Sun Cluster 3.1 データサービス開発ガイド

コマンド行バージョンの Agent Builder の使用

コマンド行バージョンの Agent Builder では、グラフィカルユーザーインタフェースと同様に、2 段階の入力手順が必要です。ただし、グラフィカルユーザーインタフェースに情報を入力する代わりに、 scdscreate 1HA および scdsconfig 1HA コマンドにパラメータを渡します。

コマンド行バージョンの Agent Builder の使用方法は次のとおりです。

  1. アプリケーションに高可用性またはスケーラビリティを持たせるため、scdscreate を使って Sun Cluster リソースタイプテンプレートを作成します。

  2. scdsconfigure を使って、scdscreate で作成したリソースタイプテンプレートを構成します。

  3. 作業ディレクトリの pkg サブディレクトリに移動します。

  4. pkgadd(1M) コマンドを使って、scdscreate で作成したパッケージをインストールします。

  5. 必要に応じて、生成されたソースコードを編集します。

  6. 起動スクリプトを実行します。