Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)

事前登録されているリソースタイプを誤って削除した後の再登録

事前登録されているリソースタイプには、SUNW.LogicalHostnameSUNW.SharedAddress があります。すべての論理ホスト名と共有アドレスリソースがこれらのリソースタイプを使用します。これら 2 つのリソースタイプは、誤って削除した場合を除き、登録する必要はありません。誤ってリソースタイプを削除した場合は、次の手順を使用して再登録してください。


注 –

事前登録されているリソースタイプをアップグレードしている場合は、「事前登録されているリソースタイプのアップグレード」の指示に従って、新しいリソースタイプのバージョンを登録してください。


追加情報については、scrgadm(1M) のマニュアルページを参照してください。


注 –

この手順は、任意のクラスタノードから実行します。


事前登録されているリソースタイプを誤って削除した後に再登録する

    リソースタイプを再登録します。


    # scrgadm -a -t SUNW.resource-type
    
    -a

    リソースタイプを追加します。

    -t SUNW.resource-type

    追加する (再登録する) リソースタイプを指定します。リソースタイプは、SUNW.LogicalHostname または SUNW.SharedAddress のいずれかになります。

例 - 事前登録されているリソースタイプを誤って削除した後に再登録する

次に、LogicalHostname リソースタイプを再登録する例を示します。


# scrgadm -a -t SUNW.LogicalHostname