N1 Grid Service Provisioning System 5.0 XML スキーマリファレンスガイド

<outputFile> 要素

<outputFile> 要素は <execNative> 要素の子です。<outputFile> 要素は、実行されるコマンドの標準出力が格納される、エージェント上のローカルファイルのパスを指定します。ローカルファイルのパスは、<outputFile> 要素の name 属性を使用して指定します。相対パスは、コマンドの作業ディレクトリに相対的であると解釈されます。

<background> 要素を指定する場合は、<outputFile> 要素を指定する必要があります。

<outputFile> を指定せず、<successCriteria> 要素で outputMatches も指定しないと、コマンドの出力は格納されずに消失します。outputMatches を指定すると、標準出力は一時ファイルに格納され、コマンドの実行後そのファイルが削除されます。

<outputFile> 要素属性

<outputFile> 要素には 1 つの必須属性 name があり、これはコマンドの標準出力の書き込み先となるファイル名です。この値は、空でない文字列にする必要があります。この属性は、単純置換変数を参照できます。