Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイドおよびリリースノート(Sun Java System App Server Plug-In 2.0)

第 4 章 Sun Java Enterprise System Application Server プラグインの使用法

Sun Java Enterprise System Application Server プラグインは特定のコンポーネントタイプをいくつも備えています。Sun Java Enterprise System Application Server アプリケーションの使用に必要な機能を簡単に使用できます。この章では、次の内容について説明します。

Sun N1 Service Provisioning System による Sun Java Enterprise System Application Server 環境のインストールと使用法

Application Server インスタンスとクラスタを作成して管理するには、まず、「Sun Java Enterprise System Application Server Common Tasks」ページを使用します。

プラグインの規定

プロビジョニングシステムを使用すると、アプリケーションをプロビジョニングおよび管理できます。

プランとコンポーネントプロシージャー

Sun Java Enterprise System Application Server プラグインは、タスクを実行するためのツールとして、プランとコンポーネントプロシージャーの両方を提供します。プランを使用することによって、使用する機能に直接リンクできます。コンポーネントプロシージャーを使用することによって、実行できるタスクの数が大幅に増えます。

全体的な前提条件

この節では、Sun Java Enterprise System Application Server プラグインを使用するための要件について説明します。


注 –

複数のマシンにまたがるクラスタが関連しているトポロジを構成する場合は、次の点に注意してください。


プロセスの概要

Sun Java Enterprise System Application Server 環境をプロビジョニングシステム内で作成するプロセスは、この環境をプロビジョニングシステムなしで作成するプロセスに似ています。

  1. Application Server プラグインをインポートします。

  2. Application Server セッション変数を設定します。

  3. すべてのホストを準備します。

  4. Application Server Domain 管理サーバーを作成します。

  5. (任意) Application Server クラスタを作成します。

  6. そのクラスタまたはドメインの一部としてサーバーインスタンスを作成します。

  7. (任意) アプリケーションで使用する追加リソースを作成します。

  8. (任意) JMS サーバーを構成します。

  9. アプリケーションファイル (EAR と WAR) を取得します。

  10. ターゲットのインスタンスまたはクラスタにアプリケーションを配備します。

Sun Java Enterprise System Application Server ドメインインフラストラクチャーの作成

この節では、Sun Java Enterprise System Application Server プラグインが提供する機能を活用できるように Sun N1 Service Provisioning System インストールを準備する方法について説明します。

ProcedureSun Java Enterprise System Application Server ソフトウェアをインストールする

手順
  1. 左側のコントロールパネルの「Common Tasks 」セクションの下にある AppServer 8.1 アイコンを選択します。

  2. 「SJSAS 8.1 Install Management: Install or Uninstall」リンクをクリックします。

  3. 「install: default」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Plan Parameters」領域で、配備する Install コンポーネントの変数設定を選択します。

    Install コンポーネントは Sun Java Enterprise System Application Server をリモートエージェントにインストールします。Install コンポーネントをインストールしたあと、このコンポーネントをもう一度インストールし直す必要はありません。

    新しいドメインまたはサーバーインスタンスをインストールするプランを実行するとき、プロビジョニングシステムは、Install コンポーネントが installPath ディレクトリに存在するかどうかをチェックします。Install コンポーネントがすでにインストールされている場合、プロビジョニングシステムは Install コンポーネントをインストールし直しません。

    • 当該コンポーネントの変数設定が確立されている場合、メニューから適切な設定を選択します。

    • メニューから設定を選択できない場合は、「Select From List」をクリックします。

      「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。

      • 新しい変数設定セットを作成するには、「Create Set」を選択します。

        次のリストに、Install コンポーネントの変数のうち、更新する可能性が高い変数を示します。

        変数セット名

        必須。新たに作成する変数セットの名前。

        installDirectory

        必須。Sun Java Enterprise System Application Server ソフトウェアをインストールする場所。

        これは NFS でマウントされたディレクトリにする必要があります。そうしないと、ドメインインフラストラクチャーを構成するすべてのノードにインストールコンポーネントをインストールしなければならなくなります。これは NFS でマウントされたディレクトリにする必要があります。そうしないと、ドメインインフラストラクチャーを構成するすべてのノードにインストールコンポーネントをインストールしなければならなくなります。

        sourceImage

        必須。Sun Java Enterprise System Application Server パッケージインストーラの場所。

        通常は、抽出した Sun Java Enterprise System Application Server インストーラが格納されている NFS マウントのディレクトリです。たとえば、sourceImage の値が /net/mymachine/nfs/sjsappserver8.1 の場合、プラグインをインストールする前に、次の作業を実行します。


        % mkdir /net/mymachine/nfs/sjsappserver8.1
        % cd /net/mymachine/nfs/sjsappserver8.1
        % unzip .../sjsas_ee-8_1_01_2005Q1-solaris-sparc.bin
        installId

        必須。ドメイン、クラスタ、ノードエージェント、および Application Server インスタンスを Install コンポーネントに関連付ける一意の ID。

        adminUserId

        ドメインまたはクラスタの管理者のユーザー名。

        通常は、セッション変数から取得されます。

        adminPassword

        ドメインまたはクラスタの管理者ログイン用のパスワード。

        通常は、セッション変数から取得されます。

        httpLoadBalancerPluginType

        ドメインまたはクラスタで Web サーバーのロードバランサを使用している場合、ここに Web サーバーのタイプを入力します。有効なエントリは、「Sun ONE Web Server」または「Apache HTTP Server」です。

        この Web サーバーはすでにターゲットホストにインストールされている必要があります。

        webserverInstallDirectory

        Web サーバーの場所。ロードバランサプラグインをインストールするときに使用されます。Sun ONE Web Server の場合、インスタンスディレクトリを入力します。Apache HTTP Server の場合、インストールディレクトリを入力します。

        webserverConfigDirectory

        ロードバランサ構成ファイル loadbalancer.xml を格納するディレクトリ。

        この変数を設定するのは、ロードバランサプラグインがすでに Web サーバーゲートウェイホストにインストールされている場合だけです。

        adminPasswordEncryptedFlag

        true に設定した場合、管理者のパスワードは暗号化されます。デフォルトは false です。

        asadminPort

        Application Server ドメイン管理サーバーが待機するポート。デフォルトは 4849 です。

        adminWebPort

        配備された Web アプリケーションが動作するポート。デフォルトは 8090 です。

        instanceHTTPSPort

        セキュア HTTP (HTTPS) アプリケーションが動作するポート。デフォルトは 1043 です。

        createSamplesDomain

        true の場合、Application Server サンプルアプリケーションを持つドメインがインスタンスにインストールされます。デフォルトは false です。

        storeAdminAuth

        true の場合、管理者のパスワードはファイルに書き込まれます。デフォルトは false です。

        tempStateFile

        インストール中に使用される一時ファイルの場所。

        この変数はできるだけ変更しないでください。

      • ほかのコンポーネントの変数セットを使用するには、「Import Set」をクリックします。

        変数セットのインポートについては、『Sun N1 Service Provisioning System 5.1 オペレーションとプロビジョニングガイド』「プランを実行する」を参照してください。

  5. ターゲットホストを選択します。

    Application Server ソフトウェアをリモートエージェントにインストールします。

  6. Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  7. インストールする前に詳細なチェック (preflight) を実行する場合は、「Perform Detailed Preflight」を選択します。

  8. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureSun Java Enterprise System Application Server Domain 管理サーバーを作成する

Domain 管理サーバーは Application Server ドメインを管理します。このサーバーは、個々のドメインを作成する前に、インストールする必要があります。Domain 管理サーバーをインストールするときには、初期ドメインを作成して、そのドメインを制御する管理サーバーを作成します。

始める前に

Application Server ドメインを作成するには、ユーザーは、当該コンポーネントが入っているフォルダに「Run Component Procedures」アクセス権を持つユーザーグループに属している必要があります。さらに、ユーザーは、当該コンポーネントを配備するホストセットに「Allow on Host Set」アクセス権を持っている必要があります。

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS 8.1 AppServer infrastructure->SJSAS 8.1」ドメインの下で、「Manage」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「default: install」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Plan Parameters」領域で、インストールする Domain 管理サーバーの変数設定を選択します。

    • 当該コンポーネントの変数設定が確立されている場合、メニューから適切な設定を選択します。

    • メニューから設定を選択できない場合は、「Select From List」をクリックします。

      「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。

      • 新しい変数設定セットを作成するには、「Create Set」を選択します。

        次のリストに、Install コンポーネントの変数のうち、更新する可能性が高い変数を示します。

        変数セット名

        必須。新たに作成する変数セットの名前。

        installIdentifier

        インストールイメージに Domain 管理サーバーを関連付ける一意の ID。

        domainName

        作成するドメインの名前。

        adminUserId

        ドメインまたはクラスタの管理者のユーザー名。

        adminPassword

        ドメインまたはクラスタの管理者ログイン用のパスワード。

        adminHost

        Domain 管理サーバーをインストールするホストの名前。

        portRangePrefix

        HTTP ポート範囲の接頭辞。たとえば、100 という値は HTTP ポート範囲が 10000 から始まることを意味します。デフォルトの値は 100 です。

        httpListenerPort

        HTTP リスナーポート。portRangePrefix とともに使用します。有効な範囲は 1 から 65553 までです。1 から 1024 までのポート番号の場合、スーパーユーザーのアクセス権が必要になります。デフォルトは、portRangePrefix + 00 です。たとえば、portRangePrefix が 100 に設定されている場合、HTTP リスナーポートは 10000 になります。

        httpsListenerPort

        HTTPS リスナーポート。portRangePrefix とともに使用します。有効な範囲は 1 から 65553 までです。1 から 1024 までのポート番号の場合、スーパーユーザーのアクセス権が必要になります。デフォルトは、portRangePrefix + 05 です。たとえば、portRangePrefix が 100 に設定されている場合、HTTPS リスナーポートは 10005 になります。

        instancePort

        Domain 管理サーバーのデフォルトのポート番号。

        iiopListenerPort

        Internet Inter-Orb Protrocol (IIOP) リスナーポート。portRangePrefix とともに使用します。有効な範囲は 1 から 65553 までです。1 から 1024 までのポート番号の場合、スーパーユーザーのアクセス権が必要になります。デフォルトは、portRangePrefix + 10 です。たとえば、portRangePrefix が 100 に設定されている場合、IIOP リスナーポートは 10010 になります。

        iiopsslListenerPort

        SSL 対応の Internet Inter-Orb Protrocol (IIOP) リスナーポート。portRangePrefix とともに使用します。有効な範囲は 1 から 65553 までです。1 から 1024 までのポート番号の場合、スーパーユーザーのアクセス権が必要になります。デフォルトは、portRangePrefix + 15 です。たとえば、portRangePrefix が 100 に設定されている場合、セキュア IIOP リスナーポートは 10015 になります。

        iiopsslmutualauthPort

        相互認証用の SSL 対応の Internet Inter-Orb Protrocol (IIOP) リスナーポート。portRangePrefix とともに使用します。有効な範囲は 1 から 65553 までです。1 から 1024 までのポート番号の場合、スーパーユーザーのアクセス権が必要になります。デフォルトは、portRangePrefix + 20 です。たとえば、portRangePrefix が 100 に設定されている場合、相互認証用セキュア IIOP リスナーポートは 10020 になります。

        jmsConnectorPort

        Java Messaging Service (JMS) コネクタが待機するポート。有効な範囲は 1 から 65553 までです。1 から 1024 までのポート番号の場合、スーパーユーザーのアクセス権が必要になります。デフォルトは、portRangePrefix + 25 です。たとえば、portRangePrefix が 100 に設定されている場合、JMS コネクタポートは 10025 になります。

        installDirectory

        Application Server をインストールする場所。

      • ほかのコンポーネントの変数セットを使用するには、「Import Set」をクリックします。

        変数セットのインポートについては、『Sun N1 Service Provisioning System 5.1 オペレーションとプロビジョニングガイド』「プランを実行する」を参照してください。

  5. ターゲットホストを選択します。

    Domain 管理サーバーとドメインをリモートエージェントにインストールします。

  6. Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  7. インストールする前に詳細なチェック (preflight) を実行する場合は、「Perform Detailed Preflight」を選択します。

  8. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureSun Java Enterprise System Application Server インスタンスを作成する

Application Server インスタンスは 1 つのドメインで複数実行できます。

始める前に

Application Server インスタンスを作成する前に、次の作業を行う必要があります。

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS 8.1 AppServer infrastructure->SJSAS 8.1 Managed Server Instances」で「Manage」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「default: install」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Plan Parameters」領域で、インストールする管理対象サーバーインスタンスの変数設定を選択します。

    • 当該コンポーネントの変数設定が確立されている場合、メニューから適切な設定を選択します。

    • メニューから設定を選択できない場合は、「Select From List」をクリックします。

      「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。

      • 新しい変数設定セットを作成するには、「Create Set」を選択します。

        次のリストに、Install コンポーネントの変数のうち、更新する可能性が高い変数を示します。

        変数セット名

        必須。新たに作成する変数セットの名前。

        installIdentifier

        Application Server インスタンスと Install コンポーネントを関連付ける一意の ID。

        domainName

        当該サーバーインスタンスを格納するドメイン名。

        targetName

        サーバーの名前。

        portRangePrefix

        HTTP ポート範囲の接頭辞。たとえば、100 という値は HTTP ポート範囲が 10000 から始まることを意味します。デフォルトの値は 100 です。

        httpListenerPort

        HTTP リスナーポート。portRangePrefix とともに使用します。有効な範囲は 1 から 65553 までです。1 から 1024 までのポート番号の場合、スーパーユーザーのアクセス権が必要になります。デフォルトは、portRangePrefix + 00 です。たとえば、portRangePrefix が 100 に設定されている場合、HTTP リスナーポートは 10000 になります。

        httpsListenerPort

        HTTPS リスナーポート。portRangePrefix とともに使用します。有効な範囲は 1 から 65553 までです。1 から 1024 までのポート番号の場合、スーパーユーザーのアクセス権が必要になります。デフォルトは、portRangePrefix + 05 です。たとえば、portRangePrefix が 100 に設定されている場合、HTTPS リスナーポートは 10005 になります。

        iiopListenerPort

        Internet Inter-Orb Protrocol (IIOP) リスナーポート。portRangePrefix とともに使用します。有効な範囲は 1 から 65553 までです。1 から 1024 までのポート番号の場合、スーパーユーザーのアクセス権が必要になります。デフォルトは、portRangePrefix + 10 です。たとえば、portRangePrefix が 100 に設定されている場合、IIOP リスナーポートは 10010 になります。

        iiopsslListenerPort

        SSL 有効 Internet Inter-Orb Protrocol (IIOP) リスナーポート。portRangePrefix とともに使用します。有効な範囲は 1 から 65553 までです。1 から 1024 までのポート番号の場合、スーパーユーザーのアクセス権が必要になります。デフォルトは、portRangePrefix + 15 です。たとえば、portRangePrefix が 100 に設定されている場合、セキュア IIOP リスナーポートは 10015 になります。

        iiopsslmutualauthPort

        相互認証用の SSL 有効 Internet Inter-Orb Protrocol (IIOP) リスナーポート。portRangePrefix とともに使用します。有効な範囲は 1 から 65553 までです。1 から 1024 までのポート番号の場合、スーパーユーザーのアクセス権が必要になります。デフォルトは、portRangePrefix + 20 です。たとえば、portRangePrefix が 100 に設定されている場合、相互認証用セキュア IIOP リスナーポートは 10020 になります。

        jmsConnectorPort

        Java Messaging Service (JMS) コネクタが待機するポート。有効な範囲は 1 から 65553 までです。1 から 1024 までのポート番号の場合、スーパーユーザーのアクセス権が必要になります。デフォルトは、portRangePrefix + 25 です。たとえば、portRangePrefix が 100 に設定されている場合、JMS コネクタポートは 10025 になります。

        clusterName

        当該サーバーインスタンスが属するクラスタの名前。クラスタを指定しない場合、サーバーインスタンスはスタンドアロンサーバーになります。デフォルトでは、クラスタを指定しません。

      • ほかのコンポーネントの変数セットを使用するには、「Import Set」をクリックします。

        変数セットのインポートについては、『Sun N1 Service Provisioning System 5.1 オペレーションとプロビジョニングガイド』「プランを実行する」を参照してください。

  5. ターゲットホストを選択します。

    サーバーインスタンスをリモートエージェントにインストールします。

  6. Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  7. インストールする前に詳細なチェック (preflight) を実行する場合は、「Perform Detailed Preflight」を選択します。

  8. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureSun Java Enterprise System Application Server クラスタを作成する

クライアントから見ると、クラスタは単一の Application Server インスタンスのように見えます。クラスタを構成するサーバーインスタンスは、同じマシン上で動作しても、異なるマシン上にあってもかまいません。クラスタ内の各クラスタメンバーは、同じバージョンの Application Server を実行する必要があります。

クラスタを使用すると、次のような利点があります。

始める前に

クラスタを作成する前に、Application Server ドメインと Domain 管理サーバーを作成する必要があります。

クラスタを作成するには、ユーザーは、当該コンポーネントが入っているフォルダに「Run Component Procedures」アクセス権を持つユーザーグループに属している必要があります。さらに、ユーザーは、当該コンポーネントを配備するホストセットに「Allow on Host Set」アクセス権を持っている必要があります。

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS 8.1 AppServer infrastructure->SJSAS 8.1」クラスタの下で、「Manage」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「default: install」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Plan Parameters」領域で、インストールするクラスタの変数設定を選択します。

    • 当該コンポーネントの変数設定が確立されている場合、メニューから適切な設定を選択します。

    • メニューから設定を選択できない場合は、「Select From List」をクリックします。

      「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。

      • 新しい変数設定セットを作成するには、「Create Set」を選択します。

        次のリストに、Install コンポーネントの変数のうち、更新する可能性が高い変数を示します。

        変数セット名

        必須。新たに作成する変数セットの名前。

        installIdentifier

        クラスタと Install コンポーネントを関連付ける一意の ID。

        domainName

        当該クラスタを格納するドメイン名。

        targetName

        クラスタの名前。

        portRangePrefix

        HTTP ポート範囲の接頭辞。たとえば、100 という値は HTTP ポート範囲が 10000 から始まることを意味します。デフォルトの値は 100 です。

        httpListenerPort

        HTTP リスナーポート。portRangePrefix とともに使用します。有効な範囲は 1 から 65553 までです。1 から 1024 までのポート番号の場合、スーパーユーザーのアクセス権が必要になります。デフォルトは、portRangePrefix + 00 です。たとえば、portRangePrefix が 100 に設定されている場合、HTTP リスナーポートは 10000 になります。

        httpsListenerPort

        HTTPS リスナーポート。portRangePrefix とともに使用します。有効な範囲は 1 から 65553 までです。1 から 1024 までのポート番号の場合、スーパーユーザーのアクセス権が必要になります。デフォルトは、portRangePrefix + 05 です。たとえば、portRangePrefix が 100 に設定されている場合、HTTPS リスナーポートは 10005 になります。

        iiopListenerPort

        Internet Inter-Orb Protrocol (IIOP) リスナーポート。portRangePrefix とともに使用します。有効な範囲は 1 から 65553 までです。1 から 1024 までのポート番号の場合、スーパーユーザーのアクセス権が必要になります。デフォルトは、portRangePrefix + 10 です。たとえば、portRangePrefix が 100 に設定されている場合、IIOP リスナーポートは 10010 になります。

        iiopsslListenerPort

        SSL 有効 Internet Inter-Orb Protrocol (IIOP) リスナーポート。portRangePrefix とともに使用します。有効な範囲は 1 から 65553 までです。1 から 1024 までのポート番号の場合、スーパーユーザーのアクセス権が必要になります。デフォルトは、portRangePrefix + 15 です。たとえば、portRangePrefix が 100 に設定されている場合、セキュア IIOP リスナーポートは 10015 になります。

        iiopsslmutualauthPort

        相互認証用の SSL 有効 Internet Inter-Orb Protrocol (IIOP) リスナーポート。portRangePrefix とともに使用します。有効な範囲は 1 から 65553 までです。1 から 1024 までのポート番号の場合、スーパーユーザーのアクセス権が必要になります。デフォルトは、portRangePrefix + 20 です。たとえば、portRangePrefix が 100 に設定されている場合、相互認証用セキュア IIOP リスナーポートは 10020 になります。

        jmsConnectorPort

        Java Messaging Service (JMS) コネクタが待機するポート。有効な範囲は 1 から 65553 までです。1 から 1024 までのポート番号の場合、スーパーユーザーのアクセス権が必要になります。デフォルトは、portRangePrefix + 25 です。たとえば、portRangePrefix が 100 に設定されている場合、JMS コネクタポートは 10025 になります。

        httpLoadBalancer

        true の場合、このクラスタに配備されたアプリケーションは負荷均衡されます。デフォルトは false です。

        httpsLoadBalancer

        true の場合、HTTPS 要求に応答するアプリケーションは負荷均衡されます。httpLoadBalancer が false の場合、この変数による影響はありません。デフォルトは false です。

        routeCookie

        true の場合、ロードバランサはクッキーを経路指定します。httpLoadBalancer が false の場合、この変数による影響はありません。デフォルトは false です。

      • ほかのコンポーネントの変数セットを使用するには、「Import Set」をクリックします。

        変数セットのインポートについては、『Sun N1 Service Provisioning System 5.1 オペレーションとプロビジョニングガイド』「プランを実行する」を参照してください。

  5. ターゲットホストを選択します。

    クラスタをリモートエージェントにインストールします。

  6. Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  7. インストールする前に詳細なチェック (preflight) を実行する場合は、「Perform Detailed Preflight」を選択します。

  8. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureSun Java Enterprise System Application Server ソフトウェアをアンインストールする

手順
  1. 左側のコントロールパネルの「Common Tasks」セクションの下にある「AppServer 8.1」リンクをクリックします。

  2. 「SJSAS 8.1 Install Management: Install or Uninstall」リンクをクリックします。

  3. 「uninstall: uninstallAppServer」の隣にある「Run action」をクリックします。

Sun Java Enterprise System Application Server インスタンスとクラスタの管理

この節では、Sun Java Enterprise System Application Server 管理対象サーバーインスタンスとクラスタを管理する方法について説明します。

Sun Java Enterprise System Application Server ドメインと Domain 管理サーバーの管理

ProcedureSun Java Enterprise System Application Server ドメインと Domain 管理サーバーを削除する

プロビジョニングシステムを通じて Application Server ドメインを削除すると、次の作業が自動的に実行されます。

始める前に

Application Server ドメインを削除するには、ユーザーは、当該コンポーネントが入っているフォルダに「Run Component Procedures」アクセス権を持つユーザーグループに属している必要があります。さらに、ユーザーは、当該コンポーネントを実行するホストセットに「Allow on Host Set」アクセス権を持っている必要があります。

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS 8.1 AppServer infrastructure->SJSAS 8.1」ドメインの下で、「Manage」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「uninstall: default」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Current Installations」で、削除するドメインを選択します。

  5. 「Run Selected Installations」ボタンをクリックします。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

Procedure完全なドメインを起動する

完全なドメインを起動すると、そのドメインの Domain 管理サーバー (まだ起動していない場合)、ドメイン内のすべてのクラスタ、およびドメイン内のすべての管理対象サーバーインスタンスが起動します。

始める前に

Application Server ドメインを起動するには、ユーザーは、当該コンポーネントが入っているフォルダに「Run Component Procedures」アクセス権を持つユーザーグループに属している必要があります。さらに、ユーザーは、当該コンポーネントを実行するホストセットに「Allow on Host Set」アクセス権を持っている必要があります。

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS 8.1 AppServer infrastructure->SJSAS 8.1」ドメインの下で「Manage」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「default: startCompleteDomain」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Current Installations」で、起動するドメインを選択します。

  5. 「Run Selected Installations」ボタンをクリックします。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

Procedure完全なドメインを停止する

完全なドメインを停止すると、特定のドメインについて、動作しているすべてのクラスタと、動作しているすべての管理対象サーバーインスタンスが停止します。

始める前に

Application Server ドメインを停止するには、ユーザーは、当該コンポーネントが入っているフォルダに「Run Component Procedures」アクセス権を持つユーザーグループに属している必要があります。さらに、ユーザーは、当該コンポーネントを実行するホストセットに「Allow on Host Set」アクセス権を持っている必要があります。

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS 8.1 AppServer infrastructure->SJSAS 8.1」ドメインの下で、「Manage」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「default: stopCompleteDomain」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Current Installations」で、停止するドメインを選択します。

  5. 「Run Selected Installations」ボタンをクリックします。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureDomain 管理サーバーを起動する

始める前に

Domain 管理サーバーを起動するには、ユーザーは、当該コンポーネントが入っているフォルダに「Run Component Procedures」アクセス権を持つユーザーグループに属している必要があります。さらに、ユーザーは、当該コンポーネントを実行するホストセットに「Allow on Host Set」アクセス権を持っている必要があります。

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS 8.1 AppServer infrastructure->SJSAS 8.1」ドメインの下で、「Manage」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「startDomainServer」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Current Installations」で、起動するドメインを選択します。

  5. 「Run Selected Installations」ボタンをクリックします。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureDomain 管理サーバーを停止する

始める前に

Domain 管理サーバーを停止するには、ユーザーは、当該コンポーネントが入っているフォルダに「Run Component Procedures」アクセス権を持つユーザーグループに属している必要があります。さらに、ユーザーは、当該コンポーネントを実行するホストセットに「Allow on Host Set」アクセス権を持っている必要があります。

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS 8.1 AppServer infrastructure->SJSAS 8.1」ドメインの下で、「Manage」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「stopDomainServer」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Current Installations」で、停止するドメインを選択します。

  5. 「Run Selected Installations」ボタンをクリックします。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureDomain 管理サーバーが動作していることを確認する

Domain 管理サーバーは、特定のインストールで動作していることを確認できます。

始める前に

Domain 管理サーバーが動作していることを確認するには、ユーザーは、当該コンポーネントが入っているフォルダに「Run Component Procedures」アクセス権を持つユーザーグループに属している必要があります。さらに、ユーザーは、当該コンポーネントを実行するホストセットに「Allow on Host Set」アクセス権を持っている必要があります。

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS 8.1 AppServer infrastructure->SJSAS 8.1」ドメインの下で、「Manage」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「verifyDomainServerRunning」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Current Installations」で、確認するドメインを選択します。

  5. 「Run Selected Installations」ボタンをクリックします。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

Sun Java Enterprise System Application Server クラスタの管理

ProcedureSun Java Enterprise System Application Server クラスタを削除する

クラスタを削除すると、そのクラスタに関連するすべてのクラスタメンバーも削除されます。

始める前に

クラスタを削除するには、ユーザーは、当該コンポーネントが入っているフォルダに「Run Component Procedures」アクセス権を持つユーザーグループに属している必要があります。さらに、ユーザーは、当該コンポーネントを配備するホストセットに「Allow on Host Set」アクセス権を持っている必要があります。

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS 8.1 AppServer infrastructure->SJSAS 8.1」クラスタの下で、「Manage」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「uninstall: default」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Current Installations」で、削除するクラスタを選択します。

  5. 「Run Selected Installations」ボタンをクリックします。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureSun Java Enterprise System Application Server クラスタを起動する

始める前に

クラスタを起動するには、ユーザーは、当該コンポーネントが入っているフォルダに「Run Component Procedures」アクセス権を持つユーザーグループに属している必要があります。さらに、ユーザーは、当該コンポーネントを配備するホストセットに「Allow on Host Set」アクセス権を持っている必要があります。

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS 8.1 AppServer infrastructure->SJSAS 8.1」クラスタの下で、「Manage」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「start」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Current Installations」で、起動するクラスタを選択します。

  5. 「Run Selected Installations」ボタンをクリックします。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureSun Java Enterprise System Application Server クラスタを停止する

始める前に

クラスタを停止するには、ユーザーは、当該コンポーネントが入っているフォルダに「Run Component Procedures」アクセス権を持つユーザーグループに属している必要があります。さらに、ユーザーは、当該コンポーネントを配備するホストセットに「Allow on Host Set」アクセス権を持っている必要があります。

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS 8.1 AppServer infrastructure->SJSAS 8.1」クラスタの下で、「Manage」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「stop」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Current Installations」で、停止するクラスタを選択します。

  5. 「Run Selected Installations」ボタンをクリックします。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureSun Java Enterprise System Application Server クラスタが動作していることを確認する

始める前に

クラスタが動作していることを確認するには、ユーザーは、当該コンポーネントが入っているフォルダに「Run Component Procedures」アクセス権を持つユーザーグループに属している必要があります。さらに、ユーザーは、当該コンポーネントを配備するホストセットに「Allow on Host Set」アクセス権を持っている必要があります。

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS 8.1 AppServer infrastructure->SJSAS 8.1」クラスタの下で、「Manage」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「verifyClusterRunning」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Current Installations」で、確認するクラスタを選択します。

  5. 「Run Selected Installations」ボタンをクリックします。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

Sun Java Enterprise System Application Server インスタンスの管理

ProcedureSun Java Enterprise System Application Server インスタンスを削除する

始める前に

サーバーインスタンスを削除するには、ユーザーは、当該コンポーネントが入っているフォルダに「Run Component Procedures」アクセス権を持つユーザーグループに属している必要があります。さらに、ユーザーは、当該コンポーネントを配備するホストセットに「Allow on Host Set」アクセス権を持っている必要があります。

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS 8.1 AppServer infrastructure->SJSAS 8.1 管理対象サーバー Instances」で「Manage」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「uninstall: default」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Current Installations」で、削除するクラスタを選択します。

  5. 「Run Selected Installations」ボタンをクリックします。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureSun Java Enterprise System Application Server インスタンスを起動する

始める前に

サーバーインスタンスを起動するには、ユーザーは、当該コンポーネントが入っているフォルダに「Run Component Procedures」アクセス権を持つユーザーグループに属している必要があります。さらに、ユーザーは、当該コンポーネントを配備するホストセットに「Allow on Host Set」アクセス権を持っている必要があります。

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS 8.1 AppServer infrastructure->SJSAS 8.1 管理対象サーバー Instances」で「Manage」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「start」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Current Installations」で、起動するクラスタを選択します。

  5. 「Run Selected Installations」ボタンをクリックします。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureSun Java Enterprise System Application Server インスタンスを停止する

始める前に

サーバーインスタンスを停止するには、ユーザーは、当該コンポーネントが入っているフォルダに「Run Component Procedures」アクセス権を持つユーザーグループに属している必要があります。さらに、ユーザーは、当該コンポーネントを配備するホストセットに「Allow on Host Set」アクセス権を持っている必要があります。

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS 8.1 AppServer infrastructure->SJSAS 8.1 管理対象サーバー Instances」で「Manage」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「stop」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Current Installations」で、停止するクラスタを選択します。

  5. 「Run Selected Installations」ボタンをクリックします。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureSun Java Enterprise System Application Server インスタンスが動作していることを確認する

始める前に

サーバーインスタンスが動作していることを確認するには、ユーザーは、当該コンポーネントが入っているフォルダに「Run Component Procedures」アクセス権を持つユーザーグループに属している必要があります。さらに、ユーザーは、当該コンポーネントを配備するホストセットに「Allow on Host Set」アクセス権を持っている必要があります。

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS 8.1 AppServer infrastructure->SJSAS 8.1 管理対象サーバー Instances」で「Manage」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「verifyServerRunning」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Current Installations」で、確認するインスタンスを選択します。

  5. 「Run Selected Installations」ボタンをクリックします。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

Sun Java Enterprise System Application Server アプリケーションの取得とインストール

この節では、Sun Java Enterprise System Application Server アプリケーションを管理する方法について説明します。

ProcedureSun Java Enterprise System Application Server Enterprise Application を取得する

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS Application Tasks->Enterprise Applications (EARs)」で、「Create New」をクリックします。

  3. このコンポーネントのコンポーネントディレクトリを入力します。com/sun/sjsas81 名前空間は有効ではありません。

  4. このコンポーネントのラベルを入力します。

  5. このコンポーネントの説明を入力します。

  6. EAR ファイルを格納するホストを入力します。

    リストからホストを選択するには、「Select From List」をクリックします。

  7. EAR の場所を見つけます。

    1. EAR へのパスが判明している場合は、「com.sun.sjsas81#EntappCT path」に入力します。

    2. 選択したホストをブラウズするには、そのディレクトリを選択して、「Open Highlighted Item」をクリックします。

  8. EAR を選択して、「Open Highlighted Item」をクリックします。

  9. Check In Selected Item」をクリックします。

  10. チェックインページの情報を確認して、「Continue to Check-in」をクリックします。

ProcedureSun Java Enterprise System Application Server Enterprise Application をインストールする

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS Application Tasks->Enterprise Applications (EARs)」で、「View All」をクリックします。

  3. インストールする EAR の名前をクリックします。

  4. 「Component Procedures」で、「default: install」の隣にある「Run action」をクリックします。

  5. 「Plan Parameters」領域で、インストールする EAR の変数設定を選択します。

    • 当該コンポーネントの変数設定が確立されている場合、メニューから適切な設定を選択します。

    • メニューから設定を選択できない場合は、「Select From List」をクリックします。

      「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。

      • 新しい変数設定セットを作成するには、「Create Set」を選択します。

        次のリストに、Install コンポーネントの変数のうち、更新する可能性が高い変数を示します。

        変数セット名

        必須。新たに作成する変数セットの名前。

        installIdentifier

        EAR を Install コンポーネントに関連付ける一意の ID。

        domainName

        当該 EAR をインストールするドメイン名。

        targetName

        EAR を配備するクラスタまたはサーバーインスタンスの名前。

      • ほかのコンポーネントの変数セットを使用するには、「Import Set」をクリックします。

        変数セットのインポートについては、『Sun N1 Service Provisioning System 5.1 オペレーションとプロビジョニングガイド』「プランを実行する」を参照してください。

  6. ターゲットホストを選択します。

  7. Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  8. インストールする前に詳細なチェック (preflight) を実行する場合は、「Perform Detailed Preflight」を選択します。

  9. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureSun Java Enterprise System Application Server Enterprise Application をアンインストールする

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS Application Tasks->Enterprise Applications (EARs)」で、「View All」をクリックします。

  3. アンインストールする EAR の名前をクリックします。

  4. 「Component Procedures」で、「default: uninstall」の隣にある「Run action」をクリックします。

  5. EAR を削除するインストールを選択します。

  6. 「Run Selected Installations」ボタンをクリックします。

  7. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureSun Java Enterprise System Application Server Web Application を取得する

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS Application Tasks->Web Applications (WARs)」で、「Create New」をクリックします。

  3. このコンポーネントのコンポーネントディレクトリを入力します。com/sun/sjsas81 名前空間は有効ではありません。

  4. このコンポーネントのラベルを入力します。

  5. このコンポーネントの説明を入力します。

  6. WAR ファイルを格納するホストを入力します。

    リストからホストを選択するには、「Select From List」をクリックします。

  7. WAR の場所を見つけます。

    1. WAR へのパスが判明している場合は、「ccom.sun.sjsas81#WebappCT path」に入力します。

    2. 選択したホストをブラウズするには、そのディレクトリを選択して、「Open Highlighted Item」をクリックします。

  8. WAR を選択して、「Open Highlighted Item」をクリックします。

  9. Check In Selected Item」をクリックします。

  10. チェックインページの情報を確認して、「Continue to Check-in」をクリックします。

ProcedureSun Java Enterprise System Application Server Web Application をインストールする

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS Application Tasks->Web Applications (WARs)」で、「View All」をクリックします。

  3. インストールする WAR の名前をクリックします。

  4. 「Component Procedures」で、「default: install」の隣にある「Run action」をクリックします。

  5. 「Plan Parameters」領域で、インストールする WAR の変数設定を選択します。

    • 当該コンポーネントの変数設定が確立されている場合、メニューから適切な設定を選択します。

    • メニューから設定を選択できない場合は、「Select From List」をクリックします。

      「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。

      • 新しい変数設定セットを作成するには、「Create Set」を選択します。

        次のリストに、Install コンポーネントの変数のうち、更新する可能性が高い変数を示します。

        変数セット名

        必須。新たに作成する変数セットの名前。

        installIdentifier

        WAR を Install コンポーネントに関連付ける一意の ID。

        domainName

        当該 WAR をインストールするドメイン名。

        targetName

        WAR を配備するクラスタまたはサーバーインスタンスの名前。

      • ほかのコンポーネントの変数セットを使用するには、「Import Set」をクリックします。

        変数セットのインポートについては、『Sun N1 Service Provisioning System 5.1 オペレーションとプロビジョニングガイド』「プランを実行する」を参照してください。

  6. ターゲットホストを選択します。

  7. Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  8. 「Plan Variables」で、Web アプリケーションのコンテキストルートを設定します。

  9. インストールする前に詳細なチェック (preflight) を実行する場合は、「Perform Detailed Preflight」を選択します。

  10. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureSun Java Enterprise System Application Server Web Application をアンインストールする

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS Application Tasks->Web Applications (WARs)」で、「View All」をクリックします。

  3. アンインストールする WAR の名前をクリックします。

  4. 「Component Procedures」で、「default: uninstall」の隣にある「Run action」をクリックします。

  5. WAR を削除するインストールを選択します。

  6. 「Run Selected Installations」ボタンをクリックします。

  7. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

Sun Java Enterprise System Application Server リソースの管理

この節では、次に示す Sun Java Enterprise System Application Server リソース (JMS リソース、JDBC リソース、スレッドプール) を管理する方法について説明します。

Java Messaging Service (JMS) リソースの管理

ProcedureJMS リソースをホストにインストールする

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 JMS Resource」で、「Manage JMS Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「default: install」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Plan Parameters」領域で、インストールする JMS Resource の変数設定を選択します。

    • 当該コンポーネントの変数設定が確立されている場合、メニューから適切な設定を選択します。

    • メニューから設定を選択できない場合は、「Select From List」をクリックします。

      「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。

      • 新しい変数設定セットを作成するには、「Create Set」を選択します。

        次のリストに、Install コンポーネントの変数のうち、更新する可能性が高い変数を示します。

        変数セット名

        必須。新たに作成する変数セットの名前。

        installIdentifier

        JMS Resource を Install コンポーネントに関連付ける一意の ID。

        domainName

        当該 JMS Resouce を格納するドメイン名。

      • ほかのコンポーネントの変数セットを使用するには、「Import Set」をクリックします。

        変数セットのインポートについては、『Sun N1 Service Provisioning System 5.1 オペレーションとプロビジョニングガイド』「プランを実行する」を参照してください。

  5. ターゲットホストを選択します。

  6. Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  7. インストールする前に詳細なチェック (preflight) を実行する場合は、「Perform Detailed Preflight」を選択します。

  8. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureJMS リソースを作成する

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 JMS Resource」で、「Manage JMS Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「createJMSResource」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. JMS リソースを作成するインストールを選択します。

  5. 「Plan Variables」で、

    1. リソースタイプを選択します。リソースタイプは次の 1 つです。

      • Topic

      • Queue

      • ConnectionFactory

      • TopicConnectionFactory

      • QueueConnectionFactory

    2. リソースの JNDI 名を入力します。

    3. リソースを作成するターゲットクラスタまたはサーバーの名前を入力します。

    4. (任意) リソースの説明を入力します。

    5. JMS プロパティをコロン (:) で区切って入力します。

      有効なプロパティ名は次のとおりです。

      • ClientId

      • AddressList

      • MessageServiceAddressList

      • UserName

      • Password

      • ReconnectEnabled

      • ReconnectAttempts

      • ReconnectInterval

      • AddressListBehavior

      • AddressListIterations

  6. Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

ProcedureJMS リソースを削除する

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 JMS Resource」で、「Manage JMS Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「deleteJMSResource」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. JMS リソースを削除するインストールを選択します。

  5. 「Plan Variables」で、

    1. 削除するリソースの JNDI 名を入力します。

    2. 削除するリソースのターゲット名を入力します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

Java Database Connectivity (JDBC) リソースの管理

ProcedureJDBC リソースをホストにインストールする

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 JDBC Resource」で、「Manage JDBC Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「default: install」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Plan Parameters」領域で、インストールする JDBC Resource の変数設定を選択します。

    • 当該コンポーネントの変数設定が確立されている場合、メニューから適切な設定を選択します。

    • メニューから設定を選択できない場合は、「Select From List」をクリックします。

      「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。

      • 新しい変数設定セットを作成するには、「Create Set」を選択します。

        次のリストに、Install コンポーネントの変数のうち、更新する可能性が高い変数を示します。

        変数セット名

        必須。新たに作成する変数セットの名前。

        installIdentifier

        JDBC Resource を Install コンポーネントに関連付ける一意の ID。

        domainName

        当該 JDBC Resouce を格納するドメイン名。

      • ほかのコンポーネントの変数セットを使用するには、「Import Set」をクリックします。

        変数セットのインポートについては、『Sun N1 Service Provisioning System 5.1 オペレーションとプロビジョニングガイド』「プランを実行する」を参照してください。

  5. ターゲットホストを選択します。

  6. Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  7. インストールする前に詳細なチェック (preflight) を実行する場合は、「Perform Detailed Preflight」を選択します。

  8. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureJDBC リソースを作成する

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 JDBC Resource」で、「Manage JDBC Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「createJDBCResource」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. JDBC リソースを作成するインストールを選択します。

  5. 「Plan Variables」で、

    1. 「Connection Pool」の名前を設定します。

    2. リソースの JNDI 名を入力します。

    3. リソースを作成するターゲットクラスタまたはサーバーの名前を入力します。

    4. (任意) リソースの説明を入力します。

    5. JDBC プロパティーをコロン (:) で区切って入力します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureJDBC リソースを削除する

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 JDBC Resource」で、「Manage JDBC Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「deleteJDBCResource」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. JDBC リソースを削除するインストールを選択します。

  5. 「Plan Variables」で、

    1. 削除するリソースの JNDI 名を入力します。

    2. 削除するリソースのターゲットクラスタまたはサーバーインスタンスの名前を入力します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureJDBC リソースを一覧表示する

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 JDBC Resource」で、「Manage JDBC Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「listJDBCResources」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. JDBC リソースを一覧表示するインストールを選択します。

  5. 「Plan Variables」で、削除するリソースのターゲットクラスタまたはサーバーインスタンスの名前を入力します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureJDBC 接続プールを作成する

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 JDBC Resource」で、「Manage JDBC Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「createJDBCConnectionPool」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 接続プールを作成するインストールを選択します。

  5. 「Plan Variables」で、

    1. 「Connection Pool」の名前を設定します。

    2. (任意) 接続プールの説明を入力します。

    3. 接続プールの JDBC データソースリソースマネージャーを入力します。

    4. データソースクラス実装のインタフェースを入力します。

      有効なエントリは次のとおりです。

      • DataSource

      • ConnectionPoolDataSource

      • XADataSource

    5. プールが作成する接続の最小数を入力します。

    6. プールが保守する接続の最大数を入力します。

    7. タイムアウトタイマーが満了したときに削除する接続の数を入力します。

    8. プール内で接続がアイドル状態になることができる最大時間 (秒) を入力します。

    9. 接続プールのトランザクション遮断レベルを入力します。

      有効なエントリは次のとおりです。

      • read-uncommitted

      • read-committed

      • repeatable-read

      • serializable

      エントリが空白の場合、JDBC ドライバのデフォルトの遮断レベルが使用されます。

    10. 接続をアプリケーションに割り当てる前に、その接続を検証するかどうかを指定します。有効なエントリは true または false です。

    11. JDBC ドライバの属性名と値のペアを入力します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureJDBC 接続プールを削除する

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 JDBC Resource」で、「Manage JDBC Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「deleteJDBCConnectionPool」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. JDBC リソースを削除するインストールを選択します。

  5. 「Plan Variables」で、

    1. 削除する接続プールの名前を入力します。

    2. 接続プールに関連するすべてのコネクタリソースも削除するかどうかを指定します。有効なエントリは true または false です。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureJDBC 接続プールを一覧表示する

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 JDBC Resource」で、「Manage JDBC Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「listJDBCConnectionPools」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. JDBC リソースを一覧表示するインストールを選択します。

  5. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

スレッドプールリソースの管理

Procedureスレッドプールリソースをホストにインストールする

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 Threadpool Resource」で、「Manage Threadpool Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「default: install」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Plan Parameters」領域で、インストールする Thread Pool Resource の変数設定を選択します。

    • 当該コンポーネントの変数設定が確立されている場合、メニューから適切な設定を選択します。

    • メニューから設定を選択できない場合は、「Select From List」をクリックします。

      「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。

      • 新しい変数設定セットを作成するには、「Create Set」を選択します。

        次のリストに、Install コンポーネントの変数のうち、更新する可能性が高い変数を示します。

        変数セット名

        必須。新たに作成する変数セットの名前。

        installIdentifier

        スレッドプールリソースを Install コンポーネントに関連付ける一意の ID。

        domainName

        当該スレッドプールリソースを格納するドメイン名。

      • ほかのコンポーネントの変数セットを使用するには、「Import Set」をクリックします。

        変数セットのインポートについては、『Sun N1 Service Provisioning System 5.1 オペレーションとプロビジョニングガイド』「プランを実行する」を参照してください。

  5. ターゲットホストを選択します。

  6. Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  7. インストールする前に詳細なチェック (preflight) を実行する場合は、「Perform Detailed Preflight」を選択します。

  8. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

Procedureスレッドプールリソースを作成する

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 Threadpool Resource」で、「Manage Threadpool Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「createThreadpool」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. 接続プールを作成するインストールを選択します。

  5. 「Plan Variables」で、

    1. スレッドプール ID を入力します。

    2. 要求を処理するスレッドプール内のスレッドの最大数を入力します。

    3. 要求を処理するスレッドプール内のスレッドの最小数を入力します。

    4. タイムアウト値 (秒) を入力します。このあと、アイドルスレッドはプールに戻ります。

    5. スレッドプールが処理する作業用待ち行列の合計数を入力します。

    6. スレッドプールを作成するクラスタまたはサービスインスタンスの名前を入力します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

Procedureスレッドプールリソースを削除する

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 Threadpool Resource」で、「Manage Threadpool Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「deleteThreadpool」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. スレッドプールを削除するインストールを選択します。

  5. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

Procedureターゲット上のスレッドプールを一覧表示する

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 Threadpool Resource」で、「Manage Threadpool Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「listThreadpools」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. スレッドプールを一覧表示するインストールを選択します。

  5. 「Plan Variables」で、スレッドプールを一覧表示するターゲットクラスタまたはサーバーインスタンスの名前を入力します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

障害追跡

この節では、Sun Java Enterprise System Application Server プラグインの使用中に発生する可能性がある一般的な問題について説明します。

タスクの実行時にエラーが発生した場合

タスクの実行時にエラーが発生した場合、次のような一般的な間違いをしていないことを再度確認してください。

変数名を確認する

プランが使用する変数セットを作成している場合、間違った変数値を入力していることがよくあります。たとえば、ドメイン名の代わりにクラスタ名を間違って入力しているなどです。

ポートが利用できない

変数セットでポート範囲を入力している場合、そのポートがターゲットホストまたはホストセットで利用できることを確認します。

アプリケーションのインストール時に起きるコンポーネントディレクトリ名前空間の問題

ユーザー独自のアプリケーションを使用する場合、com.sun.sjsas81 名前空間は無効です。アプリケーションのコンポーネントディレクトリを入力するとき、デフォルトでは com.sun.sjsas81 が選択されているため、必ず、名前空間を変更してください。

インストール時の問題

プラグインコンポーネントをインストールしようとしたときにエラーが発生した場合、sourceImage 変数が指すディレクトリに Sun Java Enterprise System Application Server の有効なインストールイメージが格納されていることを確認してください。