N1 Grid Service Provisioning System 5.0 XML スキーマリファレンスガイド

<allNestedRefs> インストール済みコンポーネントターゲッター

<allNestedRefs> 要素は、現在の複合コンポーネントによって宣言または継承が行われた、入れ子になったコンポーネント参照をすべて特定します。 このターゲッターを使用できるのは、複合コンポーネント内のステップだけです。

この要素は、<call><uninstall>、および <addSnapshot> ステップのターゲッターとして使用できます。

このターゲッターは、任意の数のコンポーネントを特定できます。コンポーネントがまったく特定されない場合、ステップはノーオペレーション (空命令) となります。このターゲッターが複数のコンポーネントを特定する場合、特定されるコンポーネントごとに <nestedRef> ターゲッターを使用する個別のステップが存在するかのように、ステップが意味的に展開されます。ステップは同時にではなく連続的に実行され、ステップの順序はステップ型に応じて変化します。コンポーネントの 1 つに対してステップを実行しエラーが生じる場合は、そのステップは一致するほかのコンポーネントに対しては実行されません。

<call> または <addSnapshot> ステップのターゲッターとして使用される場合、ターゲッターは当該コンポーネントによって現在インストールされている、入れ子になったすべてのコンポーネント参照を照合します。コンポーネントの照合はインストール順に行われます。

<uninstall> ステップのターゲッターとして使用される場合、ターゲッターは当該コンポーネントによって現在インストールされている、入れ子になったすべてのコンポーネント参照を照合します。コンポーネントの照合はインストールの逆順に行われます。