N1 Grid Service Provisioning System 5.0 インストールガイド

プラグインの導入

一般的な利用においては、「プラグインアプリケーション」は簡単にインストールできて Web ブラウザの一部として使用できるプログラムを意味します。プラグインアプリケーションはブラウザによって自動的に認識され、表示されるメインの HTML ファイルにその機能が統合されます。Web ブラウザプラグインアプリケーションは、一般にサウンドや動画ビデオの再生などを行います。

N1 Grid Service Provisioning System 環境では、プラグインの概念が一般的な利用の場合とわずかに異なります。N1 Grid Service Provisioning System 製品のプラグインは、特定のプラットフォーム、アプリケーション、または環境を対象とした製品のプロビジョニング機能を拡張するパッケージソリューションです。たとえば、Oracle 8i のような特定のアプリケーション用にプラグインソリューションを作成することも、Solaris Zone のような OS 機能用にプラグインソリューションを作成することもできます。

プラグインには、新しいカスタムアプリケーションのサポートに必要な関連データがすべて含まれます。プラグインのコンテンツについては、プラグイン記述子ファイルで説明されます。このファイルは、プラグインパッケージ構造内の標準の場所に置かれます。

プラグインの入手

N1 Grid Service Provisioning System で使用できるように、いくつかのプラグインが用意されています。次のプラグインは N1 Grid Service Provisioning System 5.0: Supplement CD 上と、Sun ダウンロードセンターからダウンロードできるイメージ内に入っています。


注 –

N1 Grid Service Provisioning System の旧バージョンでは、プロビジョニングシステムと共に WebLogic、Windows、および Linux のコンポーネントタイプ、コンポーネント、およびプランが自動的にインストールされました。N1 Grid Service Provisioning System 5.0 では、これらのソリューションに関連するプラン、コンポーネント、およびコンポーネントタイプはプラグインとしてしか利用できません。


これらのプラグインは、Java アーカイブファイル (.jar ファイル) にパッケージ化されています。特定のプラグインを N1 Grid Service Provisioning System 製品に認識させるには、そのプラグインをインポートする必要があります。プラグインのインポート方法については、インポートするプラグインに関連するユーザーガイドを参照してください。このガイドは、http://docs.sun.com/db/coll/1223.1 で入手できる Plug-In User's Guide ドキュメントコレクションに含まれています。