -g SIEBEL_GATEWAY -e none -z -c '$Gateway.VersionString' |