Sun Cluster の概念 (Solaris OS 版)

定足投票数について

scstat -q コマンドを使って、以下の情報を調べます。

このコマンドの詳細については、scstat(1M) のマニュアルページを参照してください。

ノードおよび定足数デバイスの両方がクラスタへの投票に数えられ、定足数を満たすことができます。

ノードは、ノードの状態に応じて投票に数えられます。

定足数デバイスは、デバイスに伴なう投票数に基づいて、投票に数えられます。定足数デバイスを構成すると、Sun Cluster ソフトウェアは定足数デバイスに投票数 N-1 を割り当てます。ここで N は、定足数デバイスに伴なう投票数となります。たとえば、投票数がゼロ以外の2 つのノードに接続された定足数デバイスの投票数は 1 (2-1) になります。

定足数デバイスは、次の 2 つの条件のうちの 1 つを満たす場合に投票に数えられます。

定足数デバイスは、クラスタのインストール中に構成するか、後で『Sun Cluster のシステム管理 (Solaris OS 版)』の「定足数の管理」に記載された手順に従って構成します。