N1 Grid Service Provisioning System 5.0 XML スキーマリファレンスガイド

<shell> 要素

<shell> 要素は <execNative> の子要素です。<shell> 要素のコンテンツは、実行されるコマンドを指定します。実行されるコマンドは、cmd 属性で指定されるインタプリタによって解釈されます。したがって、そのコマンドはプラットフォームの sh -c “command” 構文を使用して実行されます。この書式では、コマンドの実行に使用するシェルコマンドを示すために cmd 属性を指定する必要があります。

次に例を示します。


<execNative>
    <shell cmd=”/usr/bin/bash -c”>
        ls -l | fgrep `*test*' | sort -u > file.out
    </shell>
</execNative>

前に示した <execNative> の例では、次のコマンドを実行していました。


/usr/bin/bash -c `ls -l | fgrep `*test*' | sort -u > file.out'

書式を保持するとともに XML の解析問題を回避するため、<execNative> ステップから XML 表現を生成する際には常に CDATA 要素内にコマンドのテキストコンテンツが包含されます。

コマンド文字列を空の状態にしたり、空白文字だけを入れたりすることは認められません。コマンド文字列は、(周囲の空白も含め) 指定されているとおりにシェルに送られます。

<shell> 要素のコンテンツは config 生成されます。

<shell> 要素属性

<shell> には 1 つの必須属性 cmd があり、この属性は sh -c 構文内のシェルコマンドです。この文字列に、埋め込みの引用符文字を含めないでください。この文字列は、空白を区切りとして使用して、シェル名と引数を取得するために解析されます。たとえば、/usr/bin/bash -c は空でない文字列にします。この属性は、単純置換変数を参照できます。