N1 Grid Service Provisioning System 5.0 XML スキーマリファレンスガイド

ターゲット可能コンポーネント

<targetRef> 要素が存在していれば、インストールされたコンポーネントは、ほかのコンポーネントの配備ターゲットとして使用できることを示します。このようにターゲット可能にするには、コンポーネントの各インストール済みインスタンスを、一意の仮想ホストまたは物理ホストに関連付けます。

ターゲット可能コンポーネントを使用して、関連付けられているホストをターゲットにすることで、プランはインストール済みコンポーネントを論理上ターゲットにすることができます。通常、ターゲット可能コンポーネントは仮想ホストを作成します。 ただし、ターゲット可能コンポーネントに物理ホストを作成させることもできます。物理ホストは、関連付けられたホストが独自の Remote Agent を持つモデルで便利です。SolarisTM Zone をモデル化するコンポーネントがこれに該当します。

<targetRef> 要素を定義するコンポーネントは、ターゲット可能コンポーネントです。ターゲット可能コンポーネントは、インストール時に、そのほかのコンポーネントの配備ターゲットとして機能するホストを作成します。ターゲット可能コンポーネントをアンインストールすると、そのコンポーネントによって作成されたホストが自動的に削除されます。このようなホストは「Hosts」ページに一覧表示されますが、一覧表示から削除することはできません。またそれらに対して可能な編集の種類も制限されています。