Sun Cluster 3.1 Data Service for Oracle ガイド

Oracle リスナーの障害モニター

Oracle リスナーの障害モニターは、Oracle リスナーの状態を調べます。

リスナーが実行されている場合、Oracle リスナーの障害モニターは検証に成功したと判断します。障害モニターがエラーを検知すると、リスナーが再起動されます。

リスナー検証は、可用性を高めるために pmfadm によって開始されます。リスナー検証が強制終了された場合、PMF によって自動的に再開されます。

検証中にリスナーで問題が発生した場合、検証機能によってリスナーの再起動が試行されます。再起動の試行最大回数は、Retry_count リソースプロパティに設定した値によって決定されます。最大回数まで再起動を試行しても検証が成功しない場合、障害モニターは停止され、リソースグループのスイッチオーバーは行われません。