Sun Cluster の概念 (Solaris OS 版)

変則的な定足数の構成

図 3–3 は、ノード A および ノード B でミッションクリティカルなアプリケーション (Oracle データベースなど) を実行していることを前提としています。ノード Aノード B を使用できず、共有データにアクセスできない場合、クラスタ全体を停止させる必要がある場合があります。停止させない場合、この構成は高可用性を提供できないため、最適な構成とはなりません。

この例外に関するベストプラクティスについては、「定足数デバイスのベストプラクティスの順守」を参照してください。

図 3–3 変則的な構成

図 : ノード A-D。QD1-4 に接続したノード A/B。QD4 に接続したノード C。QD4 に接続したノード D。 合計投票数 = 10。定足数に必要な投票数 = 6.