Sun Cluster 3.1 データサービス開発ガイド

Resource Management API

データサービスは、Resource Management API (RMAPI) の 低レベルルーチンを使って、システム内のリソース、リソースタイプ、リソースグループの情報にアクセスします。ローカルの再起動やフェイルオーバーの要求、リソースの状態の設定も行います。これらの関数にアクセスするには、libscha.so ライブラリを使用します。RMAPI は、これらのコールバックメソッドを、シェルコマンドまたは C 関数のかたちで提供できます。RMAPI ルーチンの詳細については、scha_calls(3HA) のマニュアルページと第 4 章「Resource Management API リファレンス」を参照してください。データサービスコールバックメソッドにおける RMAPI の使用例については、第 5 章「サンプルデータサービス」を参照してください。