N1 Grid Service Provisioning System 5.0 XML スキーマリファレンスガイド

<argList> 要素

<argList> 要素は、<call><install><uninstall><execSubplan>、および <addSnapshot> ステップの子です。この要素は、呼び出されるサービスに引数として渡される一連の変数を指定します。

呼び出されるサービスの方は、待ち受ける変数を <paramList> 要素を使用して宣言します。<argList> 内の変数と呼び出される <paramList> 内の変数は同じである必要はありません。しかし、呼び出される <paramList> 内の変数のうちデフォルト値を持たないものについては、<argList> 内に同じ名前の変数が存在しなければなりません。この条件が満たされない場合、プラン実行時にプリフライトエラーが発生します。呼び出される <paramList> 内の変数のうち <argList> 内に対応する変数が存在するものは、呼び出されるサービスの実行時に <argList> 内の対応する変数の値をその値として取得します。

<argList> 内の変数のうち 呼び出される <paramList> 内の変数に対応しないものは、単純に無視されます。よって、下位互換性を維持しながら、追加されたパラメータによりサービスを再定義できます。そのため、1 つのプランで新旧両方のサービスバージョンを呼び出すことができます。

<argList> 要素の引数は属性として表現されます。引数の順番はあまり重要ではありません。たとえば、次の <argList> は 2 つの引数、「password」と「path」を宣言しています。


<argList password=":[password]" path="/tmp"/>